手で文章が書けなくなった
PCばかりを使っていると,手で字が書けなくなるね,というおはなし.
タイピングは手書き能力をダメにする?(スラッシュドット、2009年08月21日)
そのとおり.
最近の私は,PCの助けがないと,人並みに文を書けなくなってしまいました.
もともと,ちょっと長い文を書くときには,まず思いついたことをとにかく箇条書きにして,それを並び替えて文章を組み立てていく人間なので,ワープロが無いとどうにもなりません.
そのうえ,最近のPCは,短縮語からの漢字変換やら,カタカナからの英語入力やら,綴りチェックやら,誤字脱字の指摘までなんでもやってくれるので,どんどん言語能力が衰えていくばかり.
最近頼り切っているのは,PCの類義語辞典.年を取ると,日本語でさえ「知っているはずのあの単語が思い出せない!」という事が実に良くあるのですが,そんな時には類義語辞典さまさまです.
今となっては,筆やペンだけで文章を書いていた時代があったなんて,信じられません.逆に,PCなんて存在しない時代の人間から見れば,我々は退化したのかもしれませんね.
とはいっても,そのうち音声入力やら視線入力やら脳波で直接PCを操作できる未来になって,「キーボードで入力していた時代があったなんて信じられない」とか言われるのだろうなぁ.
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント