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2009.03.29

ネットで授業は融通がきかない?


 
「サイバー大学公開授業 in 北海道 ~セキュリティとコンテンツ権利保護。その新たな動き~」に行ってきましたよ。

一度も通学すること無しに大学卒業の資格がもらえるのが売りの「サイバー大学」なのに、講師がわざわざ札幌まで来て出前授業してくれるというので、ありがたく拝聴したわけです。

期待通り、川原さんのコンテンツビジネスのおはなしと、園田さんのセキュリティのおはなしは、面白いものでした。でも、合間に話された、「サイバー大学」における教育コンテンツの著作権への気の使いようのおはなしも、なかなか興味深いものだったなぁ。
 
 

普通の大学なら、講義に出席しなければそれっきりですが、講義で使われた資料の類を講義の後にコピーしてもらっても、(法律的にはともかく)特に問題ないでしょう。そもそも先生が配る資料だって、あくまで教育用ということで、あまり著作件を考えずにコピーされたものが多々あります。また、講義のノートのコピーと配布はもちろん、仮に講義の様子を録音し、さらにそれをコピーしたって、普通は咎められることはありません。

一方、インターネットのみで講義が行われる「サイバー大学」では、講義をオンデマンドで聴講する時間は自由に選択できます。しかし、教育用コンテンツの著作権については、文部科学省やコンテンツホルダーから強力な圧力があるそうで、DRMにより著作権が厳格に守られ、せっかくの映像や資料も学生がPCでコピーすることはでないそうです。さらに、一週間を過ぎると、コンテンツ自体がサーバからも消されてしまい、みられなくなります。

ネットとコンピュータを使って、先生と生徒の双方が時間と場所の制限から解放されたはずなのに、ネットとコンピュータの著作権遵守のしくみにより、かえって融通が効かなくなるというのは、ちょっと不思議な感じですね。デジタル技術と発展と著作権のせめぎ合いの縮図のようで、なかなか面白いなぁ。


 
 
ところで、サイバー大学のパンフレットを眺めていてふと思ったのだけれど。

サイバー大学に「ジャーナリズム学部」とか「科学技術コミュニケーション学部」とかがあれば、その手のスキルを身につけたい全国の社会人や主婦が殺到してきそうな気がしました。学長の吉村作治さん、どうよ。(吉村さんよりも、孫正義さんか?)
 

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