肉食マシン
おもしろい記事があったのでご紹介。なんと、生物をエネルギー源とする家電ですって!
エネルギー源といっても、生物の動きを電力に変換するわけじゃないぞ。なんと、虫やネズミをおびき寄せ、捕まえて、溶かして、微生物燃料電池の具にしてしまう「肉食家電」だ。
ハエや鼠を動力源にする肉食家電(Engadget Japanese、Feb 28th 2009)
Carnivorous Domestic Entertainment Robots(Material Beliefs)
こんな凄い(?)ものを思いついて、実際につくってしまう人間がいるんだなぁ(プロトタイプらしいけど)。ちょっと尊敬。
「ハエ取り時計」や「UVハエキラー」くらいならまだ想像力の範疇内だけど、「クモに巣をつくらせてかかったハエを横取りするマシン」なんて、いったいどうやったら思いつくんだ?
ネズミをおびき寄せて、溶かして電力に変えてしまう「マウストラップコーヒーテーブル」に至っては、もう脱帽するしかない。これ、そのまま大きくして、萌え萌えのイラストでも飾っておけば、オタクを捕食するマシンとしても使えるだろう。
それはそれとして。
たしかに、太陽光や風力などを利用できない場所(地下とか水中とか)で黙々とはたらく自律機械のエネルギー源として、生物由来の有機物は使えるかもしれない。うまく工夫すれば、生物のほうから寄ってきてくれるわけだから、エネルギー効率はかなり良いだろう。
で、文明が滅びたあと、進化して地上に出てきたこれらの肉食マシン達が、生き残った人類を狩りはじめるわけだな。
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コメント
うおぅ、萌えるマシンだ。
意外に早く実用化されたりして。食品工場とか、殺虫剤や殺鼠剤が使えない場所では需要があるような。ネオハエ取り紙として、数年後には…。
しかし、進化した肉食マシン達は己の業の深さに悩み、ベジタリアンになったりするわけだ。
投稿: 日本酒おやじ | 2009.03.04 04:06
コメントありがとうございます。
ゴキをほいほいとって電力にするマシンがあれば、一石二鳥ということですげぇ売れそうな気もしないでもないです。
(ゴキを大量に溶かしている途中のマシンには、近づきたくはありませんが)
投稿: sapporokoya | 2009.03.04 23:56