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2009.01.20

今日のいろいろ 2009年01月19日

実生活において、何かと「コモンズの悲劇」を実感している今日この頃。
 
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危険なエラーTop25

最も危険なプログラミングエラーTop 25(スラッシュドット、2009年01月14日)

CWE/SANS TOP 25 Most Dangerous Programming Errors(SANS)

 
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MD5

もう、暗号化やら署名方面での、MD5の寿命はつきたということでいいのかな。

研究者がMD5の衝突によりAuthenticodeで署名された実行ファイルを生成(ZDNet Japan、2009年1月19日)

ちなみに、MD5が開発されたのは、1991年だそうです。長寿なのか短命なのか。

MD5(ウイキペディア)

 
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しーげーと

Seagate社製HDDに致命的な不具合だそうです。

Seagate社、自社製HDDの不具合を認める(スラッシュドット、 2009年01月18日)

Seagate製ハードディスクのファームウェアに致命的な不具合、起動不能・アクセス不能になることが判明(GIGAZINE、2009年01月18日)

セキュリティホール memo 20090119

 
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情報流出で家庭崩壊

会社に潜む情報セキュリティの落とし穴:Winny利用の果て——家族崩壊した銀行マンの悲劇 (ITmedia、2009/01/13)

よくできたお話し。

 
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情報流出の危険行為

貴方がWinnyやShare『つこうた』しなくても情報漏洩させる10の危険行為(秒刊SUNDAY、2009年01月13日)


 
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Winnyによる流出ファイル

Winnyにおける流出ファイルの流通寿命と共有数(高木浩光@自宅の日記、2009年01月17日 )

故意による放流と過失による流出、Winnyにおける拡散速度の比較(高木浩光@自宅の日記、2009年01月11日)

いいかげん流通させている輩を罰せないか(高木浩光@自宅の日記、2009年01月11日)

 
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DNSキャッシュポイズニング対策

DNSキャッシュポイズニング対策(IPA、2009年1月14日)

 
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なんでもかんでも環境破壊

われわれはGoogleで検索するたびに地球を破壊しているのか(TechCrunch、2009 年 1 月 12 日)

こんなことを気にする人は、生きることをやめるしかないかも。

 
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表計算30才

人類の偉大な発明のひとつ、表計算ソフトが生まれてから、今年で30年だそうです。

表計算ソフト30歳おめでとう!(スラッシュドット、2009年01月15日)

どうでもいいけど、最初の Microsoft Excel は MAC専用だったことを、最近の若者は知らないかもしれないなぁ。

 
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SCO

あのSCOが、ついにUNIXから手をひくらしい。

SCO、破産保護状態からの脱出を目指し UNIX 事業を競売へ(スラッシュドット、2009年01月16日)

一応、SCOといえば、XenixやらUnixWareやら、PC-UNIXの世界では伝統ある会社……だったはずなのですが。

いつのまにやら、UNIXに関する権利を一方的に主張し、誰でも彼でも訴えまくる、訴訟ビジネスが本業となってしまいました。そして、一銭も得ることができないまま、気付いたら破産。結局、IBMやNovell 等を訳のわからない裁判に巻き込み、世界中のLinux開発者・ユーザから大きな憎悪を買っただけで、いったい何がしたかったのか、いまだに謎だったりします。

でも、長い裁判の間に、Linuxを不倶戴天の敵とするマイクロソフトから莫大な資金が流れていたという噂もあります。マイクロソフトからすると、SCOは、Linux陣営に送り込んだ刺客、あるいは単なる鉄砲玉だったのかもしれません。結局、ゲイツの野望は失敗に終わったわけですが。

 
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人付き合い能力養成講座

ドイツの大学で、オタク向けの人付き合い能力養成講座がおこなわれるそうです。

ポツダム大学、オタクに向けた人付き合い能力養成講座を開講(スラッシュドット、2009年01月14日)

ポツダム大学のスポークスマン曰く「学生が私生活でも仕事でも成功するよう、必要なソーシャルスキルを身につけさせたい」とのことで、学生が円滑な社会人デビューを果たすことを目的としてこの講座が設置された。講師には作家であり、ラジオパーソナリティとしても活躍するPhilip von Senftleben氏を呼んでおり、修士課程の学生440名が受講予定とのこと。

授業ではボディランゲージ、パブリックスピーキング、ストレスマネジメントやプレゼンスキルの習得に加え、なんとパーティで好印象を与える方法や、気になる異性へのメールの書き方、そして断られた時の対処法などもカバーされるそうだ。

余計なお世話だと思う。人付き合が苦手な人間に無理に人付き合いをさせようとするのは、例えばPCが苦手な人間をプログラマーにしようとするくらい、時間の無駄でしかない。社会的な大きな喪失と言ってもいいだろう。

そんな時間があったら、できるだけ人付き合いしなくても良い職を斡旋するべきだとおもうぞ、大学は。

 
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消防用レイバー

かっこいい!

東京消防庁の出初式に双腕消防車両が登場(RobotWatch、2009/01/08)

脚のかわりにタイヤがあるだけで、これはもう「レイバー」といっても良いだろう。


 
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ドライアイ

ドライアイに悩む人、必見。

「どこがキズものだと言うの!」——池田理代子さんのイラストで「ドライアイ日記」(ITmedia、2009年01月13日)

参天製薬は1月13日、漫画家の池田理代子さんのイラストを使って、ドライアイの症状や治療法を紹介する動画「ドライアイ日記」を公開した。

ドライアイ婦人の声は「銀河鉄道999」のメーテル役で知られる池田昌子さんが、眼科医の声は「機動戦士ガンダム」のシャアなどを演じた池田秀一さんが担当した。

ここ
ドライアイ日記

 
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アルゴリズムと音楽

各種ソートのアルゴリズムを、音楽にしてしまった人がいます。

ソートアルゴリズムの可聴化 (ならば、2008-12-21)

個人的には、バブルソートの音が、いかにもCPUが頑張っている感じがきこえてきて良いな。

もともと計算機科学と芸術は相性がいいと思う。アルゴリズムとかデータ構造とかは、音楽で言えばコード進行みたいなものか。

 
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低周波で風車病?

風力発電、近所で頭痛・不眠 環境省、風車の騒音調査(asahi.com、2009年1月18日)

 愛知県田原市の久美原風力発電所から350メートル離れた場所に住む大河剛さん(40)や家族が体に異変を感じたのは07年1月、風車が動き始めてすぐだった。体がしびれ、頭が揺すられるような症状が続いて眠れない。風車から遠く離れると楽になり、家に戻ると苦しくなった。

 騒音を測ってもらうと、低周波音で家が振動しているのが分かった。「健康には影響がない」と言われたが、一家はアパートを借り、夜になると避難している。地元では「風車病」と呼ぶ人もいる。

 
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センター試験とバイオ

平成21年度センター試験(本試験)の現代社会 おもしろい問題見つけた(やさしいバイオテクノロジー、2009/01/18)

「バイオテクノロジーを用いて作り出された農作物などが、生態系に悪影響を及ぼしかねないと指摘されている」

この文章は、センター試験的には「適当」なのだそうです。

うーーーーん。

 
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IPCC支持派vs懐疑派 メール討論

エネルギー・資源学会のサイトに、メール討論が掲載されています。

IPCC支持派の江守正多vs懐疑派4人の構図。いろんな意味で興味深い。必見。
 
 


2009年1月号「エネルギー・資源」 新春e-mail 討論
地球温暖化:その科学的真実を問う 本文掲載!!

エネルギー・資源学会

このてのものは、なんとなく江守さんを応援したくなる今日この頃だったりします。
 
 
おまけのマスコミ報道
地球温暖化:主犯は? 人間活動VS自然変動 5研究者、学会誌上で討論(毎日jp、2009年1月12日)
 

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