アラレちゃんの眼鏡.長門有希の眼鏡,PCのウイルス対策ソフト
ロボットである則巻アラレちゃんは,なぜ眼鏡をかけているのか?
ロボットなんだから,十分な視力が得られるように設計の段階から考慮するのが普通でしょう.
また,もし完成してから十分な視力が得られないことが判明したのなら,眼鏡をかけて矯正するのではなく,目玉を改造するのが普通です.
ちなみに,ウイキペディアによると,
また、チャームポイントとして眼鏡をかけているが、これは「ロボットなのに眼鏡をかける」という作者のシャレ的発想によるもの。Dr.スランプの登場人物 則巻 アラレ(ウイキペディア)
だそうで,作者はわかっていてやっているのですが,ここはヤボを承知であえてつっませてもらいました.
眼鏡っ娘のアンドロイドというと忘れてはいけないのが,銀河を支配する情報統合思念体の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースこと,長門有希ちゃんです.
こちらも,人類からみれば神に近い万能の情報操作能力をもっているのですから,本来は眼鏡に頼る必要はまったくないはずなのですが,文芸部っぽさを醸し出すためにあえて眼鏡をかけていたようです.
実際,気になる男の子に「眼鏡をしてない方が可愛い」と言われると,あっけなく眼鏡をやめてしまったわけで,得意の情報操作で自分の視力そのものを矯正してしまったのでしょう.……僕は眼鏡をしていた方が可愛いと思うけどなぁ.
さて,眼鏡っ娘の話はこのへんにして.
なにが言いたいかというと,「ウイルス対策ソフトを導入したPC」というのは,「眼鏡をかけたロボット」と同じだよなぁ,……なんて思うのは,僕だけなのかなぁと.
「人型ロボットの視力が悪い」というのは,ほとんどのユーザにとって脆弱性となる問題でしょう.製造物として,何らかの対処が必要です.ここで,「眼鏡をかけよう」という発想になるのは,はたして正しいのですかね?
どう考えても「目玉の設計を修正しよう」が,製造物としてあるべき姿だと思いますよね.
そりゃ,アラレちゃんの眼鏡は確かにシャレが効いていたし,長門は眼鏡かけていた方が絶対に可愛いのはたしかですが,それはちょっと特殊でマニアックな意見に過ぎません.
あらゆるユーザが利用する大量生産の製造物において,あきらかな脆弱性が存在するのなら,設計段階から対処するのが当たり前だと思うけどなぁ.
どうして,OS自体にウイルス対策機能が組み込まれないんだ? なぜ,ウイルス対策ソフトを別に購入しなきゃならないんだ? 不思議だなぁ.
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