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2008.02.29

消費者主権と市民主権

この世で一番偉いのは誰かというと、まちがいなく消費者でしょう。

この世の中は、消費者が求める物で溢れています。消費者が求める物しか無い、といってもいいかもしれません。

安い物、健康的な物、心地よい物、そして最近のトレンドは地球環境に優しい物かな? ……とにかく消費者は、何も考えず、他の消費者のことすら考えずに、一方的に欲しい物を求めます。そして、市場はそれに答えます。楽なもんです。消費者が欲しがりそうなものを提供すればいいのですから。

消費者が「安い物が食べたい」と求めたら、嘘の肉や産地を偽装した食品を提供すれば、何も考えずに買ってくれます。消費者自身が「なぜ安いのか」なんて考えることはありませんから、たまに内部告発で捕まる業者がいても、業界全体としてはたいしたリスクではありません。それがもとで国内農業が壊滅して自給率が下がったとしても、なんせ消費者が求めることですから、仕方がありません。

消費者が「安全なものが食べたい」と求め始めたら、無農薬○○とか有機○○とか食わせておけばオーケーです。自然の物の方が健康にヤバイ場合もあるとか、そんな農業は環境負荷も高くなったりするかもなんてことは、どうせ消費者は考えません。消費者は一方的にサービスを求め、他の消費者の事なんて考えず、提供されたサービスをただ消費していればよいのです。

国や自治体が国民に対して提供しているものを「政治サービス」とか「行政サービス」と考えると、この分野でもやっぱり消費者が最強です。これは選挙とか世論とか民主主義という名の市場システムがある限り絶対の原則です。例えば、消費者が「税金は今のままでもっと充実した医療が欲しい」と求めたら、それは政治サービスとして提供されなければなりません。医者達には劣悪な労働環境で24時間働いてもらいましょう。
 
 
でも、あたりまえのお話しですが、消費者が強いのは、需要と供給がある一定のバランスを保っている場合だけです。上の例で言えば、政治サービスの分野では消費者が強いのですが、医療サービスの面ではいまやバランスが大きく崩れてしまいました。高齢化と共に増加する医療の需要と比べて、医者の数、すなわち医療サービスの供給は減り続けていますから、消費者の立場はあまり強くはありません。医療サービスは客を選ぶことができます。というか、客を選ばないと医者が過労で死にます。雪崩をうったような最近の地域医療の崩壊は、自分の立場がわかっていない傲慢な消費者と、そんな消費者に媚びる政治サービスのおかげだといえるでしょう。最終的に困るのは、もちろん消費者自身です。
 
 
民主主義を正しく運用するためには、主権者である市民は、政治サービスの単なる消費者であってはいけないのです。なんたって主権者なんですから、刹那的に欲しい物を脊髄反射で求めるだけでなくて、その周辺のこともよく考えて、他の主権者と話し合ったうえで、最終的に自分たちが幸せになれるような政治を求めなきゃ。

これは政治サービスの場合だけではなく、食品の提供サービスでも、医療サービスでも同じです。われわれは、サービスを要求し消費するだけの単なる消費者ではなく、民主主義を実践できる市民でなければなりません。
 
 
ならば、単なる消費者を市民に成長させるにはどうすればいいかというと、……消費者自らが目を覚ます事は難しそうですねぇ。長期的にも短期的にも教育・啓蒙しかないんだろうな。でも、そんな教育・啓蒙サービスに対する消費者ニーズは存在しないわけで、……どうしたものでしょうねぇ?
 

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2008.02.27

貧乏サラリーマンの確定申告

確定申告というものを、生まれて初めてやってみようと思いたったわけです。

昨年は、ちょいとばかり医療費がかかったので、すこしでも税金を返してもらおうかな、と。

あと、会社の給料以外に、ほんの少しですが印税などもいただいたので、あとから区役所に「住民税払え!」と請求されるのもめんどくさいもので。
 
 
ところが、サラリーマンの多くがそうであるように、僕も確定申告なんてまったく初めての経験ですから、なにをどうやればいいのかさっぱりわからない。源泉徴収票やら支払調書やらの束と、病院や薬局の領収書の束を並べて途方にくれることしばし。とりあえず、インターネットに便利なサイトがあるという話をきいたので、ググってみたわけです。

で、ググった結果の「国税庁のホームページ」から「確定申告書等作成コーナー」をクリック。指示されたとおりいくつか数字をいれていくと、あら簡単。あっという間に提出書類が完成してしまいました。よくできてるシステムだ、これ。しかも、計算の結果。なんと8000円ほどの税金が戻ってくるようです。

あとは、印刷してハンコおして税務署に行って窓口のおねいさんに手渡して終了。簡単です。簡単すぎ。……ホントにこれだけで良かったのかなぁ? 中身については何も確認されなかったけど、まさか計算違いとかあって、あとから「脱税だ!」とマルサが乗り込んで来たりしないだろうな? マルサはともかく、記入漏れくらいは絶対にありそうな気がするけど。
 
 
実は、確定申告するのって、長年の夢だったんですよね。いい経験になりました。「俺は税金を払っている」と実感できますから、普通のサラリーマンにも確定申告を義務づけてしまえばいいのに。

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2008.02.26

今日のいろいろ 2008年02月25日

いろいろ
 
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オンライン生活

日本のネットユーザのセキュリティ意識は、他国と比較して低いのだそうです。


シマンテック、『ノートン・オンライン生活レポート』第 1 号を発行オフラインからオンライン活動への移行が世界的に加速、子供へのリスクも指摘(Symantec 2008 年 2 月 21 日)
 
まさか自分は被害に遭わないだろう」が日本のネットユーザーの意識に?(INTERNET Watch 2008/02/21)

日本のネットユーザー、セキュリティ対策は「最低」――シマンテック調査(ITmedia 2008年02月21日)

日本は、セキュリティソフトをインストールしているユーザーが世界8カ国中最も少なかった。フィルタリングソフトを導入するなど、子どもがネットを利用する際に何らかの対策を取っているユーザーの割合も、日本が最低だった。

どの程度信憑性があるのかはわからないけれど、日本のユーザの意識が低いことだけは確かだと思う。
 
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社内は無法地帯

社員によるアクセスの管理に、どこの会社も苦労しているようです

社員のアクセス管理は「無法状態」――組織の分散化が原因?(Computerworld 2008年02月07日)

企業の社員は過度なアクセス権を与えられており、経営陣は、無法状態に陥った社員らのアクセスを抑制する難題に挑んでいるという。

 
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HDDデータ消去に関するガイドライン準拠製品

HDDデータ消去に関するガイドライン準拠製品が発表(PC Watch 2008年2月19日)

有限責任中間法人 中古情報機器協会

 
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PCIDSS

クレジットカード会社が策定した情報システムのセキュリティ規準「PCIDSS(PCIデータセキュリティ基準)」について。

全セキュリティ・パッチを1カ月で適用,それがPCIDSS対応の難しさだ(ITpro 2008/02/18)

PCIデータセキュリティスタンダード(ウイキペディア)

 
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カギかけたっけ?

鍵をかけたかどうかを記憶してくれる鍵(デジマガネット )

「あれ、そういえば鍵かけたっけ?」出かけてからそう思って家に引き返した経験がある方はいるだろうか?私はしょっちゅうだ。

私もしょっちゅうだ。

 
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電磁波と健康

電磁波の話:いきなり結論?(ぷろどおむ えあらいん 2008/02/07)

送電線や家電から発生するレベルの電磁界については,少なくとも現段階までの研究ではほとんど全否定されております。

……だそうです。

 
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重力発電

バージニア工科大学の学生、画期的な「重力電灯」を発明( Technobahn 2008/2/21)

「グラビア(Gravia)」と名づけられたこの円柱状の形をしたフロア・ランプ。内部に重りとLED電球がセットされており、この重りが重力の力で徐々に下がっていく力を使って発電し、その電力を使ってLED電灯を燈すというメカニズムが組み込まれている。

 重りを48インチ(約122センチ)の高さの位置にセットすると重りが最低部まで到達する約4時間に渡って40ワットの白熱電球の明るさに等しい600〜800ルーメンの明かりを燈すことができるなど、実用性も十分。

おそらく実用性は皆無だろうが、なかなか格好いい。
 
 
重力を電源とするエコランプ(スラッシュドット)

#今日入力したエネルギが, つっかい棒しとけば, 200年後にもとりだせるって

#けこうすごくね?

#1301625


たしかにすごい。センスオブワンダー。

 
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右翼も左翼も遺伝子できまる?

保守派かリベラル派か、遺伝子が決定要因に?(CNN.co.jp 2008.02.17)

嘘くせー。
 
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衛星撃墜

命中したらしい。

Defense Department: Navy missile hits dying spy satellite(CNN)

続報:米スパイ衛星迎撃の日時(スラッシュドット)

Navy Missile Likely Hit Fuel Tank on Disabled Satellite(U.S.DEPERTMENT OF DEFENSE Feb. 21, 2008)

ミサイル防衛って、戦略的・政策的な意味しかなくて、実戦で命中するはずがない……てな感じで、まったく信用していなかったんだけど。事前に予定が公表され、絶対に成功させなければならないミッションで、実際にきちんと成功させてしまえるというのは、それなりに完成したシステムなのかもしれない。

 
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新型インフルエンザ

インフルエンザをただのカゼだといって危険性を軽視したり、タミフルやワクチンを無駄だという人もいるようだが、おそらくそれは間違いだ。

発生は時間の問題、「21世紀のペスト」(日経BP SARETY JAPAN)

なぜ鳥インフルエンザがそこまで恐れられているのか ―― それは鳥インフルエンザが「ただの風邪」ではないからだ。いや、それどころか「冬に流行するいつものインフルエンザ」ですらない。
新型インフルエンザはただの風邪ではない。以前本欄でも取り上げた新型肺炎(SARS)どころではない危険性を秘めている。それはひとたび世界的な流行になれば第二次世界大戦ほどの死者がでるであろう、「いまそこにある危機」だ。

 
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もうひとつ新型インフルエンザの話題

ネットでの情報収集の重要性のお話し。

パンデミックと語学、報道(ESPIO 2008.02.19)

 英語で流れない事件は「なかったこと」になってしまうのである。  英語で流れないくらいなので、もちろん、日本国内のメディアは完全無視である。

 思うに、パンデミックそのものも、こういう曖昧な形で始まるのではないか。何か切っ掛けとなる事件があって、パンデミックが宣言されるのではなくて、確認したら「実はもう始まっていました」という具合に。 気付いた時にはもう終わっているという具合に。
 だから、政府機関はどんな小さな情報でも、鵜の目鷹の目で一件も残らず追跡しなければならない。あらゆる言語の情報を精査しなければならない。

逆に言うと、英語以外の情報も注意深く追跡していれば、ネットからでもかなりの情報が得られるということかな。

 
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麻疹

木村太郎談「はしかで死ぬ人よりもワクチンで死ぬ人が多い」 (内科開業医のお勉強日記  2008-02-25)

木村太郎の言ったことが正しいのか嘘なのかどうかは僕はわからないが、番組の後でまったく目立たないかたちで訂正するというのは、いただけない策だと思う。自分の意見が正しいとの自信があるのなら正々堂々とワクチン廃止を主張すればいいし、間違いだったのならもっときちんと訂正するべきだろう。国民の命に関わる報道なんだから。

 
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もうひとつ麻疹の話題

日本の前近代(その2) リトルリーグ・ワールドシリーズで日本代表の選手が麻疹をアメリカで拡散する原因に→訂正・追記あり 7月末に麻疹に感染した兄弟には麻疹の症状が出ていたのに強行出発 保護者はアメリカで高額の損害賠償請求訴訟を起こされる可能性あり(天漢日乗 2008-02-22)

これは大人が悪い。 昨年のリトルリーグワールドシリーズが開催されたのは、8月中旬〜下旬にかけてなのだが、日本で感染して渡米したのは間違いない。12歳の子どもが麻疹に感染しているのは  学齢前に2回の麻疹ワクチン接種を行っていなかったから だ。 また、  世界一決定戦だから、多少体調が悪くても、行けないとかわいそうだから連れて行こう という、大人の勝手な判断があった可能性もある。 その結果  リトルリーグの日本代表が、麻疹をアメリカで拡散したという汚名を被る、さらに不名誉な事態 に陥ったのだ。

 
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HD DVD 終息

東芝、HD DVDからの完全撤退を発表(スラッシュドット)

HD DVD事業の終息について(TOSHIBA 2008年2月19日)

規格を統一できなかったことに対する批判もあるようだけど、複数のメーカーが複数の規格で張り合うことは、消費者にとって悪いことばかりじゃないと思う。任天堂とソニーがゲーム機で張り合っているのを、「複数の規格のせいで消費者の負担になった」という人はいないよね。

 
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誤報

朝日・共同、MS社「ソースコード公開」と「誤報」(Yahoo! ニュース 2月22日)

なぜ?
 
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不当啓発撲滅!

自分の権利ばかりを主張するために、平気で嘘をつく人がたくさんいる世の中。

不当啓発撲滅キャンペーン(日本違法サイト協会)

著作権法上認められている行為について「処罰される」などと虚偽の説明をし、結果として財産上不法の利益を得た場合、刑法上の罪に問われる可能性があります。

例えば、次のような行為は著作権法上合法です。
レンタルした(コピーガードのない)音楽CDをCD-Rに複製したり、コンピュータに取り込んだりして、返却後も利用する行為
コンピュータソフトウェアのバックアップを、原製品を保有したまま取っておく行為
街角の建物を写真に撮り、無料で閲覧できるブログで公開する行為


 


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2008.02.25

屋根の雪下ろし発電

雪かきに消費されるエネルギーをなんとか有効利用できないものか?

ここ数日の大雪で、雪かきに追われ、全身筋肉痛にさいなまれた北海道民の多くは、こんな事を考えていると思われます。

でも、ただの雪かきは、雪の質量を水平に移動しているだけで、物理的な意味での仕事をしていませんから、このエネルギーを他のことに利用することは難しそうです。全身の筋肉痛を代償にして雪かきに費やした莫大なエネルギーは、大自然にとっては全く無駄なエネルギーなんですな。やれやれ。
 
 
ならば、屋根の雪下ろしならどうでしょう。

例えば、うちの鉄骨製ガレージはちょっと古いので、今年既に3回雪下ろしをしてやったのですが、雪を地面に投げ降ろす際の位置エネルギーなら、他の事にも利用できるかもしれません。

ちょっと計算してみましょう。
 
 
積雪の密度は、約200kg/立方メートルくらいだそうです。1立方メートルの雪といえば、ママさんダンプ10杯分くらいにはなりそうですから、実感としてまぁそんなもんですかね。

仮に、RV2台収容可能なガレージの屋根の大きさを、きりのいいところで10平方メートルとしましょう。雪下ろし一回あたりの積雪量を1mとすると、雪下ろし一回で排除した雪の総質量は実に 2トン にも達します。

屋根の高さを2mとして、雪下ろし一回あたりに消費した雪の位置エネルギーは 2000kg × 9.8m/s2 × 2m 。たとえば、落とした雪で水車みたいのをまわしたとして、発生するエネルギーは約40kJ。凄い!……のか?

ちなみに、ウイキペディアによると、1馬力・1分間のエネルギーが45kJくらい。同様に、1グラムのガソリンを燃焼させたときに放出されるエネルギーが約50 kJくらいだそうです。

あれだけの筋肉痛との引き替えに発生したエネルギーが、わずか1グラムのガソリンにも匹敵しないとは!
 
 
……ていうか、山に積もった莫大な雪の位置エネルギーを集めて電力に変換しているのが水力発電なわけで、大自然の力って偉大だなぁ。
 

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2008.02.24

HDDの暗号化を解く

ちゃんと認証され、さらにディスクの全体が暗号化されているPCでも、データをぶっこ抜かれる可能性があるのですって。
 
 
情報漏洩防止のため、PCのディスク全体を暗号化するのは、最近の企業ではごくごく普通に行われています。

PCを落としたり盗まれてしまった場合、普通はパスワードとか指紋とかIDカードとか起動のための認証があって、中のデータが守られます。でも、ディスクだけ取り外して解析されてしまったら、PCやOSの認証なんて意味が無いわけです。そのために、ディスクの中のデータ全体を暗号化してしまうわけですな。

問題は暗号化のためのキーです。それが知られてしまうと、外部からディスクを読み取ることが可能になります。しかし、普通に正規にPCを利用しているとき、メモリのどこかに必ず暗号のキーが保存されているはずです。もし仮にそれを知ることさえできれば、外部からでもディスク暗号を復号できるはずです。

で、ここで紹介された手法は、運良くさっきまで電源が入っていたPCを手に入れたら、パスワードなんて関係なく、いきなりメモリを急速冷凍してPCから物理的にひっこ抜くわけだ。普通は、DRAMメモリ内のデータは、PCから取り外して電源が無くなればすぐに消えてしまう。しかし、冷凍することによって、電源を切ってもメモリ内の記憶素子の電荷が長持ちする。その隙にメモリを他のPCにさして中のデータを解析、ディスク暗号化のキーを取り出す。で、そのキーを使って、外部からディスクを復号してしまおうというもの……でいいのかな?
 
 
プリンストン大学,電源を切ったPCからHDD暗号鍵の取り出しに成功(IT pro 2008/02/22)
ほとんどのHDD暗号化を解いてしまうというデモ(Geekなページ 2008/2/22)
DRAMに残った情報からディスクエンクリプションを解く(スラッシュドット)
Cold Boot Attacks on Disk Encryption(Freedom to Tinker February 21st, 2008)

Lest We Remember: Cold Boot Attacks on Encryption Keys(Princeton University)


対策としては、PCを持ち運んだり利用しないときには、サスペンドではなく完全に電源を切ることかな。でも、ノートPCって、一見して電源が切れているようで、実は切れていない状態にあることも多いので、なかなか悩ましいかも。
 

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2008.02.22

年寄りとWiiの親和性、そして任天堂の凄さ

何が凄いって、うちの実家の推定年齢70に近い年寄り夫婦が、いつのまにやら Wii フィットを使いこなしていて、たまに顔を見にいくと「ういいのやり過ぎで身体が痛くてねぇ」などとうれしそうに語ることだな。

テレビに繋いでやったのは僕だけど、遊び方を教えた覚えはまったく無いのに。

もちろん説明書なんか読まないし、ビデオや携帯すら操作できない典型的な年寄りなのに、それでも直感的に操作を理解できる機械ってのは、なかなか作れないと思う。ホント、任天堂はすげぇな。
 
 
そもそも、Wii を突然ほしがった理由は、近所の茶飲み友達(ばばぁが4人集まって麻雀をしていたらしい)から、Wii を始めてから身体の調子がよくなったという話をきいたことがきっかけだそうだ。おそらく、近所つきあいできるくらいの年寄なら、ほとんど問題なく Wii 使えるんじゃないかな?

身近に家に閉じこもり気味の年寄りがいて、ボケや寝たきりになるのが心配な人は、Wii フィットを買い与えてやるといいかもしれませんよ。いや、冗談じゃなく、マジで。

今度、ネットに繋いでやろうかな。どう使うのかが楽しみだ。
 

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2008.02.21

CPUとメモリとタスクバーが、セキュリティに食い尽くされる!


職場のPCで、なにもアプリを起動していない状態なのに、ふとタスクバーをみると、なにやらカラフルなアイコンがいっぱい並んでいたりする。
 
 
ウイルス対策ソフトは、ちょっとファイルに触る度に律儀にスキャンしてCPUを食い尽くすだけでなく、一日数回どでかいパターンファイルを強制的にぶっこまれ、ネットワーク帯域まで食い尽くす。
 
情報漏洩防止のための暗号化ソフトも同様で、ちょっとファイルをいじくる度に、CPUをつかって律儀に暗号化と復号をくりかえす。ディスク全体を暗号化するタイプの場合は、PC起動時からパワー全開だ。
 
ファイルのコピーや移動や印刷をしようとするたび、サーバにその行為の可否を問い合わせてログを残す証跡管理ソフトの負荷も、侮れない。
 
いつのまにやらWindowsの巨大なパッチを取り込んでくれるWSUSの負荷もなかなか迷惑。なによりも、とつぜん再起動を求めてきたりして鬱陶しい。
 
遠隔操作ソフトに至っては、頼みもしないのにPCの環境を勝手に走査したあげく、インベントリ情報を勝手に社内管理者に送りつけやがる。たまに、社内管理者の命令で、強制的にプログラムをインストールしに来るし。
 
さらに、ちょっと席を離れる度に、IDカード認証や生体認証のソフトが認証を求めてくるのはめんどくさいぞ。
 
 
一体全体、どれだけCPUとかメモリーのリソースを捧げれば、代償として十分なセキュリティを得られるんだ?

あくまでPCは仕事のための物であり、セキュリティのためにPCをつかってるわけではないのだが。こまったもんだね。
 

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2008.02.19

燃費について二題

いろんなものが移動する際の燃費について、おもしろい記事を読んだので、ふたつほどご紹介。どちらもちょっと古い記事ですが。
 
 
まずは乗り物の燃費。

昨年、ベストカーという雑誌で、いろんな乗り物の燃費についてまとめられていたそうです。
リッターナンボ(うさぎのしっぽ(仮))

これによると、例えばモータースポーツの双璧
F1の燃費は 1.45km/L
WRCでは 2km/L
意外と普通の数字ですね。

飛行機の燃費も計算されています。
旧海軍の零戦 4.2km/L
航空自衛隊のF15 52m/L
ボーイング747-400 61m/L
ゼロ戦の燃費の良さにびっくり。そして、レシプロとジェットでは桁がふたつも違うのね。

軍用艦はでかいだけあって、さらに桁が違ってきます。
伊400型潜水艦 6m/L(潜行中)
戦艦大和 2m/L
米海軍の通常動力航空母艦キティホーク 1m/L
リッター1メートルってのは凄いな。

ロケットになるともっと凄い数字。
H2-Aロケット 75cm/L
スペースシャトル 7.5cm/L
重力の井戸から脱出するためには、膨大なエネルギーが必要なのね。
 
 
もうひとつ別の話題。いろいろな生物や乗り物のエネルギー効率の計算例がありました。

人のエネルギー消費量(自転車探険!)
犬の運動効率について(医学都市伝説)

以下の数字は「自分の質量1kgあたりを1km移動するのに要するエネルギー」で、単位はkcal/kg・km。数字が小さいほど効率がよくなります。

これによると、
自転車が 0.15 でもっとも効率が良く、以下
馬 0.58
旅客機 0.6
人 0.75
自動車 0.82
犬 1.5
バッタ 5.5
ハチ 16
だそうです。

あくまで自分自身の質量と使用エネルギーだけの計算らしく、ペイロードとか代謝量についてはどんな計算されているのかわかりませんが、犬よりも車、人よりも旅客機の方が効率が良いというのは、かなり意外な数字。ついでに、昆虫型の改造人間は、普通の人間の10〜20倍も効率が悪くて、食費が大変そうだなぁ。
 
 
コンピュータの計算速度と使用電力の一覧とか、どっかにないかな?
 

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2008.02.18

私を番号で呼ぶな! 私は自由な人間だ!!

どうでもいいことですが。

何気なくテレビ東京系のスポーツニュースを見ていたら、日本ハムの中田翔(背番号6)を取り上げていて、そのシーンのBGMがどこかで聴いたことのある音楽だったわけです。

で、脳髄の奥の奥から記憶を引っ張り出して無理矢理思い出したところ、そのBGMは、おそらく「プリズナーNo.6」のテーマソングだったと思われます。サンダーバードで有名なイギリスITC製作のTVドラマ。日本で放映されたのは1969年、「私を番号で呼ぶな! 私は自由な人間だ!!」の台詞で有名なドラマですね。

これは、中田君の背番号と「No.6」をかけているわけだな。さりげなくこんなマニアックなネタをもってくるとは、やるなTV東京! しかし、全国で一体何人が気づいたんだ、これ。(ひょっとしたら僕が知らないだけで、野球の背番号ネタとしては良くあるネタなのかもしれませんが)

プロ野球の場合、背番号が名前よりも知られるようになってこそ一流選手だと思います。「話題先行ルーキーの中田君」から、「日ハムのNo.6」の代名詞となれるよう、がんばってくれや。
 
 
さらにどうでもいいことですが。

僕の大好きな島津冴子さんが声優をやっていた機動戦士Zガンダムのヒロイン「フォウ・ムラサメ」さんは、連邦軍の強化人間開発に携わるムラサメ研究所の4番目の検体であったため、「フォウ」と呼ばれていました。

彼女は、自分が番号で呼ばれることを嫌悪しており、失われた本名と記憶を求めながら、連符軍にいいように利用されるわけです。泣けますねぇ。
 
 
さて、プリズナーNo.6といいフォウムラサメといい、自分を番号で呼ばれることを極度に嫌がっていたわけですが、これは一般的な感覚なんですかね? 僕は別に、名前でも番号でも、時と場合に応じた呼ばれ方で全然かまわないのだけど。

番号といえば、ちょっと前に話題になった「国民総背番号」ですが、なぜか反対が多くて実現していません。でも、反対意見のほとんどは「番号で呼ぶな!」といった感じの情緒的なもので、なぜ番号がだめなのかいまいち理由が曖昧な意見が多かったような気がします。

現在の年金制度の大混乱を見てもわかるように、一億人もの国民へのサービスを公平正確に実行しようと思ったら、国民ひとりひとりになんらかのインデックスを貼り付けるのは必然だと思うんだけどなぁ。これは、システム屋の多くは同意してくれると思う。

ただ、最大の問題はプライバシー。税金や保険の記録、病歴やら犯罪歴まですべての個人情報がひとつの番号で名寄せできてしまう社会ってのは、たしかに怖い。どんな対策をしても、この問題を完全に排除することは不可能だと思う。

だけど、それでも、年金や保険をきちんと公平にもらえる仕組みをつくる方が大事だと思うな、僕は。ごまかした奴が得する社会はよろしくない。それに、今だって、住基ネットの住民票コードが既に存在することを考えたら、プライバシー的に今よりも悪くなることは無さそうだし。
 
 
どうでもいい雑談が長くなってしまいましたが、この分野って、IPv6やRFIDの普及まで考えると、かなりおもしろい議論ができそうな気がしますね。


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2008.02.17

今日のいろいろ 2008年02月16日

雪かきしすぎで、身体中が筋肉痛。

メモがたくさんあります。
 
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政府機関の情報セキュリティ対策

内閣官房 確定 「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準(第3版)(まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記 2008.02.05)

「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準(第3版)」(案)に関する意見の募集の結果(内閣官房情報セキュリティセンター 2008年2月4日)

ついでにこれも
内閣官房 パブコメ 「政府機関の情報システムにおいて使用されている暗号アルゴリズムSHA-1及びRSA1024に係る移行指針」(案)(まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記 2008.02.05)

関係ないけど、おまけ
米国政府のぜい弱性対策に関する取り組み 〜CPE〜(IT pro 2008/02/12)
 
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コンテンツフィルタリング

フィルタリングソフトなんてろくでもないことは世界的には常識(崎山伸夫のBlog 2008/02/07)

セルフレイティング強制法案が提案されているんだけど(崎山伸夫のBlog 2008/02/07)

 
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逆チューリングテスト

アカウントを新規取得するときや、ブログにコメントするときに出てくる、歪んだ文字の画像を読ませて入力させる仕組みをCAPTCHAといいます。あれは、歪んだ文字を目で見て判別できるのは人間だけということで、悪の自動プログラムによるアカウント自動取得を排除するための仕組みなのですが……。

CAPTCHA破りサービス登場?(スラッシュドット)

Live Mailのキャプチャを破るボットが登場、不正アカウントを大量取得(ITmedia 2008年02月07日)

こんなのも
Yahoo!の画像認証システムがついに“陥落”?(Computerworld.jp 2008年01月21日)

参考
CAPTCHA(ウイキペディア)

おまけ
相手が人間かプログラムか見抜く技術(セキュリティ&コンサドーレ札幌 2006.02.18 )
 
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IPアドレスから何がわかるか

Wikipedia ∩ Winny で何が判るか(高木浩光@自宅の日記 2008年01月27日)

Winny媒介型ウイルスの放流元を追跡してみた(高木浩光@自宅の日記 2008年02月02日)

記事の本質とは関係ないのだけど。

IPアドレスそれ自体には個人情報はまったく含まれていない。もちろんプロバイダは特定のIPを誰が使っているのかわかっていて、令状があればそれは開示される。しかし、そんな事をしなくても、複数の記録に含まれるIPアドレスをマッチングさせるだけで、いろんな情報がわかってしまうわけだね。

RFID(無線タグ)とか、監視カメラの映像とか、それ自身に個人情報が含まれてはいない他の情報だって、まったく同じようにして、個人情報を探るためにつかえるということ。

 
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インターネットバンキングの現状

地銀のセキュリティ対策の方向性を憂う日銀の解説記事(高木浩光@自宅の日記 2008年02月11日)

インターネット・バンキングの安全性を巡る現状と課題――2007年(日本銀行 2007年12月27日)
 
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IPv6 普及への一里塚?

DNSルートゾーンに6つのAAAAレコードが追加(スラッシュドット)

ルートゾーンへの AAAA レコードの追加について(JPRS 2008/2/5)

IPv6 Address Added for Root Servers in the Root Zone(ICANN 4 February 2008)

 
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Vista いろいろ

Vista  SP1の入手は3月中旬までおあずけ(ZDNet Japan 2008/02/05)

Microsoftは新旧2つのWindowsを用意すべき(元麻布春男の週刊PCホットライン 2008年2月6日)

Windows Vista,ユーザーを悩ませる「10の厄介事」(IT Pro 2008/02/07)


 
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遺伝子組み換え

遺伝子組み換え作物を語るうえで、どれくらい重要なニュースなのかはいまいちわからないけど、一応。

フランス:米社製の遺伝子組み換えトウモロコシ、栽培禁止を発表(毎日jp 2008年2月11日)

ついでにロイター
France says extends ban on GMO crop(Reuters Jan 11, 2008)

全く読めないが、フランス政府の発表はこれらしい
11 janvier 2008 - Clause de Sauvegarde maïs OGM MON 810

 
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迷惑メール防止法

総務省が迷惑メール防止法の改正案をまとめる(スラッシュドット)

迷惑メールに罰金3000万円、上限30倍に法改正へ(YOMIURI ONLINE 2008年2月11日)



改正法案では、メールアドレスを通知されている場合や取引関係にある場合などを除き、送り先から同意を得なければ広告・宣伝メールの送信を禁止する。いったん受信の同意を得ても、途中で受信を断られれば、それ以後の送信も禁止する。

 さらに、送信者に氏名・名称、連絡先メールアドレスをメールに明示するよう義務付け、送り先からどういう形で同意を得たかの記録を保存することも求める。現行法では適用外となっている海外発の迷惑メールも、国内発のメールと同様に規制対象にする。

 アドレスなどを偽装してメールを送った場合、同意を得ない送信などで総務省から改善命令を出されても従わなかった場合の罰金が最高3000万円となる。

たぶん効果はないだろうなぁ。でも、やらないよりはましかなぁ。

 
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海上自衛隊がシンクライアント

海上自衛隊がSunのシンクライアント導入へ(スラッシュドット)

個別のPCに、ウイルス対策ソフトいれて、暗号化ソフトいれて、証跡管理ソフトいれて、リモート管理ソフトいれて、WSUSでパッチ配布して、802.1Xで認証して、生体認証をつかって、ADでポリシーを適用させて……。これをすべて管理運用すること考えたら、シンクライアントのアプローチって正しいような気がしてきた今日この頃。

いにしえのダム端末とかX端末とか、時代は繰り返すのかもしれない。
 
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セキュリティ対策の無駄

アンチウイルスの考案者からの提言:セキュリティ部門は無駄な時間を割いている(スラッシュドット)

日本の企業は、セキュリティにものすごいお金と手間をかけて「完璧な安全」を追求してしまいがちだけど、その分のお金をすこし削って「なにか起きたときどうするか」の準備にまわした方がいいような気がする。

記者会見の練習しておくとか、後始末専門のコンサルや弁護士さんや警察屋さんと仲良くなっておくとか、普段から組合と良好な関係を築いておくとか。

 
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セキュリティホールを見つけたときどうするか?

「御社のシステムにセキュリティホールを発見してしまったんだけど、コンサルタントとして契約してくれたら詳細と対応策を教えて欲してもいいぜ」

……というお話し。

セキュリティ調査と「恐喝」の差(スラッシュドット)

このニュース自体はどうでもいいけど、根本的なところで非常に興味のある分野だったりする。
 
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札幌市防犯カメラのガイドライン

発表されました。

札幌市防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン(札幌市)


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天地創造

天地創造説を支持する学者たち、論文審査のある専門誌を創刊(WIRED VISION 2008年2月 8日)

Anser in Genesis
 

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2008.02.14

マクスウエルの悪魔は人体にも潜んでいる

一本の管に、固体・液体・気体が混在しながら、かなりの圧力がかかっている状態を想像してください。

管の端には、一種のセンサーと、開閉する弁がついていて、内容物が外に漏れるのを防いでいます。弁は物理的な開閉しかできません。

さて、センサーからの情報をもとに弁の開閉を微妙にコントロールすることで、管の内容物のうち、気体だけを選り分けて外に出すことが出来るでしょうか? 出していいのは気体だけ。液体や固体が漏れ出すことは許されません。

現在の技術では難しそうですね。
 
 
ならば、弁の位置に、分子を見分ける事が出来る全能の悪魔がいると仮定すればどうでしょう。悪魔は、弁に向かって近づく分子を観測し、分子が気体の場合だけ弁を開けます。液体や固体なら弁を閉じたまま。

これならば可能かもしれませんが、熱力学の第二法則を覆してしまうかも。
 
 
……うーん、人間の「肛門」ってのはすごい機能ですねぇ。

風邪気味でお腹こわしたせいか、さりげなく腸内のエントロピーを減少させてくれる肛門という器官の高機能さを実感している今日この頃。まさに人体の神秘。たまに、気体だけを出すつもりが、液体や固体も漏れ出てくるのは、まぁご愛敬ということで。
 

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2008.02.13

月刊マイクソロソフト02月号。IE7もあるよ。ついでにapple。

今月はセキュリティパッチが大漁です。

Microsoft の2月定例アップデートは「緊急」6件など,Vista SP1導入前に必要な修正もWUで(IT Pro 2008/02/13)
マイクロソフト、2月の更新プログラム11件を公開−“緊急”は6件(Enterprise Watch 2008/02/13 )

マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS08-003,004,005,006,007,008,009,010,011,012,013)(警察庁@police 平成20年2月13日)
JVNTA08-043C Microsoft 製品における複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes 2008/02/13)

2008年 2 月のセキュリティ情報(Microsoft)
2008年2月のセキュリティリリース(Microsoft 日本のセキュリティチームの Blog 2008年2月13日)

今月は、事前通知で 12 件 (緊急7件、重要5件) とお伝えしましたが、1 件をキャンセルし、計 11 件 (緊急6件、重要5件)の公開となります。

特に「緊急」の6件は、かなりやばい脆弱性みたいです。さっさとパッチを適用しておきましょう。
 
 
ついでに、今回のマイクロソフトアップデートでは、XPに対しても IE7 が適用となります。

アップデートしたからといって強制的に IE が入れ替わるわけではなく、一応確認画面がでるようです。でも、世の中には、表示されたメッセージを確認せずに「はい」「はい」をクリックする人も結構いるので、突然 IE の見た目がかわってビックリする人も多いかも。

個人的には、 IE7 は操作性が下品で、レンダリングも遅くて嫌いなので、XPを使い続ける限りはアップデートしたくないなぁ。(IE7 が遅いような気がするのは、Vista のせいかもしれませんが)
 
 
おまけ。apple も。

マイクロソフトアップデートの影に隠れるように(実際、陰に隠れたつもりなんだろうなぁ、きっと)、apple のパッチもでましたよ。

About the Mac OS X 10.5.2 Update(apple  February 11, 2008)

Apple,複数の脆弱性を修正したMac OS X 10.5向けアップデートをリリース(IT Pro 2008/02/13)

今回対処したセキュリティ・ホールは11件で,そのうちいくつかは,攻撃者が任意のプログラムを実行してしまう可能性のある非常に深刻なものだったという。

こちらもかなり深刻なようです。こまったものだね。


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2008.02.12

インチキカーグッズ


車の燃費向上をうたうカーグッズが、公正取引委員会から排除命令を受けたそうです。

燃費向上「根拠なし」、カー用品19社に排除命令・公取委(日経ネット 20080209)

自動車の燃費向上等を標ぼうする商品の製造販売業者ら19社に対する排除命令について(公正取引委員会 平成2 0 年2 月8 日)(PDF)

こんな安っぽい物を、燃料タンクに取り付けたり、冷却水に加えたり、ましてやシガーソケットに取り付けるだけで、燃費が向上するわけないだろうに。車のマニアってのは、それなりに機械に詳しい人が多いと思っていたけど、どうしてこんなバカバカしいグッズに騙されるのかねぇ。
 
 
中には反論しているメーカーもあるようだが

自動車冷却水添加剤、「燃費向上」根拠なし 公取委判断(asahi.com 2008年02月06日)

 メーカー側は「商品にはエンジンの熱や電磁波を反射する元素結晶体を入れている。利用者からも効果を示す報告があり、実験データもある」と反論。「裁判になっても争う」と話している。一方で「なぜ結晶体が燃費を向上させるのか、解明されていない理論も残っている」とも話している。

 公取委幹部は「購入した人は、効果が出たかどうか確認するため、普段よりも気をつかって運転する。効果があると感じるのは乗り方が違うからであって、商品は『お守り』的な役割しか果たしていない」と話す。

是非、裁判になって欲しいな。
 
 
一応、上記の公取委の資料を確認すると

あたかも,当該商品を自動車の燃料タンクに混入させること等により,自動車の燃費が向上するかの ように示す表示を行っているが,当委員会が19社に対し当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ,19社は,期限内に資料を提出したが,当該資料は,当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものであるとは認められないものであった

と書いてある。公取委は燃費向上と表示する根拠になる資料を求めたが、彼らはそれを出せなかった。それだけのこと。その上で「嘘の表示をするな」と命令しているわけだ。「なぜ結晶体が燃費を向上させるのか、解明されていない理論……」などという科学的な因果関係やメカニズムは、この場合はどうでもいいのだ。

「可能性は否定しきれないはず……」とか、「今の科学では解明できない……」とか、一見公平で相対的にものを考えてしまう人は、とても知識があるいい人なんだろうけど、この手のインチキ商法にとっては餌食になりやすい、文字通りのカモになりかねない人ので、注意した方がいいかもしれません。
 
 
アレゲな人々が集うはずのスラッシュドットにすら、カモ予備軍は沢山いそうなんだよなぁ。

燃費向上カー用品16製品に「根拠なし」と排除命令(スラッシュドット)

アレゲな人でこんな状況なら、普通の人なら騙されても仕方がないかもしれないなぁ。 スラッシュドットの場合は、みんあわかってて釣ってるのかもしれないけど。そう思いたい。
 
 
おまけ

納豆菌で「カビ退治」は根拠なし 7社に排除命令(asahi.com 2008年02月06日)

カビの防止等を標ぼうする商品の製造販売業者7社に対する排除命令について(公正取引委員会 平成2 0年2 月6 日)(PDF)

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2008.02.11

光ディスクの寿命

メーカーや銘柄によりますが、DVDなどの光ディスクの寿命は、かなり短い場合もあるそうです。

DVDディスク、寿命に格差 数年から「永遠」まで(asahi.com 2008年02月09日)

 子どもの幼い頃のデジタル画像が、成人式を迎える頃には見られなくなっているかもしれない――。デジタルカメラで撮った画像を保存するDVDディスクは、製品によっては数年で劣化してデータを読み出せなくなる可能性がある。

光ディスクに限らず、USBメモリでもフロッピーでも磁気テープでも、あるいは紙でも石版でも口述による伝承でも、物理的な媒体である限りいつかは絶対に朽ち果てる。そこに記録されたデータというものは、いつのまにやら無くなってしまう。それを防ぐためには、定期的にコピーを繰り返すしかない。当たり前のことですな。


もとネタらしきものをググってみた
高信頼(長寿命・高セキュリティ)光ディスク媒体の活用システムの開発に関するフィージビリティスタディ報 告 書- 要 旨 -(財団法人 機械システム振興協会 平成19年3月)
長期保存のための光ディスク媒体の開発に関するフィージビリティスタディ報 告 書- 要 旨 -(財団法人 機械システム振興協会 平成18年3月)


メディアごと暗号化するとか、100年たっても情報が読める仕組みとか、MSに依存しないシステムとか、いろいろと考えているのね。

でも、企業の内部統制関連にしろ政府の重要な文書にしろ、それが「保存されなくてはいけない」と決められているデータについては、誰かが何とかして保存するだろうさ。決まりなんだから。

しかし、文化的なコンテンツは、そうとは限らない。著作権の権利者だって、その多くが営利を追求する以上、金にならなかったコンテンツをコストをかけてまで保存しようとはしないだろう。でも、現在売れなくて保存されなかったコンテンツが、果たして本当に価値が無いものなのか? あるいは、権利を持つ出版社やTV局が倒産する可能性もある。

面倒くさいコピーを繰り返してまで、律儀にデータを保存してくれるのは、好き者の一般人のマニアしかありえない。実際に、TV局や映画会社すらデータを消失した過去の名作が、マニアのコピーによってのみなんとか保存されていた例なんて、いくらでもあるし。

著作権団体やTV局の連中がバカのひとつ覚えのように唱えている消費者によるダビングの制限が完璧に実行されてしまうと、最初に記録された物理的なメディアが朽ち果てると同時に、そこに記録されていた文化としてのデジタルコンテンツが永遠に消失してしまう可能性につながらなかな? 権利者の方々は、文化の担い手として、そこらへんをどう考えているのか、是非とも意見を聞いてみたいな。
 

 

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2008.02.08

管理者権限なんていらない


セキュリティやら内部統制やらいろいろうるさい今日このごろ、職場のPCやサーバをつかうとき、ユーザの権限が制限されている場合も多いと思います。

Windowsの場合なら、一般社員には administrator 権限を使うことは許されなくて、パワーユーザや一般ユーザでしかログオンできない会社が多いかな。もちろん、サーバの admin やら root 権限なんて、システム担当の本当の管理者しか使えません。

ついこないだまでは、誰でも管理者権限を使えるのが常識だったのに、世の中かわってしまったものですねぇ。
 
 
セキュリティの面から考えると、これは決して間違ったことではないのですが、セキュリティと便利さはトレードオフだと一般に言われているように、ユーザーから見れば管理者権限を使えないのはいろいろと不便だったりします。

ネットワーク関係の設定を勝手に変更できなかったり、勝手なソフトをインストールできなかったり、他人のファイルを見れなかったり。どれも、数年前までは、ちょっとPCに詳しい人なら、職場でも自由に出来ていたことなのに。

で、なんとかして管理者権限を奪取しようと企む人が出てきます。パスワードをいろいろ試してみたり、社内の管理担当者に泣きついてみたり、偉い人を通して脅してみたり。

仕事をするためには仕方がない、こんな不便な決まりを作るシステム担当者が無能、自分はPCに詳しいから大丈夫……てな感じの屁理屈で理論武装している場合が多いかな。
 
 
でも、気持ちはわからなくもないのだけれども、業務上本当に権限が必要で無い場合は、これはやめておいた方がいいですよ。

業務上必要でもないのに権限を欲しがる奴、絶対に自分は大丈夫だと思っている奴に限って、セキュリティの事をまったくわかってない。そして、本人は意識しないままきっちりと権限を使い切ったあげく、きっちりとウイルス感染やら情報漏洩をやらかしてくれたりします。

そこまで行かなくても、サーバが壊れたとか、ファイルが消えたとか、ちょっとした事件がある度に、権限を持っている人は真っ先に疑われてしまいます。

さらにそのあげく、修復を頼まれたりもします。まわりの人間から便利屋あつかいされてしまうのは、本当に鬱陶しいことです。権限さえ持っていなければ、サーバのメンテとか面倒くさいことを頼まれても「僕は管理者じゃないのでできません。システム担当に連絡してください」と逃げられるはずなのに。

職場のコンピュータに関する権限なんて、なるべく持っていない方が楽なんですよ。
 

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2008.02.07

新入社員にうまれなくてよかった

企業向けの社員教育を請け負ってくれる人材育成サービス超大手さんから、いろいろな研修の紹介をしてもらったわけです。

この業界も競争が激しいようで、各社教育メニューの充実には、かなり知恵を絞っているようです。パンフレットをみると、莫大な種類の教育コースが用意されています。

で、数ある教育コースの中でも、技術関連とかマネジメント関連とか、経理やら法務やら実務の研修については、僕でも教育内容についてなんとなく想像できるんですよ。しかし、中には、コース名だけでは何を教育してくれるのかさっぱりわからないものも多かったりします。

例えば、「中堅社員のための、やる気を引き出す意識変革と……研修」とか「管理職のための知の競創型リーダーを目ざして……研修」とか(どちらも実在はしませんが、雰囲気はこんな感じ)。

その他「変革推進」「課題展開力」「対人感性強化」てな感じの怪しげなキーワードをちりばめたメニューが並んでいたするのですが、……なんかこーゆーの、自己啓発セミナーみたいで大嫌いなんですよね。 なので、すべて却下。
 
 
それはともかく。

中でももっとも興味深かったのは、新入社員向けの研修コースでした。

社会人としての礼儀とかビジネスマナーなどのお手本についての教育で、新入社員向けのビデオ教材なんかも見せてもらったのですが……。

ビデオの中で「立派な社会人」として描かれるあまりにも礼儀正しい若者の姿を見て、僕はうちのめされてしまいました。

電話の受け答えから、お辞儀の仕方、上司に対する口の利き方とか、僕は全くなっていないらしい。そもそも、入社3年を過ぎた頃から、僕は社内の会議でメモなんてとったことが一度もない。そんな僕にとって、ビデオの中の新人は眩しすぎたのです。

……これはオレには無理だ。絶対に不可能だ。オレは新人以下だ。社会人失格だ。もし僕が今新入社員だったら、最初の研修の段階で確実にドロップアウトだ。
 
 
そういえば、我が社の新入社員研修では、技術関連の研修では僕にも講師役がまわってくるのに、マナー関連の研修では絶対に僕の出番はありませんでした。

僕自身だって、遙か昔の新入社員の頃は、入社した会社で似たような教育を受けたはずなんですけどね。どうやって切り抜けたのか、ほとんど覚えていないんだよなぁ。「だらだら歩くな!」と怒られたような記憶だけはあるけど。
 
 
日本は、そんな人間でも、なんとかサラリーマンをやっていける国です。ちょうど今頃、もうすぐ就職する卒業生の方々は、果たして自分が社会人としてやっていけるのか、不安と緊張にさいなまれている時期かもしれません。でも、会社なんて入ってしまえば何とかなるものです。新人研修なんて、ただの儀式。気楽にいきましょう。
 
 

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2008.02.06

宇宙空間をメモリーとして利用する

NASAが、宇宙に向けて音楽をデジタル送信するそうです。

NASA Beams Beatles' 'Across the Universe' Into Space(NASA )
NASA、北極星へビートルズ曲を「配信」(スラッシュドット)

NASA、北極星にビートルズの曲を発信へ(CNN.co.jp 2008.02.03)

たとえ予算取りのための宣伝だとしても、なかなかステキな試みだと思います。こーゆー事を思いついて実行してしまうのは、さすがNASA。
 
 
それはそれとして、どうでもいい部分がちょっと気になります。


NASAが無線で宇宙に楽曲を直接発信する初の試みで、「アクロス~」の発売から40年、NASAの遠距離宇宙通信網の誕生から45年、NASA設立から50年を記念して行われる。アイディアはロサンゼルス在住のビートルズ研究家が提示し、故ジョン・レノンとともに歌を作ったポール・マッカートニー氏や、レノン夫人のオノ・ヨーコさん、版権管理2社が楽曲使用を許可した。

(CNN.co.jp)

それを音楽だと認識できる知性が耳にする可能性は果てしなく低いのですが、それでも「版権」とかが関係あるんですねぇ。

例えば、NASAが自分で購入したCDをロケット積み込んで同じ方向に飛ばしてやれば、権利について文句を言えるひとは誰もいないだろうに。

情報を送信するという点では両者はまったく同質だと思うのだが、なにが違うのだろう?
 
 

もうひとつ。


NASAはスペインの首都マドリードにある巨大アンテナから、遥か彼方の北極星に歌をデジタル送信する。歌が北極星に到達するまでには431年を要し、受信用アンテナとデジタル信号を音楽に変換する受信機が必要という。

(CNN.co.jp)

まだ見ぬ北極星人の受信機器を心配してやるのは、もちろん重要なことではあるのですが。

それよりも、いつの日かワープ航法を開発した人類自身が、今回NASAが発した電波を超光速宇宙船で追い抜き、431年後に北極星でビートルズを聴いて宇宙開発の歴史に思いをはせる……という実に萌えるシチュエーションの実現を、NASAやJAXAには是非とも目指してもらいたいな。
 

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2008.02.05

毒入り餃子と消費者の自覚

すでに周回遅れかもしれませんが、いまさら毒入り餃子の件です。
 
 
危ない物を作った人たち、売った人たちの責任を追求するのは当たり前で、彼らをかばうつもりは毛頭無いのですが。

「自分が食べる食品は絶対に安全であるべき」と消費者が考えるのは勝手ですが、残念ながら実際の世の中はそうはなっていません。ちょっとでも危険かもしれない物を全て排除することなど、絶対に無理不可能なわけです。それを不合理だと感じてしまう人は、単なる世間知らずでしょう。

たとえ全責任を生産者や販売者に負わることができたとしても、それで自分の身が安全になるわけではありません。何も考えずに生活して、お腹が痛くなってから「あいつの責任だ!」と叫ぶよりは、なるべくお腹が痛くならないように注意して生活する方が、おそらく心安らかに生きることが出来るでしょう。

また、消費者の責任をゼロにして、すべてを他人の責任に出来ればそりゃ楽だけど、そんな世の中になったら、最終的に困るのはたぶん消費者自身です。リスクに関する全てのコストは、結局消費者が負担するわけですから。

消費者がやるべきことは、決してヒステリックに騒ぎ立てることではありません。大事なのは、普段から自分の身を守るのは最終的には自分しかいないと自覚することです。これは、食品に限ることではなくて、社会のリスク全般にいえることですが。
 
 
参考になる記事
不安な消費者のための情報(食品安全情報blog 2008-02)
 

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2008.02.04

今日のいろいろ 2008年02月03日

いろいろ。
 
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組み込み機器の脅威

複数の組込み機器の組み合わせに関するセキュリティ調査報告書(IPA 2008年1月29日)

連載記事「組み込みシステムに迫りくる脅威」(@IT)
(1) ~情報家電編~出荷状態のままで使用するユーザーもいるんです!(@IT 2007/11/13)
(2) ~携帯電話編~標的はあなたのケータイ!?個人情報が狙われている(@IT 2007/12/18)
(3) ~カーナビ編~カーナビの進化を支える通信機能は諸刃の剣?(@IT 2008/1/25)

 
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携帯フィルタリング

昨年末、未成年が使用する携帯電話にはフィルタリングを原則化するよう、総務大臣が携帯電話の各キャリアに対して要請したわけだ。

ところが、その要請の際、フィルタリングの内容については議論すらされず、携帯キャリアに丸投げだったわけだ。要請された携帯キャリアは、とにかくなんでもかんでも制限してしまう方針をとったわけだ。お上が曖昧な要請しかしないまま、「青少年のため」を錦の御旗にされてしまっては、民間としては後腐れ無い方法をとるのは仕方がない。あとで責任とらされてはたまらないからね。

これにより、モバゲータウンやら携帯小説やらのサイトまで、不健全サイトと一緒くたにフィルタリングされてしまいそうになってしまったわけだ。で、新興のコンテンツビジネスが壊滅するおそれが出てきたわけだ。
 
 
……これだけでも、総務省の無責任さと携帯キャリアの投げやりな態度がちょっとイヤになるけど、まだまだ続きがあるようですよ。
 
総務省が、今度は携帯各社のフィルタリングポリシーについて「過剰規制」だと待ったをかけたのだそうです。
 
携帯各社の有害サイト閲覧制限 過剰規制に歯止め 総務省方針(CNET Japan 2008/01/30)
携帯フィルタリング、総務省が“過剰規制”に「待った」(ITmedia 2008年01月29日)

だったら、最初からきちんとフィルタリングのあり方について議論しておけばいいのにね。
 
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情報セキュリティの日

情報セキュリティの日」関連行事一覧の公表について(内閣官房情報セキュリティ センター(NISC))
「情報セキュリティの日」関連行事の開催(総務省 平成19年1月25日)

情報セキュリティ政策会議(議長:内閣官房長官)では、本年から毎年2月2日を「情報セキュリティの日」と定め、この前後の期間において、情報セキュリティの重要性について広く国民へ普及啓発を図る観点から、政府機関はもとより、広く他の関係機関、団体の協力の下に、国民各層の幅広い参加を得た取組みを集中的に推進することとしております。

情報セキュリティの重要性について国民への普及啓発を図っているそうです。
 
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年金記録

社保庁が、年金記録「旧台帳」1466万件のコンピュータ入力作業を、かのフルキャストからの派遣社員にまかせていたそうな。ところが、フルキャストから派遣されてきた人の中には、中国人のアルバイトが数十人含まれていた。で、日本語に不自由な彼らの仕事があまりに酷く、大量の転記ミスが発生。数十万件分の仕事がやり直しになったそうな。

年金記録入力作業で中国人アルバイトが大量ミス(スラッシュドット)

なんというか、厚生労働省の仕事で派遣業界のいい加減な仕事の実態が暴かれたのはまことに皮肉だなぁとか、国民の個人情報を扱う仕事を外国人にまかせていいのかなぁとか、社保庁の役人は派遣会社をうまく使うことも出来ないほど無能なのかなぁとか、社保庁の役人は数十万件のミスが発生するまでチェックすることすらしないで一体なんの仕事をしてるのかなぁとか、……なんだかなぁ。

過去の不祥事の後始末のために、いつまで泥縄式に経費を投入しつづけるのだろう。ここまで酷い状況だと、多少お金がかかっても、どこかに民間に業務を完全委託したほうが、結局は国民の負担はすくなくなるんじゃないか?


 
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IT技術者

日本のIT業界に、新卒者がこないのだそうです。

IT人材市場動向予備調査 調査報告書の公表について(IPA 2008年1月29日)
IT企業、新卒者採用に苦戦(スラッシュドット)
IT企業、新卒採用苦戦の理由は「仕事のイメージが悪い」(@IT 2008/01/29)

 IT企業の今年度の新卒採用については40.9%のIT企業が「ほぼ目標どおり」と回答。ただ、「目標を下回った」という企業も3割以上あり、苦戦は続いているようだ。特にほぼ目標どおりの採用を確保している従業員1000人以上の大企業と比べて、1000人未満の中堅・中小企業は「目標を下回った」という回答が多かった。

本気で優秀な新卒者が欲しいのなら、多少忙しくてもいいから、給料や待遇を上げればいいんだよ。それが無理なら、やりがいでもいいや。何も与えないで優秀な人がくるわけがない。

 IPA 理事長の藤原武平太氏は、IT業界の仕事のイメージについて「3K、5K、7K、10Kなど私自身は根拠がないと思っていることが、面白おかしく伝わっている。このことが結果を裏打ちしているのだろう。私は由々しき事態と思っている」とコメントした。

入ってこない学生に文句を言ってもしかたがない。矛先をむけるべきなのは、そんなイメージを作り出した業界の経営陣の無能さだと思うぞ。もしくは、技術者を軽視する社会全体の傲慢な意識。
 
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医師

北見赤十字病院から、内科医がいなくなるのだそうです。

「転院先あるのか」患者ら不安 北見赤十字病院 内科、新規停止(北海道新聞 02/02)

内科医六人全員が三月末で退職する意向を固め四月から内科が休診する見通しとなった北見赤十字病院は、一日から新規の内科患者の受け入れを停止した。従来の外来・入院患者については転院紹介を本格化させているが、網走管内では重症患者の受け皿となる医療機関は限られるため、患者や家族は不安を募らせている。

本気で優秀な医師が欲しいのなら、多少忙しくてもいいから、給料や待遇を上げればいいんだよ。それが無理なら、やりがいでもいいや。何も与えないで優秀な人がくるわけがない。

「医師は病院を退職しても次の職場がある。患者には次の行き場所はないかもしれない」。妻が内臓疾患で同病院内科に長期入院している、北見市内の六十代の自営業男性は心配そうに話した。

出て行く医師に文句を言ってもしかたがない。矛先をむけるべきなのは、まともな環境を整えられない病院の経営陣や自治体だと思うぞ。もしくは、国の医療政策、あるいは医者は病気を治して当然だという国民や地元民の傲慢な意識。


 
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羊水からの伝言

「35歳になるとお母さんの羊水が腐る」と発言して騒ぎになった倖田來未の件。

倖田來未が自宅謹慎…収録済みのTV番組はそのまま放送(MSN産経ニュース 2008.2.3)

化粧品のCMやっててこの発言はまずいよなぁ……という程度の興味しかないニュースだったのですが。
 
 
彼女は以前、TV番組の中で、「水からの伝言」について肯定的な発言をしていたらしいですね。「水に良い言葉をかけるときれいな結晶ができる。女の子も周りに可愛いねと言われていると可愛くなる」てな感じで。

倖田来未キンスマ事件(^^;(kikulog  2006/6/3)
 
 
水伝の件と、羊水の件をあわせてみると、単なる「頭の悪い発言」をこえて、なんというか、不気味さすら感じさせられる気持ち悪い発言だね。本人はそこまで考えて言った訳じゃなく、単なる偶然なんだろうけど。
 

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2008.02.01

机の下から遠隔ハッキング?

スウエーデンの銀行で、なにやら怪しげなハッキング行われ、電気コードをぬかれて阻止されたらしいですよ。

遠隔操作でPC動かし送金図る、電気コード抜いて阻止(CNN.co.jp 2008.01.31)

7人の犯行グループは同行員の机の下に操作装置を忍ばせ、コンピューターを動かしていた。行員がコンピューターで承知していない送金作業が行われているのに気付いて装置を発見、電気を止めていた。

「机の下から遠隔操作」って、どんなものだろう? 想像ができない。

もとのAPのニュースってこれかな?
Remote-Control Robbery Foiled(The-Review.com  Jan 30)
Remote-control robbery foiled(Yahoo! News  Jan 30)

The would-be robbers had placed "advanced technical equipment" under the employee's desk that allowed them to take control of his computer remotely

……というのが気になる。

うーーん、どんな機械なんだろう?
 

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