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2007.04.08

「涼宮ハルヒの分裂」とグレッグ・イーガン

2冊連続で読んだ(新刊ネタバレとオタクネタ注意)

まずはハルヒ

涼宮ハルヒの分裂 (谷川 流)


待ちに待ってた最新刊。ですが、うーーん、なんというか。2chなどにたくさん投稿されている、ハルヒ好きの素人が書いたオリジナルショートストーリーと同じノリだよなぁ。

別に本家のレベルがアマチュア並み……とかいうつもりは全くなくて、本当に作品が好きな人が書けば、アマチュアでも元作品の世界観そのままでオリジナルと匹敵する作品を書くこともできるんだなぁと感心しているんです。作者と読者が同じ世界を共有し、今後の展開をいっしょに楽しんでいるというのが、ライトノベルの特徴であり、若い人に受けている理由なのかも知れません。

それにしても、期待の新刊がこんなに中途半端なところで終わるとは思わなかった。次巻が待ちきれない。6月まで仕事にならんな。
 
 
で、次巻のオチについて妄想してみました。あくまで妄想なので聞き流してやってください。

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-ここから妄想
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全知ではないが全能、しかもその力を自ら認識していないハルヒは、初めて異性として意識したキョンに昔の彼女、佐々木さんの存在を知り、はげしく動揺していた。自分でも理解できない感情の高ぶりのあまり、ついにハルヒは、本人はまったく無意識のうちに、自ら時間をさかのぼり、歴史を改変するという暴挙にでた。自らの記憶まで改変することでキョンが好みそうな性格の女になり、中学三年生のキョンと同級生になった。佐々木さんは、過去にもどったハルヒだったのだ!

しかし、ハルヒは自ら行った歴史の改変を、人知れず修正するプログラムを、無意識のうちに用意していた。佐々木さんは高校二年生で、自動的にハルヒに戻るはずだった。そうしないと、高校生2年生のハルヒは過去に転移したまま消失し、完全に佐々木さんと入れ替わってしまう。

だが、佐々木さんがハルヒに戻らない条件がひとつだけあった。そう、その条件こそ、「宇宙人、未来人、超能力者、そして愛しいキョンが一堂に会すること」。すなわちニセSOS団が結成されること。

ハルヒと佐々木さん、今後の世界ではどちらが神として君臨するのか、キョンの選択に全てがかかっているのだ! ……「やれやれ」
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-ここまで妄想
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さて、6月が楽しみだ。 
 
  

次にイーガンの短編集

ひとりっ子(グレッグ イーガン)

あいかわらず凄い。現在の倫理学的問題をまったく無意味にしてしまうようなテクノロジーの進化を、あっさりと物語にしてしまう。それだけでなく、さらに新たな時代に対応した新たな倫理への考察もわすれないのが凄いね、この人は。

もっとも凄いと思ったのは、短編「ルミナス」。こーゆー小説って、純粋数学SFとでも呼ぶのですかね。どうすれば、こんなアイディアを思いつけるのだろう?
 
 
ハルヒが引き起こし、宇宙人達が観測対象とし、物理法則まで書き換えてしまうという「情報爆発」というのは、実はこの短編と同じような事なのかも知れないなぁ……などと、せっかくだから2冊の内容を強引に結びつけてみる。


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