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2007.03.30

高速道路の謎の機械

 
最近、高速道路に謎の機械が設置されている……ような気がします。

走行車線と追い抜き車線の真ん中付近の上にあり、路面に向けてアンテナ(?)のようなものが飛び出ています。オービスやNシステムのようにカメラはついていないと思われます、たぶん。

知人数人に聞いてみると、件の機械の下を通過したとき車載のETCが「ピー」と鳴り出す、てな証言もありました。とはいっても、音が鳴るのはほんの一部の車なので、謎の機械とETCの電波の関係まで疑うのは無理がありそうですが。
 
 
謎の機械は、道央自動車道の札幌向き、輪厚サービスエリアを過ぎた直後付近にあります。付近を通過する機会があったら、観察してみてください。まぁ、どうでもいいことなんですけどね。
 
3月30日追記
関係あるのか無いのかわかりませんが、料金精算のための「フリーフロー型ETC」という技術が存在するらしいのですな。どんな形の機械なのか知りませんし、実際に使われているのかどうかも知りませんが。でも、もしそうだとしても、あの場所にポツンとひとつあっても、少なくとも料金の精算等には全く役にたたないような気がするなぁ。うーーん、謎だ。
 

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2007.03.29

タミフルについて知りたいこと

きちんとした意見を言えるほど医学的、疫学的、薬学的な知識はないのですが、素人の思いつきをぐだぐだと。

とりあえず、報道からわかったこと。

(1)インフルエンザというのは、もともとそれなりにやばい病気である。
(2)とはいっても、普通のインフルエンザで、成人が死に至ることはほとんどない。
(3)タミフルが、インフルエンザに対してかなり効果があるのは間違いない。

(4)タミフルの消費量は、世界の中でも日本が突出している
(5)普段からタミフルを使いすぎると、抗タミフルのインフルエンザウイルスが生まれてしまう可能性がある

(6)インフルエンザにかかると、タミフル無しでも異常行動が見られることがある
(7)インフルエンザにかかり、かつタミフルを投与すると、異常行動が見られることがある
(8)タミフル投与の有無と異常行動の発生率に相関があるのか、タミフルが異常行動の原因なのか、どちらも否定的な研究者が多いが、本当のところはわからない。

(9)出現が噂される新型インフルエンザというのは、しゃれにならないほどやばい病気であり、それに備えてタミフルが備蓄されている
(10)厚生労働省のガイドラインでは、本当にやばい状況になった時のための、タミフル投与の優先順位が決められている。医療従事者及び社会機能維持者(警察、役人、自衛隊など?)が優先。

ここまでは間違いないのかな?
 
 
で、まず、インフルエンザ患者に対してタミフル投与が得なのか損なのか、これが素人にはわからない。

たとえば、100人がインフルエンザにかかったとして、
・そのままだと何人死んでしまうのか?
・タミフルによって、そのうち何人が救われるのか?
・タミフル無しの場合、インフルエンザが原因の異常行動により何人が死んでしまうのか?
・タミフル服用で、それが何人に増えるのか?

極端な話、タミフルで2人が助かるのなら、副作用で1人死んでも仕方がないわけです。生死の数でなくて、患者のケアのためにどの程度経済的損失が生じるのか? を問題にしてもよい。

で、タミフル投与の年齢制限などの条件付けも考慮した上で、タミフルが役に立つのかどうかを判断しなきゃいけないはずなんですが(実際、研究者はそうしようとしているのでしょうが)、どうも我々一般人が目にするマスコミレベルでは、タミフルの副作用だけに注目して感情的に騒いでいるだけのような気がするなぁ。さらに、現在の普通のインフルエンザがちょっと流行っている状況と、近い将来おこると言われている猛毒の新型インフルエンザが大流行する状況では、タミフルの使い方も異なるはずで、それぞれ分けて考えなくてならないはずだが、それも報道では為されていない。マスコミは目先の感情をあおるだけではいかんと思う。

また、やばい状況でのタミフル優先順位については、平時からもっとはっきりと宣言しておくべきだと思う。社会全体の損失を減らすためには、医者、役人、警察、自衛隊などを優先して助けるのは当たり前だと私は思いますが、いざその時になると、絶対に反対して騒ぎ出す人が出てくるから。
 
 
あと、もし無知な人々による世論が好ましくない方向に流れようとしているのら、専門技術をもつお医者さん達には積極的な情報発信をして欲しいな。個人ブログにどの程度影響力があるのかはわからないけど、今の世の中、医師会や学会でなくても、個人個人のプロフェッショナルが社会に対して影響力を行使することも、ひょっとしたら可能かもしれないなぁ、などと期待していたりします。
 
 
参考になるblogとか

薬害でも被害者でもないかもしれないのに(NATROMの日記)
タミフル騒動:先走りすぎている人たち(ハードSFと戦争と物理学と化学と医学)
タミフルはインフルエンザを治さない B面 (科学ニュースあらかると)
タミフル (ザウエリズム)
インフルエンザ情報(ちりんのblog)

タミフル(kikulog)
タミフル承認取り消し要求、または、浜六郎氏の言動はあまりにも危険だと思う(kikulog )

タミフルに隠された真実 第二の薬害エイズに発展か(立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」)
薬害タミフル脳症被害者の会
 
 
最近の異常行動についての報道とか

インフルエンザ14歳男子、タミフル服用せず飛び降り(Yahoo!ニュース yomiuri 3月23日3時7分)
インフルエンザ陰性でも異常行動 タミフル服用後に9歳女児(sankei 2007/03/28)
 
 
厚生労働賞の新型インフルエンザガイドラインに関する記事とか

解説:新型インフルガイドライン ワクチン投与、優先順位は「政治判断」(毎日新聞 2007年3月27日)
タミフル備蓄を維持、厚労省が新型インフル対策指針(2007年3月26日20時11分 読売新聞)
新型インフルエンザ対策 発生時の予防投薬を柱(sankei 2007/03/27 02:44)

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2007.03.27

緊急地震速報報道

先日の能登沖地震の際、気象庁の「緊急地震速報」が実際に機能したそうです。

ですが、報道各社によって論調が違いすぎ。

毎日

 地震の大きな揺れ(主要動)が到達する前に予測震度を伝える気象庁の「緊急地震速報」が、今回最大震度6強を観測した石川県輪島市、七尾市、穴水町の3地点で間に合わなかったことが分かった。この速報は、主要動の前に地震の発生を知らせることで、電車の緊急停止や迅速な避難などを可能にし、被害の軽減を図るのが狙い。だが、震源地が近い場合、最も揺れが大きい地域に速報が間に合わず、この弱点を露呈した。

能登半島地震:緊急速報、6強3地点で間に合わず 気象庁(毎日新聞 2007年3月25日 21時08分)

……弱点? 震源地のすぐ近くに警報が間に合わないを「弱点」というの?

気象庁によるシステムの説明にも

緊急地震速報には、情報を発表してから主要動が到達するまでの時間は、長くても十数秒から数十秒と極めて短く、震源に近いところでは情報が間に合わないことがあります。

緊急地震速報とは(気象庁)


としっかり書いてあるのだが、読んでないのかな?

このシステムは、初めからそーゆー仕様のもとで作られたもの。 それに対して、例えば「こんなシステム金の無駄だ」とか「うまく利用されていない」とかの批判なら理解できる。なのに、仕様自体にいまさら文句をつけてきて、はたして毎日はなにを望んでいるのか、さっぱりわからない。「直下型地震でも1時間前に警告できるシステムをつくらない気象庁がわるい」……とでも言いたいのかな?
 
 
読売

 能登沖で発生した今回の地震では、地震の初期微動(P波)を観測し、その後の大きな揺れ(S波)が到達するのを事前に知らせる気象庁の「緊急地震速報」が、大部分の地域では機能したものの、震源に近い石川県輪島市などでは間に合わなかったことが、明らかになった。

緊急地震速報、能登沖地震の震源近くでは間に合わず(読売新聞 2007年3月25日22時1分)

だ か ら、震源に近いところでも間に合うようなシステムなんて、最初から作ろうとはしていないってば。「大部分の地域では機能したものの」だけでも、立派な物だとおもうよ。
 
 
産経


気象庁は今秋から「緊急地震速報」を一般向けに発表する。揺れが始まる直前に警報を発信するシステムだ。

今回の地震でも機能が確認された。速やかな実用導入を求めたい。

能登半島沖地震 ナマズは予測の裏をかく(産経 2007/03/26 05:04)

これは結構まともな意見かも。もちろん、費用対効果の問題とか、本当に役立つように運用できるのかという問題は、別にあるわけだが。
 
 
参照はこのあたり
緊急地震速報の効果と今後 報道各社の扱い (スラッシュドット)
 

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立花 隆って、もしかしてトンデモ?

最近のnikkei BPnetの記事を読んでいて、立花隆ってもしかしてアレな人なんじゃないか、と思えてきたので。

タミフルに隠された真実 第二の薬害エイズに発展か(nikkei BPnet)

タミフルが薬害を引き起こしていると安易に断定しているようだが、科学的な根拠はあるのか? 仮に副作用があるとして、それはタミフルによる効果と科学的に比較して、どうなんだ? 悪性のインフルエンザが流行ったとき、タミフル無しで大丈夫なのか?

厚生労働省の姿勢や、研究者の態度、医師の処方を批判するのは結構。でも、「薬害」とまでいうのなら、それなりの科学的な根拠を素人相手に理解できる形で見せて欲しいなぁ。(タミフルを擁護する気はさらさらないが)

それから、「タミフルが足りない!」とつい最近まで騒いでいたのはマスコミなわけだが、そちらにも触れてくれないと。
 
 
おまけ
東大の「産業総論」で露呈 日本人の知力崩壊が始まった(nikkei BPnet)

冒頭にある「日本の情報産業に未来はない」なんてことが言われ始めたのは今に始まった事じゃないのに、結論として「当分の間日本は、ゆとり教育で頭がこわれた連中がまき起こす総社会的知的レベルダウン現象に悩まされつづけることになる」とくるのね。まず結論ありきだよなぁ。無理矢理すぎ。
 
 
もうひとつ
政権の命取りになるか 安倍首相の健康問題 (nikkei BPnet)

テレビがフル・ハイビジョンであれば、安倍首相の顔面の皮膚にあらわれた異常(老化現象プラスステロイド剤副作用)がすぐわかる。

国民にとっていちばんの問題は、安倍首相の異常な“老化現象”が、顔面の皮膚にとどまらず、精神面にまでおよんでいるのではないかと心配されることだ。


これは凄い。なんの根拠もなく、よくここまで言い切れるもんだ。井戸端会議ならともかく、これこそトンデモじゃないのかなぁ。
 

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2007.03.25

J2第05節 山形 0-1 札幌

 
コンサドーレ札幌 応援日記

2007年03月25日(日)
J2第05節 山形 0-1 札幌(NDソフトスタジアム山形)
スカパーの中継で観戦

虎の子の一点を守りきって勝利! 4試合連続完封とは、ひょっとして強いのかもしれない。

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今日のいろいろ 2007年03月24日

ここ一週間くらいのいろいろ。社内で異動があるそうで、つまらないことでとにかく忙しい今日この頃。
 
 
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個人情報の価格

ひとりぶん、14ドルくらいだそうです。

盗まれた個人情報の販売価格は14ドル(スラッシュドット)
盗まれた個人情報の価格は14ドル——Symantec調査(ITmedia)

銀行口座情報やクレジットカード番号、生年月日や社会保障番号などを含む個人情報は1件14〜18ドルで、米国のクレジットカード番号は、認証番号とともに1枚1〜6ドルで売買されているという。

高いんだか安いんだかよくわらないな。

元ネタはここ
Symantec Reports Rise in Data Theft, Data Leakage, and Targeted Attacks Leading to Hackers’ Financial Gain(symatec)

それっぽいニセ個人情報を1億人分くらいつくって、Winnyでそれらしく漏洩させれば、個人情報の闇市場が壊滅したりしないだろうか?

たとえば、にせ個人情報ジェネレーター「なんちゃって個人情報」みたいな感じで。

 
 
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迷惑ソフトの定義

「迷惑ソフトとは何か」、定義文書の完成版が公開(IT media)

Best Practices: Guidelines to Consider in the Evaluation of Potentially Unwanted Technologies(The Anti-Spyware Coalition)

例えば、マイクロソフト「OneCare」は、Outlookのメールをすべて誤消去してしまうという凄まじい機能があるわけだが、ここまでくると迷惑ソフトの一種と言えないのかな?

……などと考え始めると、迷惑ソフトとバグの本質的な差がわからなくなってくる。(正式な商用ソフトのバグの方が、金取っているだけ悪質という考え方もあるだろう) 

 
 
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りゅうおうVSキラーマシーン

渡辺竜王が、最強の将棋プログラムと真剣勝負したそうです。

渡辺竜王、最強将棋ソフトに貫禄勝ち・「強かった」(NIKKEI NET)

対局後、会見した渡辺竜王は「簡単に勝てると思っていたが、予想以上に強くてびっくりした。将棋ソフトはプロ棋士に迫るところまできている」と話した。

渡辺竜王ご本人のブログからは、生々しい緊張が伝わってくる。プロとして、人間として、これ以上は無いプレッシャーを感じたのだろうなぁ。

大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その1(対局準備)(渡辺明ブログ)
大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その2(当日編)(渡辺明ブログ)
ボナンザ戦補足など。(渡辺明ブログ)

その他、この辺も参照
Re: 渡辺竜王対ボナンザ (中村正三郎のホットコーナー)
コンピュータが将棋で人に勝てるのはいつか?(スラッシュドット)
 
 
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粘菌コンピュータ

粘菌をつかったコンピュータだそうです。

粘菌使うコンピューター、理研が考案、柔軟な発想可能に。(日経ナビ2008 3月19日/日本経済新聞 朝刊)

考案した生物コンピューターでは、情報処理の基本単位であるトランジスタの代わりに粘菌の習性を利用する。エサを求めて成長する粘菌の周りに光を当てると、粘菌がいくつかの決まった形になる。光を「入力」、形を「出力」として計算に利用する仕組み。

わかったような、わからないような。

 
 
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ジョー、きみはどこにおちたい?

想像を絶する苦難の旅の末、小惑星イトカワから帰還途中の惑星探査機ハヤブサ。試料カプセルを地球にむけて放出するためには、探査機本体も再突入する必要があるかもしれないそうです。

はやぶさ、消滅の運命? 地球の大気圏に再突入の公算大(asahi 2007年03月19日17時15分)

宇宙機構によると、はやぶさは現在、イトカワとほぼ同じ軌道を飛んでおり、地球から約8000万キロ離れている。この時期に出発すれば、太陽の周りを回る地球とはやぶさが約3年後に同じ位置に来る。地球上空では、イトカワの試料が入った可能性のある直径40センチのカプセルを、オーストラリアの砂漠地帯へ向けて放出する予定だ。

 これまでの計画ではカプセル投下後、はやぶさの機体は太陽を回る「人工惑星」となるはずだった。状態がよければ、さらに別の天体を探査することも想定されていた。

 しかし、はやぶさは燃料漏れなどの故障が相次ぎ、微妙な姿勢制御が難しい。運用チームには「カプセルの落下位置の誤差が大きいと街に落ちる恐れが出てくる」という心配の声もある。そこで、カプセルを目標地点へ正確に落とすには、当初計画より地球に接近させる必要が出てきた。

 その場合、カプセル投下後にエンジンを噴射しても、はやぶさは地球の重力を振り切れない可能性が高い。宇宙機構の解析では、大気圏で燃え尽きるとみられている。

 はやぶさは、自らの機体と引き換えに、小惑星からの試料回収技術と、地球~小惑星間の往復飛行の実証という目的の達成を目指すことになる

大宇宙の脅威の前に翻弄される小さな小さな探査機を、はるか数万キロの彼方からあやつり、なんとか目的を達成しようという臨機応変なミッションそれ自身が、スタッフ達の努力と根性を象徴しているわけだな。ここまでに得た貴重な貴重なノウハウは、何にも代え難いものだろう。
 
 
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準惑星

冥王星は「矮惑星」ではなく「準惑星」だそうです。

冥王星、「準惑星」と表記…日本学術会議小委が最終案(2007年3月21日20時51分 読売新聞)
冥王星は「準惑星」に(スラッシュドット)

日本学術会議の小委員会は、国際天文学連合(IAU)が決めた冥王星の新分類「Dwarf-Planet」について、日本語では「準惑星」と表記することを推奨することになるようだ。4月に開く同会議の幹事会での承認を経て、正式決定するという。仮訳の「矮惑星」は推奨しない。

そもそも、「Dwarf-Planet」が「矮惑星」と仮訳されたのはなぜなんだろう? 

……と思ったので調べてみると、「white dwarf」 が「白色矮星」、「Red Dwarf」 が「赤色矮星」の事を指すことは、昔から一般的らしい。(英国製お馬鹿SFの「レッドドワーフ号」はこれ)

だとすると、「Dwarf-Planet」は「矮惑星」が自然なような気がするなぁ。なぜ今回に限り「準惑星」でなければならないのだろう?
 
 
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山梨県警の自作自演

山梨県警による連続情報漏洩事件、2回目の事件は自作自演だった模様。

捜査メモリー紛失:49歳の同僚警官が盗む…逮捕 山梨(毎日新聞 2007年3月21日 20時33分)

なんだかなぁ。

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2007.03.22

J2第04節 札幌 0-0 湘南


コンサドーレ札幌 応援日記

2007年03月21日(水)
J2第04節 札幌 0-0 湘南(札幌ドーム)
札幌ドーム SS指定席で観戦

得点できそうな気がしない! で、引き分け。

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2007.03.21

新入社員にいいたいこと

なぜ私が指名されたのかよくわからないのだが、4月からの新入社員研修において、あわせて一週間くらい講師をやらねばならないらしい。

新人といっても高卒から大学院卒までいるわけで、いったいなにを話せばいいのやら。
 
 
……さて。

うちの会社の大部分は、とっても古くさい開発や運用をやって日銭を稼いでいる部隊なので、君たち自身も予想しているとおり、君たちが学校で習ってきたことは実際の仕事ではまったく役に立たないだろう。

現場では、化石のような古い技術に長けた偉そうな年下の先輩に「大学院? いい年して役に立たない奴だ」とか言われるかもしれない。

でもね、情報処理に限らずなにごとでも同じだけど、ある技術の背景や裾野の広さを知ると知らないでは、応用範囲がえらいちがう。

君たちは、つい最近まで最新の知識について必死に勉強してきた(……ということにしておこう)。目の前にある仕事しかしていない先輩、仕事に使える事柄しか勉強していない若造なんかより、応用力という点では100倍ましだ。

「社会人」なんて単に社会の多数派であるだけで、「学生」とくらべて決して偉いわけじゃない。そもそも、学生というものは、社会人とは異なる常識の中にいること自体に意味があるわけで、社会人の常識なんて初めは知らなくても当たりまえ。大学は社会人になるための予備校ではないからね。

だから、つい最近まで学生だった自分に対して、もっともっと自信をもっていいんだよ。

(とはいっても、あまり根拠のない自信を持ちすぎて、先輩と喧嘩するのはやめておこう。そこはそれ、社会人だから)
 
 
……てなことを言ってやりたい気もするけど、こんな恥ずかしいこと照れくさくて言えないな、きっと。

でもこれ、新人に対してというよりも、「なぜ大学では役に立たない事ばかり教えているんだ?」などとほざくうちの会社のバカな偉い奴ら、いや、日本の経済界の大バカな経営者達に対してこそ、言ってやりたいことだったりする。
 

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2007.03.18

J2第03節 徳島 0-3 札幌


コンサドーレ札幌応援日記

2007年03月17日(土)
J2第03節 徳島 0-3 札幌(鳴門)
スカパーで観戦

危なげなく連勝。やるじゃん!

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2007.03.16

ガンダム芸人って、ぬるすぎ

最近、「いかに自分がガンダムを好きか」を語るのを芸とする芸人さん達がいて、彼らを「ガンダム芸人」と呼ぶそうです。

Uターンの土田さんとか、雨上がり決死隊の宮迫さんとかが有名ですが、その他に結構いるらしいですな。

ガンダム芸人(はてなダイアリー キーワード)

で、私も深夜番組「アメトーク」で、たまたま彼らの「ガンダム芸」を見ることがあるのですが、感想を一言で言うと……ぬるい! ぬるすぎる。
 
 
彼らのガンダムについて知識が浅いというつもりはありません。でも、オタクとしての姿勢がぬるい。薄っぺらいガンダムトークをだらだらとして、客席がちょっとひいて、それが芸なのか?

結局は、一般人に対して「芸人としてそれなりに成功したオレにも、実はおたくな一面もあるんだぜ」とカミングアウトすることで、本来自らの仲間である他のオタクに対する嘲笑をネタとして使っているんだよね、彼らは。
 
 
彼らのほとんどは、おそらく本当にガンダムが好きなのでしょう。で、せっかくだからそれを何とか芸にしよう考えた結果が、あれなんでしょう。

でも、仮にも「ガンダム芸人」を名乗っているんだから、もっとガンダムへの愛をストレートに表現し、それを芸として確立してほしいな。もしそれで一般人に気持ち悪がられ、場合によっては嫌われても仕方がないだろう。それがガンダム好きになってしまったものの宿命だ。真のガンダムオタクなら、人生の節目、勝負の瞬間(主に恋愛沙汰)に、おもわずガンダムについて熱く語りすぎたため、その後の人生がかわったという経験を必ず持っているはず。

いやしくも「ガンダム芸人」を名乗るのなら、それくらいの覚悟のうえで、一般人に対してウケをねらうのではなく、同胞たるオタクに向けて、そのガンダムに対する思いをぶつけて欲しい。
 
 

あと、背後から「ガンダムを使って金儲けしてやろう」のオーラがすけて見えている芸人がいますよね。オタクにだけ敏感に感じられるものかもしれませんが、あれは止めて欲しい。

サッカーなんか好きでもないくせにWカップになると湧いて出てくる「自称サッカー好き芸人」と同じ。そんな奴らはサッカーファンからは嫌われてしまいます。ガンダム芸人は、本来仲間であるガンダムオタクから嫌われないよう、ちょっと方向性を変えて欲しいな。
 
(3月16日 睡眠薬飲んでから寝る直前にアップした文章だったのですが、朝読んでみるとあまりに支離滅裂だったので、ちょっと修正しました)
 

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2007.03.15

チョコレートの流通マーケット

どうでもいいことですが。

3月14日を最も憂鬱に思っているのは、ダンナの会社の同僚の女性達への義理チョコのお返しに悩む、既婚の女性なのかもしれないなぁ?

……などと思ったのは、社内の部署単位で配られる義理チョコとそのお返しの流通を観察していると、ホワイトデーのお返しについては、それなりの年齢の既婚男性のものは明らかに嫁さんが選択したもので、価格も圧倒的に豪華なものが多かったから。

もちろん私も嫁さんに買ってきてもらった。
 
 
一方、独身者によるお返しは、結構いいかげんみたい。私も独身の頃は、コンビニで安いのを適当に買ってきていたような気がする。
 
 
もちろん、義理でない本命ものの流通に関しては、社内でも表には出てこない巨大なブラックマーケットが形成されているはずだが(社内恋愛や結婚がとても多い会社だし)、そんなものは私はここ10年以上もまったく縁が無いので、よく知らない。
 

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2007.03.14

なぜカード情報が必要だったのだろう?

カード情報を含む個人情報800万件が漏洩したそうです。

大手企業43社の個人情報863万件が流出、カード情報も含まれる(日経 ITpro)

 大日本印刷は2007年3月12日、2007年2月に同社が公表した、委託先企業の元社員による個人情報の持ち出しに関する追加調査の結果を発表した。それによると、43社の企業から預かった計863万7405件の個人情報流出を確認したという。

ちょっと発表までに時間がかかりすぎのような気もする。でも、データの持ち主43社すべて同期をとりながら、800万件全ての確認をしたのだとしたら、仕方ないのかなぁ。

もっとも問題なのはここ

 大日本印刷では、ダイレクトメールなどの印刷物の作成委託を受けた際には、その企業の顧客情報などを預かっている。……中略……持ち出された個人情報は企業によってさまざま。住所と氏名だけの企業もあれば、電話番号やクレジットカード番号が流出した企業もある。

なぜ、ダイレクトメールの作成委託で、電話番号とかクレジットカード番号まで受け渡す必要があるのだ? 大日本印刷が情報を求めたのか? いったい何に使っていたのか? それとも、保険会社やカード会社が何も考えずに提供したのか?

必要ないデータは取得も保存もしないのが一番。
 
 
参照
個人情報の流出に関する詫びとお知らせ(大日本印刷株式会社)
[ 別紙 ]個人情報流出の象となった会社一覧(大日本印刷株式会社)

大日本刷からの個人情報流出事件は過去最悪クラスに発展(スラッシュドット)

大日本印刷 8,637,405 件 (43社) 個人情報流出ねた(セキュリティホールmemo)

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2007.03.13

今日のいろいろ 2007年3月12日

ここ一週間くらいのいろいろを、忘れないうちにメモ。

 
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情報セキュリティ白書

「情報セキュリティ白書 2007年版」の発行について- 10大脅威 「脅威の“見えない化”が加速する!」 -(IPA)

最大の脅威は「漏えい情報のWinnyによる流通」 2007年情報セキュリティ白書(スラッシュドット)

ここ数年の主役は、やっぱり winny 。
 
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警察庁

警察も全パソコンに暗号ソフト——警察庁が情報流出対策(日経 IT-PLUS)

 情報をUSBメモリーやフロッピーなどの外部記録媒体に保存すると自動的に暗号がかかり、ソフトの入っていないパソコンでは見られなくなるため、自宅などに媒体を持ち出す意味がなくなる。

へぇ。

ソフトは警察庁で作成、試験運用中。

たいしたもんだ。

暗号化ソフト導入は私物パソコンも対象だが、来年3月までに職場での使用を全面的に禁止する方針。

これは、あたりまえ。
 
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情報漏洩は、Winny以外も注意しなきゃ

マイクロフィルム

東京電力、9支店で顧客情報47万人分紛失(yomiuri 2007年3月7日21時20分)

東京電力は7日、東京、神奈川、埼玉など9支店で、契約者約47万人分の個人情報が記されたマイクロフィルム計2326枚を紛失していたと発表した。

 同社では、昨年11月に神奈川支店で約21万人分、先月には千葉支店で約11万人分のフィルム紛失が発覚。紛失した個人情報は計78万6400人分にのぼり、全顧客(約2770万人)の2・8%に相当する。紛失した情報が悪用されたとの連絡はなく、同社では、誤って溶解処分した可能性が高いとしている

USBメモリー

北電、7041人分の情報紛失 USBメモリー 悪用の形跡なし(北海道新聞  2007/03/07 08:19)

北海道電力は六日、本社勤務の男性社員が計七千四十一人分の個人情報を入力したUSBメモリー(パソコン用の外部記憶装置)を二月下旬に紛失した、と発表した。これまでに情報が悪用された形跡はないという。

 
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ノートPCの脆弱性

ノートパソコンの“ぜい弱性”(PCオンライン)

ノートパソコンの漏洩対策などという触れ込みで、指紋認証などを安易に勧めてくるベンダーさんは信用できない

 
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情報教育カリキュラム

情報処理学会、大学の情報教育カリキュラムの「BOK」を公開(ITpro)

情報専門学科カリキュラムJ07−その骨子(情報処理学会)


おまけ
進化するITSSと人材スキルを見極める新たな動(@it)

 
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YouTube vs 国家

トルコのYouTubeアクセス規制が解除される(スラッシュドット)

YouTubeへの国家的アクセス規制にはいくつか前例がある。反イスラム道徳的コンテンツを理由にイランはYouTubeなどへのアクセスを規制している。ブラジル人ファッション・モデルを侮辱した動画があるとしてブラジルでもYouTubeへのアクセス規制が行われたことがある。

YouTubeやgoogleは、果たしてジャーナリズムなのか? ただの情報処理サービスなんじゃないのか? だったら、国によっては、ある程度制限がつくのも仕方ないのじゃないの?

なんでもかんでも「言論の自由」を振りかざしていると、正真正銘のジャーリズムの危機がおきた時、誰も相手にしてくれないかもよ。

 
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IPCC

地球温暖化に関する、科学的根拠への懐疑

地球温暖化のエセ科学 (田中宇の国際ニュース解説)
地球温暖化の国際政治学 (田中宇の国際ニュース解説)

反論

地球温暖化はエセ科学か(市民のための環境学ガイド)
 
 
上のリンクとは直接関係ないけど。

真面目で正直な科学者ほど、この手の問題には歯切れが悪くなる。今の科学ではわからないことばかりだから。

それを上手い具合に調整して政策に反映させるのが政治の役割なんだが、政治上の軋轢はあって当たり前として、それを科学者のせいにするのはちょっと違うだろうと思う。
 
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サプリ

ビタミンのサプリ、「延命効果なし」の報告が波紋呼ぶ(CNN)

波紋を呼ぶ方が不思議。

 
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理系白書

理系白書’07:第1部 科学と非科学/6止 道半ばの地震予知、未科学から脱却へ(毎日新聞 2007年3月7日)

 
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ロボット3原則

ロボット:ISOや経産省、安全基準の規格策定へ動く(MSN毎日 2007年3月7日)

ロボット……まではいかなくても、人工物の負うべき責任や道徳や倫理やというのは、かなり興味深いテーマではある。
 
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カール・セーガン 科学と悪霊を語る(カール セーガン (著),青木 薫(訳))

10年ほど前、初めてこの本を読んだときの感想は、「そんなにムキになって占星術を非難しなくても……」だったと思う。 ロマンはロマンでいいじゃないの、てな感じ。 似たような感想を抱く人は、結構いるかもしれない。

それが、いま読み返してみると、いつのまにかセーガン博士に100%同意できるようになってしまったのは、多少は勉強したおかげで、少しは科学的な思考方法を身につけたせいだろうか。 それとも、ニセ科学業界のバカバカしさと胡散臭さと、そして有害さを知ってしまったからかな? 何にしても、多くの人に何度も読んで欲しい本です。

人はなぜエセ科学に騙されるのか」というタイトルで、文庫もでてます。
 

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2007.03.11

J2第02節 札幌1-0鳥栖

コンサドーレ札幌 応援日記

2007年03月10日(土)
J2第02節 札幌 1-0 鳥栖(札幌ドーム)
札幌ドーム SS指定席で観戦

ホーム開幕戦はめでたく勝利! 負ける気はしなかったけど、もう一点欲しかったなぁ。でも勝ちは勝ち!

くわしくはこちら
超私的 コンサドーレ札幌 応援日記
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2007.03.09

セキュリティのリスク分析って、単純にリスクの期待値だけを考えちゃだめだよね

リスク分析についてウダウダと考えてみました。

対象は医療でも公害でも何でもいいのですが、とりあえず身近な例で、情報セキュリティの場合について。
 
 

セキュリティのコンサルタントが、クライアントから情報漏洩対策を依頼されましたとします。

たいていの場合、初めにやることはリスク分析ですな。

いろんなインシデントについて、それが発生する確率と被害額から期待値を計算して、対策を行う順番を決めるわけです。
 
 
仮に、あるセキュリティ対策ソフトウエアを導入するかどうかについて評価する時には、以下の値をつかうのが普通でしょう。

(1) ソフトを導入しない場合の
 「情報漏洩によるコスト1」×  「漏洩する確率1」
 「漏洩しない時のコスト1」×(1ー「漏洩する確率1」)


(2) ソフトを導入した 場合の
 「情報漏洩によるコスト2」×  「漏洩する確率2」
 「漏洩しない時のコスト2」×(1ー「漏洩する確率2」)


 
ソフトを導入しない場合の「情報漏洩によるコスト1」は、一般的に賠償金やイメージダウンによって被る損害と考えられます。「情報漏洩しない時のコスト1」は、ゼロと考えていいでしょう。で、「漏洩する確率1」は、セキュリティ対策ソフト無しですから高めですね。

ソフトを導入する場合の「情報漏洩しない時のコスト2」は、ソフト導入にかかるコストです。「情報漏洩によるコスト2」は、ソフトなしの「情報漏洩によるコスト1」にソフトのコストを加えた物です。「漏洩する確率2」は、ソフトの効果によって、「漏洩する確率1」よりも低くなることが期待されます。
 
 
で、普通は、(1)(2)それぞれについて、上下の式の値を単純に加えてコストの期待値を求め、それを比較します。その結果から、ソフトを導入すべきかどうか決定するわけです。

このソフトウェアが、例えばウイルス対策ソフトだったりすると、ソフトの導入によって加算されるコストよりも、漏洩が起こる確率の減少が大きいので(ソフトの費用対効果が良いので)、

(2)<(1)

となり、(2)すなわち、ウイルス対策ソフトを導入した方がコストが少なくて済むな、と結論づけられるわけです。
 
 
ところが、既にある程度セキュリティ対策を進めてきた組織が、さらに対策を進めようとリスク分析をしたとします。

一般に、漏洩する確率が50%なものを30%まで低下させるコストと、25%のものを5%に低下させるコストを比較すれば、後者の方が圧倒的に大きなコストになります。

で、どこかでコストが釣り合って、これ以上の対策をしても、それに見合った漏洩の確率は低下しない点に達します。これ以上の対策は必要ないと判断されるわけです。
 
 
 
てな感じで、ここまでが普通のリスク評価のお話でした。以下は妄想になります。

……そんな単純なお話でいいのですかね。どんな場合でも、単なるコストの期待値だけを考えればいいとは思えないのですが?

たとえば、クライアントが保持している情報が、社会的に絶対に漏洩してはいけないとされている情報、たとえば差別につながるような遺伝子診断の結果が含まれる個人情報だとします。要するに、非常に重要な公共性の高い情報セキュリティの場合です。
 
 
で、疑問その1。

単純にコストの期待値を比較すればいいのか? という問題。

なにせ、「絶対に漏洩してはいけない情報」なんです。それが漏洩したときのコストは、確かに裁判になれば賠償金の数字として表現できるのでしょうが、情報を漏らされた被害者の身になってみれば、それだけでは済む問題ではないでしょう。漏洩確率をゼロにすることは不可能だとしても、単純なコストの期待値から求められる以上の対策は行うべきはないのかな? 考えられる最大の被害(コスト)を、最小にするような方策を考えるべきです。(ロールズ流のマックスミニマム戦略って奴ですな)
 
 
疑問その2。

そもそも誰のコストを考えるべきなのか? という問題。

ここまでの「コスト」は、「クライアントの事業者にかかるコスト」だけを考えていました。しかし、例えば多くの国民の遺伝子診断情報がいっぺんに漏洩したとすると、困るのはクライアントと直接の被害者だけではありません。社会全体が混乱するわけで、国民全体に大きなコストがかかります。

で、この場合、コンサルはクライアントの負担すべきコストだけを考えればいいのでしょうか? 社会の一員として、国民全体のコストも考えるべきではないのか? ……というか、そんな公共性の高い重要情報を扱って儲けている事業者なら、最初からそこまで考えるのがあたりまえじゃないのか?
 
 
なんにしろ、遺伝子情報のセキュリティにかぎらず、事故がおきたときのインパクトが尋常ではないもの、そして非常に公共性の高いもののリスクについて考えるときには、単純な功利主義的な考えでは、リスク評価は上手くいかないかもしれないな、というお話でした。
 

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2007.03.08

パラレルをつかって Mac と PC の両刀つかい

MacとVistaが同時に使えるParallels新版、正式公開(ITmedia)

自宅では Macbook を使っておりまして、その見た目と使いごごちにメロメロな私ですが、今の世の中やっぱり一時的にWindowsも使わざるを得ない状況に追い込まれることが、どうしてもあります。

かといって、2台同時に並べて使うのも、ファイルの同期とかでなにかとめんどくさい。Macbook に Windows をインストールするだけなら、apple謹製のbootcampをつかえば簡単だけど、これだとOSを切り替えるたびにマシンのリブートする必要があります。なんとか両OSを同時につかう方法はないものか。

てなわけで、噂の Parallels Desktop for Mac を使ってみましたよ。

うちのMacbookさんはCPUはCore2Duoの2GHz、メモリは2Gです。このマシンにParallels と WindowsXP をつっこんだのですが、これがなかなか凄い。すくなくともこの環境では、MacOS上でWindowsXPがサクサク動く。ワードでもエクセルでも、まったくストレスを感じません。

一昔前のバーチャルPCでは「とりあえずWindowsも走るかな」てな感じでしたが、この Parallels の場合は、もう十分実用になるというレベルを超越して快適です。

しかも、Windows の各アプリケーションが Windows のデスクトップ範囲内だけでなく、他の Mac のアプリケーションと並んで Mac のデスクトップ上に表示されるのがすごい。サファリとIEのウインドウが仲良く並んでいる姿は、まるで魔法のようです。
 
 
無料トライアルでベータ版を利用してみたらあまりに便利だったので、正式版のバージョンアップを機におもわずオンラインで購入してしましまったわけですが、Windows用のセキュリティソフト「カスペルスキーインターネットセキュリティ」もついてきて、これで87ドルは安いと思う。

もちろんWindowsのライセンスは別に必要ですので、この環境をそろえるためにはそれなりにお金はかかります。でも、Windowsを使う必要もあるのだけどやっぱり本質はマカーで居たいという人には、絶対におすすめのソフトじゃないかな。

購入等はここから
Parallels
 
 
なお、日本語版Parallel という製品も発売されていますが、こちらはバージョンアップの時期が本家からしばらく遅れるため、素晴らしい新機能がなかなか使えません。さらに、日本語版のライセンスキーでは、本家Parallels社が提供する最新β版も使えません。そして何よりも、米国版よりも値段がかなりお高くなっています。というわけで、購入を考えている人は、できれば米国Parallels社から直接ダウンロード購入した方がよろしいでしょう。
 

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2007.03.07

今に見ていろハニワ原人、全滅だ!!

鋼鉄ジーグがリメイクされるということで、思いつくままにウダウダと。
 
 
ロボットアニメが続々“復活” つかめ3世代人気(ITmedia)

懐かしくて新しい。そんなアニメーションが今年、テレビやスクリーンに続々と登場する。 ……中略…… 「WOWOW」で4月から放映予定の「鋼鉄神ジーグ」は、75年放映の「鋼鉄ジーグ」の続編だ。


鋼鉄ジーグといえばあれだ。自分でも知らないうちに戦闘サイボーグに改造されていた主人公もアレだが、敵が古代日本の先住民族「邪魔大王国」の「ハニワ原人」という設定も実にアレ。そしてなんと言っても主題歌がアレだった。


「ビルドアップ! ばんばんばんばん、ビルドアップ! ばんばんばんばんばばばばばばばばあんばばっばばんばんばんばんばばばん。腕が飛び出すばばっばあん、足が飛び出すばばっばあん……」


……子ども心にも、実にくどくて五月蠅くて印象的な歌だった。アニメの内容は覚えていなくても、この主題歌だけを覚えている人も多いかも知れない。

これに匹敵するお馬鹿な主題歌といえば、

「……ぶろろろろぶろろろろろぶろろろお〜、ぶっ飛ばすんだひゅんひゅんひゅん、魔神ゾルゲをるーろるろろ、やっつけるんだずばばばばあん……」

の、「超人バロムワン」の主題歌くらいしか思い浮かばないなぁ。
 
 
さらに、鋼鉄ジーグの主題歌のもっとも凄い部分は別にある。

「……いーまに見ていろ、ハニワ原人、全滅だぁ!!」


「全滅だぁ」である。正義を守る戦いの末、結果的に敵を全滅させてしまうのではない。悪と戦うヒーローは数あれど、番組開始前の主題歌の段階から、敵を根こそぎ全滅させてやると宣言しているヒーローは、こいつくらいではないだろうか。

しかも、敵は先住民族である。かつて日本列島を支配していた彼らハニワ原人と、大和朝廷由来の現代日本人、本当の侵略者はどちらなのだろう? てな疑問まで生じてしまうぞ。

ヒーローものにあるまじきこの主題歌の残虐さは、地球の先住民族であるノンマルト人の海底基地にミサイルを撃ち込んだあげく、

「ノンマルトの海底基地は完全に粉砕した! われわれの勝利だ! 海もわれわれ人間のものだ! ハッハッハッハッハ」

と高笑いする、ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長を彷彿させるほどだな。
 
 
……てなわけで、話は脱線しまくりですが、結局のところ何を言いたいかといいますと、「鋼鉄ジーグ」だけではなく、「ボトムズ」「ダンクーガ」「鉄人28号」「ライディーン」、そして「ヱヴァンゲリヲン」に「地球へ」までがリメイクされる今日この頃、アニメ業界もネタ切れなのかなぁと心配しているわけです。

ネタがないのなら、「涼宮ハルヒの憂鬱 THE MOVIE (監督 押井守)」 でも企画してくれないかなぁ。

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2007.03.06

脳神経科学と倫理ワークショップ

 
「脳科学と社会」研究開発領域 第3回 脳神経科学と倫理ワークショップというイベントに参加してきましたよ。
 
 
まずは3月3日はサイエンスカフェ。その名も「ゲームの脳科学 ー子どもも大人もみんな大好き!?ー」

脳科学者とゲーム会社の偉い方がやってきて、一般市民といっしょにゲームと脳の関係について語り合いましょうというイベントです。

ゲームと教育の話題とか、脳科学の最先端とか、いろいろとお話ししてもらったわけですが、結局のところはゲームが子供の脳みそに与える影響は科学的にはまったく解明されていないんだよ、というのが現状なんですな。

とはいっても、親としてはゲームばかりやっている子供に対して危機感を感じるのも無理はないわけで、実際に我が子にはゲームを与えたくないというお母さんからの発言には多くの人がうなずきました。

おそらく、主催者側の思惑としては、世間で流行っている「ゲーム脳の恐怖」のようなエキセントリックなゲーム批判にはまったく根拠がなく、冷静にゲームとつきあう必要があるのだということを、会場の市民との会話を通して導きだしたかったのでしょう。

だとすると、ゲームの「脅威」と最前線で戦っているお母さんによる反ゲーム発言は、まさに議論を盛り上げるためには願ったりかなったりの物だったに違いありません。実際、その後の議論は大いに盛り上がり、最後には「ゲームに子守をさせてはいけない」というある意味あたりまえの結論を会場全体で共有できた……と、参加者の多くは感じたんじゃないですかね。

佐倉氏のファシリテーションが実にそつなく、最終的な結論に持っていくまでの誘導が見事でした。ちょっと強引だったような気もしないでもないですが、参加者のみなさんが納得して帰られるのならそれでいいのでしょう。
 
 
次に3月4日のワークショップ。タイトルは「赤ちゃんの脳、子どもの脳 −科学と育ちと学びの倫理−」

脳科学とか教育とか心理学とか哲学とかいろいろな分野の研究者のおもしろいお話を聞けましたが、もっとも印象に残ったのは、どの分野の研究者も、他の分野で研究されていることをよく知らず、横の連携があまりないらしいということ。そして、彼らは実際に子どもに接している現場の教師や親との情報交換をしたいのだが、それが上手くいっていないらしいということ。

研究の世界限らず、どんな世界でも、縦割りはあるのね。
 
 
……てな感じで、あまりに広い領域にまたがりすぎて、いまいち何がやりたいのかよくわからない、ちょっと焦点がぼやけ気味のワークショップではありましたが、わたし的にはなかなか楽しいイベントでした。
 
 
参照。もっと詳細なレポートを書いてくれているブログに勝手にリンク
ゲーム脳サイエンスカフェ[ Dorm B ]
脳神経科学と倫理ワークショップ:赤ちゃんの脳、子どもの脳[ Dorm B ]
 

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2007.03.05

今日のいろいろ 2007/03/05

いろいろ。
 
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また山梨県警か!

山梨県警捜査資料また流出 USB、被害者個人情報も(東京新聞 2007年03月02日 )

山梨県警、今度はUSBメモリ紛失で情報漏洩(スラッシュドット)

警察資料また流失 山梨県警が調査 USBメモリーで被害者氏名、供述も(山梨日日新聞 2007年03月02日(金))

山梨県警は一日、外部記憶装置「USBメモリー」に保存した大量の捜査資料が外部に漏れたとして、事実関係の調査を始めた。事件の被害者や容疑者らの個人情報、選挙違反捜査にかかわる報告書、書類の書式など少なくとも約一千件のファイルが含まれているとみられ、県警は内容から上野原署員が所有していたメモリーである可能性が高いとみて確認を急いでいる。県警では甲府署の巡査長が私物パソコンに保存していた捜査資料がインターネット上に流出したばかりだった。

いいかげんにせーよ!
 
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発信者情報開示

「プロバイダ責任制限法 発信者情報開示関係ガイドライン」の公開について(テレコムサービス協会)
 
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脳科学の中の非科学

理系白書’07:第1部 科学と非科学/5 過熱、脳ブーム(毎日新聞 2007年3月1日 東京朝刊)

いまひとつ歯切れの悪い、あいまいな書き方になってしまうのは、仕方がないのかな。

 
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オーラ

まったく懲りていないTV局に対して、全国霊感商法対策弁護士連絡会が要望書をだしたそうな。

霊感番組の是正要望(kikulog)

あまりにひどい実情を憂い、民放連、NHK、民放キー局各局に霊感番組是正の要望書を発送しました。(弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS−BLOG版)

さて、ゴールデンタイム進出の噂もある「オーラの泉」ですが、テレビ朝日はどうするかな?
 
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萌え萌え自治体

「萌えキャラ」で若者呼び込め、自治体など続々採用(スラッシュドット)

美少女「萌えキャラ」で若者呼び込め 自治体など続々(asahi 2007年03月01日16時22分)

自治体や公的団体のキャラクターに、「萌(も)えキャラ」と呼ばれる美少女キャラが相次いで登場している。活躍の舞台は主にホームページ(HP)だ。若者へのイメージアップで地域おこしに結びつけたいとの思いがキャラクターに込められる。ファンが親しみを抱いたり、感情移入したりする萌えキャラの関連市場は約900億円ともいわれ、企業も熱い視線を注ぐ。

我らが北海道や札幌市には萌えキャラはいないのか? 知事選や市長選の争点にすべき問題だと思うが。
 
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井戸の中の蛙、大海を知っていても出る気はない

なぜ“異例づくめの研究会”は開催されたのか(CNET Japan)

独自の高機能を追い求めてきた日本の携帯電話業界が、世界市場から完全に孤立してしまったことが、はたして消費者にとっていい事なのか悪い事なのか、なかなか難しい問題だろうとは思う。

それはともかく、とりあえず iPhone が日本でも使えるようにしてほしいもんだ。
 
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18年度サイバー犯罪

平成18年のサイバー犯罪の検挙及び相談状況について(PDF)(警察庁)
 
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ウイルス

食品添加物としてのウイルス(くねくね科学探検日記)

おもしろいなぁ。
 
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名探偵コナン

年の離れてしまった蘭ちゃんはスッパリとあきらめて、同じ年代のあゆみちゃんを選んだ方が幸せに慣れるのでは……というのが、うちの家族の一致した意見。あゆみちゃん、性格もいいし美人になりそうだし。

 
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「今西進化論」批判の旅(L.ベヴァリー ホールステッド)

その昔(といっても戦後)、ダーウィニズムに対抗しうる(と支持者は言っていた)独自の進化論を生み出した偉大な生態学者が日本にもいた。そして、その決して科学的とはいえないが、ある意味実に日本的情緒にあふれる理論が、国内の一部の学派や文化人にもてはやされた時代なんてのがあったんだよね、日本にも。

……いや、インテリジェントデザインに関するサイトをよんでいたら、ふと気になったので本棚から掘り出してきただけです。今西錦司とかモノーとかについて、酒飲みながらあつく語り合った若かりし頃の思い出。
 

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2007.03.04

J2第01節 京都 2-0 札幌


コンサドーレ札幌応援日記

2007年03月03日(土)
J2第01節 京都 2-0 札幌(西京極)
スカパーで観戦

初戦飾れず。まぁ、まだ初戦ですから。

くわしくはこちらをみてね。
超私的 コンサドーレ札幌 応援日記
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2007.03.02

今日のいろいろ 2007年03月01日

 
新たにエントリーをたてるほどでもない戯言
 
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格差が問題なのか、平均が問題なのか、それとも底辺が問題なのか

セキュリティ格差社会がやってくる?(IT Pro)

格差があるのはあたりまえ。で、脱線してちょっとスケールの大きなお話になりますが。

国の政策として国民のセキュリティとかリテラシを向上する必要がある、と認識されているとします。そのとき、知識0でリテラシ0の底辺層を引きあげるのか、国民全体を少しづつレベルアップするのか、費用対効果が見込める層に集中して対策をほどこすのか、等々の戦略が必要なわけだ。漫然と、しかも省庁ごとに似たような内容の国民向けのセキュリティ啓蒙サイトをいくつ作っても、お金の無駄でしかない。
 
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ウイルス感染したウイルス

マルウェア作者もウイルスに感染——McAfee報告(ITmedia)

それだけウイルスが一般的になったということかな。

そういえば半年ほど前には、こんな記事もあった。

コンピュータウイルスの過去・現在・未来(2) ウイルスに寄生するウイルス(MYCOMジャーナル)
ウイルスの進化?(セキュリティ&コンサドーレ札幌 2006.10.25)
 
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本日の医療崩壊

ICU医師全員退職へ 国循センター 執刀との分業困難(Yahoo!ニュース 3月1日8時0分配信 産経新聞)

 国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、外科系集中治療室(ICU)の専属医師5人全員が、3月末で同時退職することが28日、分かった。同センターは国内で実施された心臓移植の半数を手掛けるなど循環器病治療の国内最高峰で、ICUは心臓血管外科手術後の患者の術後管理・集中治療を受け持ち、診療成績を下支えしてきた。同センターはICU態勢の見直しを検討している。

 同センターによると、ICUには5人の専門医が所属。所属長の医長を含む2人のベテラン医師が辞職を表明したのをきっかけに、指導を仰げなくなる部下の3人の医師も辞職を決めたという。

 ベテラン医師2人は辞職の理由を「心身ともに疲れ切った」と説明しているという。

国立循環器センターでこうなら、いったいどこが大丈夫なんだ? ……てな感じで、全国の崩壊の現場に立ち会っている医師達が、衝撃をうけている模様。

このため4月以降は、他部署からICUの専属要員を確保するものの、ICUでの患者の超急性期管理・集中治療は、執刀した外科チームが責任を持って行う態勢にすることを検討している。

同センター運営局は「特にベテラン2人に代わる人材はおらず、これまでのように執刀チームとICUの分業ができなくなる。しかし、手術件数を減らしたりICUでの管理が不十分になるなど患者に影響を与えるようなことはない」と話している。

……これは無理だろう。素人でもわかる。

システムにたとえるなら、24時間365日体制で大規模なシステム運用していた運用部隊が崩壊したからと言って、デスマーチ中の開発部隊に対して開発後の運用もやれと言われても、無理に決まっている。

 
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マスコミのわれわれ

新聞が背負う「われわれ」はいったい誰なのか(CNET Japan 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 2007/02/24)

毎日新聞の新春大型企画「ネット君臨」についてのお話。

新聞が仮託している<われわれ>は、いったいどこに存在する視点なのか

あれは、私が読んでも「毎日が狂った」と思うほどアレな特集だった。少なくとも、毎日のいう「われわれ」に私は入っていない。

おまけ。

毎日新聞「ネット君臨」取材班にインタビューした(CNET Japan 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 2007/02/21)
毎日新聞連載「ネット君臨」で考える取材の可視化問題(CNET Japan 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 2007/01/25)
 
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月間ジャンプ休刊

月刊少年ジャンプ休刊…出版不況に勝てず(ITmedia)

「キャプテン」はもちろん読んでいた。でもやっぱり印象に残っているのは、「けっこう仮面」だよなぁ。幼い頃、ドキドキしながら愛読していた雑誌がなくなるのは、やっぱり寂しい。

 
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セキュリティ当事者

誰もが「セキュリティの当事者である」という意識を マイクロソフトのチーフセキュリティアドバイザー高橋正和氏(INTERNET Watch)

みんなで「情報セキュリティ」強化宣言!
 
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クリエイティブ・コモンズ V3

Creative Commons v3 正式公開(スラッシュドット)
 
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「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た(村上 宣寛)

血液型占いも、心理テストも、どれもこれも科学的にはまったく根拠がないんだよ、という本。非常にわかりやすく書かれているので、だれでも納得できると思う。心理テストの類を採用試験につかっている会社の人事担当者には、ぜひ読んで欲しい。
 

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