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2007.02.28

2月29日をまたぐ借金の金利計算について

本日の日付から、ふと思いついた事です。金融系のシステムに関わったことは一度もないし勉強もしたことないので、単なる無知をさらすだけだと思いますが。
 
 
年利計算の借金をしたとします。

本日(2月27日)借りた借金を2日後(3月1日)に返済したとしたら、返さなくちゃいけない利子はこれだけ。

借りた金額×年利×2/365

これはおそらく誰でも納得できるはず。
 
 
では、本日借りた借金を、1年と2日後に返済したら、金利はいくらになるでしょう。

借りた金額×年利×(1+2/365)

……でいいかな?

でも、来年はオリンピックのある閏年ですから、一年が366日あります。なので返済日は2月29日になりますから

借りた金額×年利×(1+2/366)

……になるのかもしれない。分母が増えてちょっと得した気分です。

まてよ、もし1日早い2月28日に返済してしまったら

借りた金額×年利×(1+1/365) ?

……になるの? 返済する日によって利子の計算方法がかわっていいのかなぁ?
 
 
てなわけでググってみました。わかったことは、法律用語って難しい、てこと。

なんでも、法律の世界では「抽象的2月29日説」というのが一般的らしくて、それは

抽象的2月29日説

端数期間の起算日を基準として、向こう1年間の中には2月29日を含むが現実に金利計算する端数期間の中には2月29日を含まない場合においても、単位期間、すなわち分母として366日を採用するという考え方

金利計算と閏年・端数処理について

なのだそうです。

要するに、端数を計算する起算日(上の例では来年の2月27日)から1年間の間に2月29日が存在する場合(上の例では存在する)は、実際に返済までに2月29日をまたいでいなくても、金利計算の分母は366日なんですって。しらなかった。

住宅ローン計算にはあまり関係なさそうだけどね。今後、ネットバンクが発達していくと、秒単位の金利計算なんて時代がきそうだけど、その場合「閏秒」の扱いが難しそうだなぁ。

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2007.02.27

今日のいろいろ 2007/02/26

新たなエントリーをたてるほどもない、いろいろ

 
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トラックバックスパム

あまりにもスパムが多いので、トラックバックを承認制にしてみました。

トラックバックを送っていただいても、反映されるまで時間がかかる場合があります。
 
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ラプターのバグ

F-22搭載コンピューターにバグ(スラッシュドット)

日付変更線を越えたところで起きたことから、日付関連のバグではないかと見られている。

米国本土以外に配備されるのははじめてだからねぇ。何事も、現場に投入されてはじめてわかる不具合という物は、さけられないわけだ。北極点上空を飛んだり、24時間以上飛び続けたりすると、もっととんでもないバグがでてきたりして?

 
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山梨県警

山梨県警の情報流出、婦女暴行被害者の氏名・住所も(YOMIURI 2007年2月24日14時54分 )

山梨県警甲府署勤務の男性巡査の私物パソコンから、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じて500人以上の犯罪被害者らの個人情報を含む捜査資料がインターネット上に流出していた問題で、流出した資料に婦女暴行事件の女性被害者の名前や住所などが含まれていたことが24日、わかった。

ひどい話もあったもんだ。

今さら言うまでもないけど、捜査資料を私物パソコンにコピーした時点で、警察からみたら「情報漏洩」なはず。しかも、この期に及んでWinnyで漏洩?

この巡査はきちんと処分しないと、しめしがつかないと思うよ。
 
 
警察情報の流出事案についてのお詫び(山梨県警)

Winny問題解決への糸口が今、山梨県警の手に託されている(高木浩光@自宅の日記)
 
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ブログでアウトリーチ

若い研究者への助言(Essay, dated.)

「研究に集中することを妨げるようなことは、出来るだけ避けろ。何をするにしても、まずブログを始めるのだけはやめておけ。そんなことをしても、自分がまじめな学者じゃない、っていうことを皆に宣言するだけに終わるのが関の山だ。」

……へえ。

「まじめな学者」の定義と、「皆に宣言」というのは誰に対しての宣言なのか、これが問題だ。少なくとも、科学者コミュニティの中では、ブログが評価の対象にならないのは間違いないだろうけど。 ……などと、「まじめ」に考えるほどの問題でもないわけだが。
 
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総括

警察庁が「情報技術解析平成18年報」公表、サイバー攻撃の動向を総括(INTERNET Watch)

情報技術解析平成18年報(PDF)(@police)
 
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日本版SOX法

いまさらですが

日本版SOX法対策のためERPをフルカスタマイズする不条理(ITPro 東葛人的視点)

システム部門はJ-SOX『ITへの対応』にどう取り組むべきか(IT Pro)
 
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理系白書

理系白書’07:第1部 科学と非科学/4 効果未確認の「マイナスイオン」(毎日新聞 2007年2月21日)
 
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Let' 碁

囲碁ソフト用の新アルゴリズムは「スロットマシン」がヒント(IT media)

どこまで本当かわかんないけど。
 
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なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか (スーザン・A. クランシー )

実際に誘拐されたと主張している人々の体験談を、心理学者が丁寧に分析した本。

人は、納得できない現実があると、無理矢理にでもなんらかの理由をつけたがる。病気がち、仕事がうまくいかない、異性にもてない、……それらは全てエイリアンに誘拐された結果なんだな。要するに、人は信じたい物を信じるわけだ。このへんの構造は、ニセ科学問題と同じだね。

さて、アブダクションというのはアメリカ特有の現象だといえると思いますが。日本社会においてアブダクションの代わりの役割を果たしているのは、いったいなんだろう?
 

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2007.02.24

赤ちゃんの脳、子供の脳

来週3月3日と4日、札幌でなかなか興味深いイベント行われるそうですよ。
 
 
「脳科学と社会」研究開発領域 第3回 脳神経科学と倫理ワークショップ
赤ちゃんの脳、子どもの脳 −科学と育ちと学びの倫理−

ということで、ワークショップとサイエンスカフェが行われるそうです。
 
 

その1 サイエンスカフェ

「ゲームの脳科学 ー子どもも大人もみんな大好き!?ー」

日 時:2007年3月3日(土) 14時〜16時

会 場:紀伊国屋書店札幌本店1階インナーガーデンスペース
    (札幌駅西口より徒歩5分、大丸札幌店向かい)
講演者:泰羅雅登(日本大学大学院総合科学研究課)
     福永憲一(ソニー・コンピュータエンターテインメント)
ファシリテーター:佐倉統(東京大学大学院情報学環/JST社会技術研究開発センター)

なかなか豪華な顔ぶれみたいです。

日大の泰羅さんをググってみるとこんな感じ。
NetScience Interview Mail 2004/04/08
「ゲーム脳」徹底検証 日大医学部・泰羅助教授に聞く

そして、ソニーの福永さんって、
ソニーに股間を見せに行く(探偵ファイル)
の福永さんですよね。
まさに、ゲームと社会の境界線、その最前線で働いている方ですな。

「ゲーム脳」について話題になるかどうかはわかりませんが、これは見逃せないかも。
 
 

その2 ワークショップ

イベントとしては、こちらの方が本番のようです。

日時

日時 2007年3月4日(日) 12:30-16:30
会場 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)W203教室

プログラムについてはこちら
プログラム

なかなか興味深い。

個人的に気になるのは、特にこれ

第二部 パネルディスカッション
  コーディネーター:佐倉統(東京大学大学院情報学環/JST社会技術研究開発センター)
 指定討論者 
  福永憲一(ソニー・コンピュータエンターテインメント)
  河野哲也(玉川大学文学部)

なお、このワークショップは、サイエンスカフェと違って事前申し込みが必要だそうです。

お申し込み方法
 

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2007.02.23

DNAを記録媒体として使う

 

DNAに任意の情報を記録できるのだそうです。

生きたバクテリアを記録メディアに(スラッシュドット)

バクテリアを記録媒体に? 慶大が技術(NIKKEI NET 2月20日)

バクテリアにデータを保存する新技術を開発 (07.2.20)慶応大先端生命科学研究所

研究グループは、バクテリアのゲノムDNA配列に人工DNA配列を挿入することによって、バクテリアにデータを長期保存する新技術を開発しました。バクテリアなどの細菌類はその大きさが非常に小さいことや、世代を経てゲノムに遺伝情報を残していくため、CD-ROM、メモリースティック、ハードディスクといったコンピュータに用いられる磁気メディアと比較して格段に小さく、大容量のデータが長期にわたって保存可能な記録媒体になりうるとして注目されています。

これはすごい。想像するだけで、ワクワクしてしまう技術ですな。

ちょっと前のエントリーに似たような事を妄想として書いた記憶がありますが、本当にやってしまう人がいるんですねぇ。

てなわけで、こちらも参照してみてください。
長期記憶媒体としてのDNA(セキュリティ&コンサドーレ札幌 2005.11.13)
 
 
話はかわって。

研究グループは実際に、1905年にアインシュタイン博士が発表した相対性理論の方程式にちなんで「E=mc^2 1905!」というデータを枯草菌に保存し、コンピュータシミュレーションを行って、新技術が世代を経ていくバクテリアに数百年から数千年もの間データを記録できる可能性を示しました。

……ということは、逆に言うと、今の私たちのDNAを探せば、数千年前に誰かによって記録されたメッセージが見つかる可能性もあるわけです。
 
 
で、おもいついたのですが。

ニセ科学で一発当てて儲けたい人は、「聖書の暗号」と同様の方法でDNAを解析してみるといいと思う。

もともと生物のDNA分子は莫大な情報量をもつわけで、さらに解析済みの任意の生物を選べば扱える情報量は無限といってもいいでしょう。その上、塩基配列から文字コードをデコードする方法も自由に選べる。

コンピュータで力ずくで解析すれば、どんな予言でも自由に「発見」することができるでしょう。

「生命の暗号」とかの書名で出版するといいかな?
 

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2007.02.21

今日のいろいろ 2007/02/20


極度な寝不足で頭がまわらない
 
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Apple のバグ まとめ

数日前の話になってしまいましたが、「Appleのバグを公表するぞ強化月間」のまとめ記事を忘れないようリンク。

MOAB総括 — Mac OS X非依存編(スラッシュドット)
MOAB総括 — Mac OS X編(スラッシュドット)
MOAB総括 — サード・パーティー編 (スラッシュドット)

ネタ元はここ
the Month of Apple Bugs
 
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お役人の文書

公文書を読む(松浦晋也のL/D)

巷で話題の「警察と自転車」の問題にはあまり興味がないのですが。気になるのはここ。

官僚の作文において、「常識的にどう読めるか」は意味を持たない。

1)常識をいっさい働かせずに、その文章の文脈と論理のみではどう読めるか
2)その文章の前にどのような文章が公式文書化されているかという脈絡

のみがすべてである。

……これが本当かどうかはわからないけど、心の片隅にでもとめておくと、いざというとき役に立つかも。

 
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女性の使うキーボードは細菌が多いそうな

女性のキーボードやマウスは細菌が多い(スラッシュドット)
オフィスデスクのキーボードやマウス、女性のほうが細菌付着多い - 米調査(MYCOMジャーナル)

今回の調査では、オフィス環境の平均的な細菌付着数の男女比に着目。電話機の汚れ具合に男女間で大差は見られなかったものの、キーボードやマウスへの細菌付着数は女性が男性の3〜4倍に達し、引出しの中に潜む細菌の数は女性が男性の7倍に至ったようだ。一方、男性の財布に付着する細菌数は女性の財布の4倍に達したという。

そんなに気にするような問題なのだろうか? キーボードの細菌で病気になった人って、いるのかなぁ?

元記事はこれかな?
Germs Working Overtime - Especially at Women's Desks(Clorox)

研究にお金をだしたのは、洗剤メーカーなのね。

で、ちょっと昔、似たようなニュースをみたような気がするなぁと思ったら、アリゾナ大の同じ人が同じ会社からお金もらって同じような研究をしていたらしい。

Keyboards also haven for bacteria; pencil sharpeners especially dirty(アリゾナ大学)

汚さを表す新単位「ベンザ」(セキュリティ&コンサドーレ札幌 2006.08.09)

……だからどうだ、ということもないのですが。
 
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ハインズ博士「超科学」をきる (テレンス ハインズ)

有名なニセ科学研究本。疑似科学の傾向を「反証不可能性」「検証への消極的態度」「立証責任の転嫁」としてまとめました。

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2007.02.20

今日のいろいろ 2007/02/19

どうしてこんなに忙しいのか?

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情報処理試験

情報処理技術者試験を抜本改正 「初級」を導入、判定も細分化(ITmedia)

13年ぶりに抜本改正

……ちょくちょく改正されていたような気がしたが。

CAP-X が CASL に変わったのは、いつごろだったっけ?
 
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科学とインターネット

その1
EU、デジタル時代の科学技術情報へのアクセスについてFAQ公開(INTERNET Watch)

その2
グーグルのL・ペイジ氏:「科学者はもっと自分の研究の宣伝活動を」(CNET Japan)

その3
PR's 'pit bull' takes on open access(最上の日々)

「科学論文の無料化を図るオープンアクセス運動に対抗するため、一部の出版社が闘犬の異名を取る広告会社と契約」とのこと。

PR's 'pit bull' takes on open access(Nature 445, 347 (25 January 2007))
 
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血液型

実にバカバカしい記事

血液型占いはホンマにアホか?(FPN)

実にソースがあやしげな記事

血液型性格判断を使わない広告代理店(最上の日々)
 
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放射性物質のマーク

IAEA が新しい「放射性物質」シンボルマークを作成(スラッシュドット)

本気で文明が滅びた後のことまで心配しなくちゃならないのね。できの悪いジョークのような本当の話。
 
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医療格差と崩壊

格差

医療者が認識すべき格差の影響(週刊医学界新聞)

崩壊

我々は福島事件で逮捕された産婦人科医の無実を信じ支援します。(新小児科医のつぶやき)

最近の、お医者さん個人によるネットをつかった積極的な発言や情報交換は、プロフェッショナルと一般社会の関係の、新しい形のひな形になったりしないだろうか?
 
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MAC 関連のアップデート

ちょっと遅くなりましたが。

About Security Update 2007-002(apple)

マカーな人はさっさと適用しておきましょう。
 
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奇妙な論理〈1〉—だまされやすさの研究 (マーティン ガードナー)

古典。なにごとも基本が大事。今読んでもおもしろい。2巻もでてます。
 

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2007.02.19

セキュリティと特許

興味深い(?)記事を読んだので、とりあえずメモだけ。

情報セキュリティ対策技術と特許の微妙な関係(武田圭史)
セキュリティは特許より優先するか?(武田圭史)

今後、様々な企業がセキュリティ対策について特許を出願しその権利を行使するような時代が来るとなると、情報セキュリティ対策の普及や研究活動にも制約が及んでくることになるかもしれない

……てな感じのおはなし。
 
 

あるいは社会のコンセンサスとして、情報セキュリティについても特許制度の枠組みを活用すべきということになるなら、各企業や研究者はそのための対応をとっていくことになるだろう。

……うーん。なにを今さら、という気がちょっとしました。セキュリティ業界の企業は、今まで特許に対応していなかった? 業界の事情はよくしらないけど、ホントかなぁ。
 
 
医薬品やら農産物を例にあげるまでもなく、今の世の中は人間の健康やら生命に直接関係する技術でさえ特許でガチガチに縛られているわけで、こんな状況が世間から容認されていると言えるのは間違いないでしょう(もちろん反対意見はあるにせよ)。

そんな、世の中では当たり前といえる特許の仕組みが、「情報セキュリティ」などという些細な問題でだけ例外扱いされるわけがありません。(もちろん、安全保障あたりが絡む個別の問題は例外になりえるだろうけど、それでも表向きの原則はかわることはないだろうなぁ)

この手のお話を考えるのなら、セキュリティの事だけを考えても無駄で、特許制度と社会の関わり全般の問題として考える必要があると思う。
 
 

そして、もし現行の特許制度がセキュリティ技術の現状マッチしていないのだとしたら、医薬品の研究など他の分野で上手く折り合いをつけている方法を参考にしたり、審査基準など制度の運用でなんとかする方向を考えるしかないかな。

もしくは、たとえばオープンソースを上手く使って、特許制度の守備範囲外から攻めていくとか。(ひょっとしたら、医薬品や遺伝子の特許の問題に関しても、GPLのような攻め方ができる可能性もあるかも)
 
 
話はかわって。ちょっと現場から離れた机上のお話。

悪用されかねないセキュリティ技術や情報を、(悪人も含めた)社会に対してどのように公開し、どのように社会に役立てるべきか。または、そのような技術は特許で守るべきなのか。……てな問題は、倫理学的に面白い問題だと思う。

功利主義的な立場とか、正義論的な立場とか、どんな立場を選ぶかによって技術者や企業が取るべきだと思われる態度が変わるよね、……たぶん。もっと勉強しなきゃ!

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2007.02.16

専門家は、お客様の身になってはいけない

ソフトウエア業界の場合、典型的なお客様の要求を並べてみると

・現在の仕事のやりかたをかえず
・なるべくお金をかけず
・バグの全くない完璧なシステムをつくりたい

……てな感じでしょうか。言うまでもありませんが、これらを全て同時に実現することは、絶対に不可能です。

専門家に求められているのは、このうちどれをどれくらい犠牲すべきかの助言してやること。お客さんが妥協できる部分でうまくごまかして、とりあえず満足させることができれば、完璧です。

ようするに、専門家はお客さんの身になってはいけないのです。お客さんの目線にたって頑張るだけなら、専門家以外の誰でもできることです。お客さんの要求に反してでもどこを妥協するのか、その判断こそ専門家に求められるものなのです。
 
 
お客さん側も同じです。要求を並べるのはよいのですが、専門家がそれを全てかなえてくれると期待するのは、そもそも間違いです。……というか、お客さんにいい顔ばかりする専門家は、おそらくエセ専門家ですから、気をつけたほうがいいですね。
 
 
今の世の中、このあたりの誤解が多いような気がします。

近所の病院に行けば、24時間いつでも医者がいて、全ての病気を診てくれて、絶対に医療ミスはおこらず、しかもお金はかからない(税金もかけたくない)。

TVをみれば、たとえ報道場組でもおもしろおかしくて、バラエティにも全くウソはなく、何事も白黒はっきりした情報を得られなくてはいけない。

……ちょっと冷静に考えれば、そんな事は絶対に不可能なことくらい、わかるだろうに。
 
 
とはいっても、お客さん、というか市民というのものは、今だけでなく昔からわがままな要求を好きなだけ並べていたはずです。ひょっとして今の時代は、市民と専門家集団の間に立って情報を仲介するのが役目であるはずの、マスコミやジャーナリズム、そしてコミュニケーターなど情報伝達の「専門家」が、上手く機能していないのかもしれないなぁ、なんて思ったりもします。


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2007.02.14

月刊マイクロソフトアップデート2月号 バレンタインスペシャル

今月はたくさん出ましたよ。

2007 年 2 月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
2 月のセキュリティ リリース(日本のセキュリティチームの Blog)

JVNTA07-044A Microsoft 製品における複数の脆弱性(JVN)

マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS07-005,006007,008,009,010,011,012,013,014,015,016)(2/14)(@police)

緊急6件、重要6件、あわせて12件。

今月は、12 件と多いわけですが、これは先月に 4 件が公開延期となり今月に回ってしまったことも影響しています。とはいえ、重要な更新ですので適用をお願いいたします。

日本のセキュリティチームの Blog

……だそうです。さっさと適用しておきましょう。

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2007.02.13

ドキュメンタリーとフィクション

ちょっと古いお話ですが、映画のニュースをふたつ。

米で反日史観映画 「レイプ・オブ・南京」下敷き 年明け発表(産経 iza 11/26 07:09)

ドキュメンタリー作品の体裁だが、史実の認定は反日的な歴史観で知られる中国系米国人作家、故アイリス・チャン氏の「レイプ・オブ・南京」を踏まえているとされる。

米映画「南京」は捏造! 保守系有志ら“真実”の映画製作へ(産経 iza 01/21 11:30)

保守系の有志らが「南京大虐殺は政治的陰謀のでっちあげ」とするドキュメンタリー映画「南京の真実」の製作に乗り出す

南京の虐殺が事実だとか捏造だとか、どちらが真実でどちらがトンデモだとか、ここで議論する気はまったくありませんが。上記の記事を読む限り、少なくとも映画を製作する側は、どちらも「ドキュメンタリー」と言っているようです。

もし実際に映画が作られた場合、消費者は、ある歴史的な出来事に対して表現内容が全く正反対の「ドキュメンタリー映画」を突きつけられるわけですな。
 
 
これは極端な例ですが、「あるある」に限らずとも、なんらかのメディアを視聴する場合、似たようなことは日常的に起こっているはずです。もし予備知識をまったく持たずに見た場合、それがノンフィクションなのか、ドキュメンタリなのか、報道なのか、エンターテイントなのか、無知な消費者である我々には判断のしようがありません。
 
 
たとえば、評判のいいある映画についても、一部にはこんな見方もあるそうです。

映画『ダーウィンの悪夢』に関する「嘘」について(愛・蔵太の少し調べて書く日記)

……この記事の中で言及されている意見自体も、果たしてどこまで本当なのかわかりませんが。

「あるある」のねつ造程度のわかりやすい問題なら「視聴者のリテラシーの問題」で済ませられることも可能です。でも、アフリカで起こっている出来事について、それがどこまで真実でどこから演出なのか、素人には判断のしようがありません。 どこまで信じて良いのでしょう?

仮にもしこの映画になんらかの演出があった場合、「映画とはそういうもの」ですまされるのでしょうか? 「あるある」の問題との本質的な差は、どこにあるのでしょう? 報道やドキュメンタリーは、どこまでの演出なら許されるのでしょう?
 
 
おそらく、ジャーナリズム畑にいる人にとっては、このへんは大昔から議論され尽くしてきた問題なのでしょう。もしジャーナリストの中でなんとなく統一された見解のようなものがあるのならそれを是非知りたいけど、そんなものは無いのだろうなぁ。

なんにしろ、ジャーナリストでもマスコミでもない消費者を、「見る側のリテラシーの問題」と突き放すだけでは、「あるある」の問題は永遠に解決しないでしょう。
 

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白旗の意味

 

やるべき事はいっぱいあったのに、犬と遊んでうだうだしてたら連休が終わってしまいました。成果としては、ウイキペディアを放浪して必要もない雑学をゲットしたことぐらいでしょうか。
 
 
てなわけで、まったく脈絡無く「白旗」についての知識です。

ついさっきまで、白旗といえば「降伏」の意味だと思っていたのですが、厳密には違うらしいですよ。
 
 
「ハーグ陸戦条約」という条約があります。1899年と1907年、オランダで開催されたハーグ平和会議で採択されたもので、有名なジュネーヴ条約などとともに、いまだに現役の国際法です。日本は1911年11月6日に批准しています。

戦争はルールに従って正々堂々とやろうという精神がうたわれているのだそうですが、現代戦においても実際に守られているかどうかはあやしそうです。

ハーグ陸戦条約(ウイキペディア)

で、白旗についての規定はこれ。

第三章 軍使

第32条:交戦者の一方が他方との交渉を行うため、白旗を掲げて来た者を軍使と規定する。軍使、及び、それに随従する喇叭手、鼓手、旗手、通訳は不可侵権を有す。

要するに、「白旗をあげたものは軍使であり、戦う意志はないから不可侵権がある」ということですな。白旗を掲げても、それは決して降伏の意志を表すものではありません。とはいえ、戦争映画などを見る限り、おそらく実際の戦場では降伏の意味で使われるんでしょうねぇ。
 
 
「なぜ白旗なのか?」という理由は、ちょっとググってみた限りはわかりませんでした。ハーグ条約以前からの慣例だったらしいですが、なぜ「白」なんですかね?

現代の正規軍同士の地上戦で、どちらかが全滅するまで戦うという状況は考えにくいと思うのですが、だとすると陸上自衛隊や米陸軍の正式装備の中にも降伏に備えた白旗、もしくは白旗の代わりになるものが用意されているんですかね? ひょっとすると、負けが明らかになった緊急時、包帯とかシャツとかブリーフとか、とにかく身の回りにあるなんとなく白っぽい布を急いで利用するために「白」が選ばれたのかもしれません。汚れたブリーフを掲げた下半身丸出しのあやしい兵士に対して、はたして敵が攻撃を止めてくれるかどうかはわかりませんが。
 
 
ところで、日本人がはじめて白旗を利用したのはペリー来航の折であるという説があるそうです。なんでも、ペリーが幕府に対してわざわざ白旗の意味を教えた上で、降伏するなら白旗を掲げよと恫喝し、幕府はその屈辱的な要求を飲んだとか。これは、それなりに広く知られた有名なお話だそうです。

ですが、このお話が本当かどうかはあやしいらしいですよ。上述したとおり、白旗に降伏の意味はなく、ペリーがそれを知らないわけがない。そもそもペリーの側も事前の測量や交渉の折に、自ら幕府に対して何度も白旗をあげているのだそうです。

……こんなペリーと白旗の件での論争(?)が有ることすら知りませんでした。勉強になりました。

詳細はこのへん参照
『ペリーの白旗伝説』についての考察(佐々木譲資料館)
 
 
ついでに、本当にどうでも良いことですが。

この世界の慣習ではたまたま「白旗」が降伏を表しますが、なにせ宇宙は広いですから、まったく異なる文化をもつ知的生命体もいたりします。
 
 
たとえば、「伝説巨神イデオン」。

アンドロメダのさらに向こう、地球から500万光年彼方の「地球」に住む人類「バッフクラン」。我々地球人と非常に似た高度な文明をもつ彼らでしたが、先史文明が残した無限力の象徴、イデオンを巡って偶発的に起こった地球人との種の絶滅をかけた戦いの中で、我々とは白旗の意味が異なることが明らかになります。

バッフクランにとって白旗は「相手を地上から一人残らず殲滅する」と言う、最大級の宣戦布告を意味します。降伏したいときは「赤みがかったオレンジ色」の旗を用意しなくてはなりません。

……ファーストコンタクトの難しさを強調し、物語を盛り上げるためとはいえ、ちょっと無理がある設定のような気がするなぁ。バッフクラン社会の戦争では、とっさに降伏するとき、どうやって赤い布を用意するのだろう?

バックフランの人々の文化については、こちら参照
バッフ・クラン(ウイキペディア)
 
 
もうひとつ。私が大好きな小説「皇国の守護者」(佐藤大輔に)

人間とドラゴンが共存する架空の世界。遙かな昔、人と竜の間で結ばれた種を超えた戦時国際法「大協約」では、白旗の代わりに「青旗」が使われます。なぜ青なのかはわかりませんが、物語の舞台が異世界であることを強調するための設定でしょう。

魔法やドラゴンの存在する異世界ファンタジーでありながら、軍事的な面では異常にリアル、政治的な泥臭さも満載、シリアスとエロスと残酷描写が炸裂しまくり、さらに主人公の性格があきらかに異常という世界に興味がある人は、こちらを参照。

皇国の守護者(ウイキペディア)
 
 
たとえば、クリンゴン人なんかが降伏するとき、いったい何色の旗を掲げるのでしょう? ひょっとしたら、アメリカ人の異星人観を知る材料になるかもしれません。
 

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2007.02.10

今日のいろいろ 2007/02/09

新しくエントリをたてるほどではない、いろいろ
 
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理系白書

水からの伝言ネタ

理系白書’07:第1部 科学と非科学/2 教室にニセ科学(msn 毎日 2007年2月7日 東京朝刊)
 
 
おまけ。blogのコメント欄をみると、マスコミという職業も大変そうだ。

偽、似非、擬似・・・(理系白書ブログ)
 
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ねつ造と引用

「納豆」の時は「ねつ造」が問題でした。著作権以前の問題として、もともとの研究にたいして失礼なおはなしです。

ところが、今回の「ハイパーソニック音」に関しては、「無断引用」が問題となっているらしい。

しかし、研究成果をきちんとした形で利用されるのは科学者なら本望だろうし、そもそも「引用」ならば著作権法的にも何も問題ないはずだ。 ……というお話。

論文の無断使用って? (kikulog)

「著作権」にうるさいわりには、マスコミさんはこのへんの感覚がかなりいいかげんかも。そして、科学者コミュニティの側も、自分たちの研究成果がマスコミでどう扱われるべきなのか、少し真面目に考えた方がいいかも。
 
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ジョブズ、かっこいい!

ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」
(Engadget Japanese)
Thoughts on Music Steve Jobs February 6, 2007(apple)

旧態依然のレコード会社vs消費者の味方であるapple……という図式を強引につくってしまうのはさすが。もちろん裏にはビジネス的な戦略があるのでしょうが、それはそれとして。
 
 
さらに、レコード会社からすぐに反応がくるのもすごい

米レコード協会、ジョブズの「DRM有害無益」発言に返答(Engadget Japanese)

[WSJ] EMI、「全曲DRMなし」での販売を検討(IT media)
 
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周期表

世界一美しい周期表(スラッシュドット)

The Most Beautiful Periodic Table Poster in the World

単純に美しい画像ばかりではないのがかっこいい。

物理系や化学系、ついでに教育学をやっている人にとって、いかに美しく見やすい周期表を作るのかは、重要な問題らしい。
 
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知的財産としてのウイルス

WHO、ウイルスを知的財産と主張のインドネシアを非難(CNN)

どうせそのうち先進国の巨大製薬会社が特許でガチガチに固められたワクチンを作り、自国民の健康の生殺与奪権を握られてしまう。だったら、ウイルスで苦しんでいる我が国にウイルス自体の知的所有権を認めろ、という主張もわからなくもない。製薬会社に対して、ウイルスを独占的に提供するからワクチンを自国民に優先的に供給しろというのは、それなりに賢い戦略だと思う。国際社会からは反発をくらうだろうが。
 
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逃亡者おりん

あの「手鎖」という腕輪型万能変形兵器は、ウルトラブレスレッドみたいなものだな。
 
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フェルマーの最終定理 (サイモン シン、青木 薫 (翻訳))

読んでいて、なぜか自分の頭が良くなった気がする凄い本。同じコンビのもっと新しい「暗号解読」や「ビックバン宇宙論」もいいけど、読んでいる最中の感動という点では、本書が一番だったと思う。

まじめな科学書だって極上のエンターテイメントたり得るのだ、という実例ですな。文庫もでてます。

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2007.02.08

ゲーム脳を鍛える大人のDS

 
時間がないので忘れないようリンクだけ

ゲーム脳の恐怖で有名な森氏による講演会がおこなわれたそうです。

「たこの感想文」さんに、町田ゲーム脳講演リポート(リヴァイアさん、日々のわざ)
潜入! ゲーム脳洗脳セミナー!!(たこの感想文)
 
 
ゲームに限らず、なんでもやりすぎると体に悪いのは誰も否定できません。ゲームしすぎて病気になった子供は、おそらく実在するでしょう。

問題になっているのは、実験も論理もまったく科学的じゃないのに、いかにも科学的な学説であるかのようなふりをしている森氏のトンデモな態度なわけですが、ご本人も支持者もそれを理解できていないのしょう、きっと。
 
 
話はかわって、実にいいタイミングでかの毎日新聞にこんな記事が。

特集:脳トレ・DS“ゲーム脳理論”の森昭雄教授に聞く「良い効果の可能性も」(msn毎日 2007年2月6日)

私は「ゲームをなくせ」など、存在を否定することは言っていない。要は使い方で、何ごともやり過ぎはよくないということだ。

いいこと言ってるじゃん、……と思ったら

私の意見を批判する人は、毎日何時間もゲームをさせて良かったというデータを出すべきなのに、そうする人は誰もいませんよ。

これはちょっと頭が悪い発言かも。
 
それはそれとして、「DSの脳を鍛えるゲームについて、森氏に話を聞きに行こう」と思いついた毎日新聞社って、いろいろな意味でスゴイのかもしれないなぁ。
 

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2007.02.07

今日のいろいろ 2007/02/06

 
忙しいので少しだけ。
 
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さらばフロッピー

フロッピーに別れを告げる時が来た (科学ニュースあらかると)

8インチや5インチのフロッピー、うちにいっぱいあるぞ。 お世話になったメディアが消えていくというのは、ちょっと寂しい。
 
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ウイザードバイブル

Wizard Bible vol.31 (2006,2,5)

「第4章:OpenGLを利用した3次元プログラミング入門(前編)」は必見。とっても勉強になりました。
 
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文系と理系

ちょっと古い記事ですが、実に共感してしまったのでリンク。

文系教授の恐ろしさ(はてブついでに覚書。)
 
私は大学では理系と文系の狭間ともいえる分野をうろついているのですが(一応理学部)。

少なくともアカデミックな世界では、理系と文系では勉強のやり方からして根本的に違う、ついでにいうと、理系の中でも理学系と工学系ではものの考え方がまったく違う……ということを、心の底から思い知らされている今日この頃です。
 
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誇り高い技術者になろう—工学倫理ノススメ(黒田 光太郎 他)

倫理学になじみのない現場の技術者にとっては、この手の真面目な工学倫理の教科書も、星の数ほど出版されているうさんくさいビジネス本も、似たような本としか感じられないだろうなぁ。どちらも、ある意味当たり前の事が書いてあるだけだし。現場のエンジニアに訴えかけるための本なのでしょうが、それが成功しているかどうかはちょっと疑問。
 

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2007.02.06

ミノフスキー粒子とメラゾーマ

 
ミノフスキー粒子とメラゾーマ

ヨドバシカメラのDVDコーナーでおもわず足が止まり、デモ放映中の「エルメスのララア」と「光る宇宙」をつづけて立ち見してしまい、つい妄想してしまいました。
 
 
ミノフスキー粒子とは、宇宙世紀に発見された素粒子の一種です。強力な電荷を持ち、空間の中では立法格子状に整列します。空間に散布すると電波妨害を引き起こすため、レーダー等の電子兵器を無力化するために利用されます。この粒子の実用化により、高度に電子化されていた地球連邦軍の宇宙艦隊は一気に弱体化し、ジオン軍の機動兵器「モビルスーツ」が優位な状況が確立されたため、これがジオン公国が独立戦争を開始する原因ともなりました。

……てなお話は、日本人男子のおそらく数十パーセント以上にとって常識でしょう。(クォークは知らなくてもミノフスキー粒子は知っているという人も多かろう)。


バカバカしいほどの詳細な解説はこちら
ミノフスキー粒子(ウイキペディア)


さて、ミノフスキー粒子が高濃度に散布され、電波による通信が不可能な戦場にあって、唯一遠隔でも情報伝達が可能な人間が存在します。ニュータイプと呼ばれる、テレパシーのような力が使える超能力者達です。ジオン軍では、ニュータイプの力を増幅し、機動兵器を遠隔操作するサイコミュと呼ばれる兵器システムも開発され、実戦に投入されます。
 
 
で、ここからが妄想(いや、ここまでも十分妄想ですが)。

ニュータイプといえども、テレパシーを送ったり機動兵器を遠隔操作するためには、情報伝達を媒介する何かが必要なはずです。それがなにかというと、……空間に立法格子状に整列しているミノフスキー粒子を伝わる振動にちがいありません。これは、連邦とジオンの緊張が高まりミノフスキー粒子が盛んに散布された時期と、アムロやララアなどのニュータイプ能力が顕在化した時期が一致することからも明らかです。電波を妨害するミノフスキー粒子が、ニュータイプの能力を媒介するのです。ミノフスキー粒子というのは、ニュータイプにとってある意味エーテルなわけですな。
 
 
ミノフスキー粒子は、空間に整列し電荷で他の粒子を封じ込めるというその性質から、宇宙戦艦を空中浮遊させたり、核融合を炉内に封じ込めたり、ビーム砲を発射したり、果ては小惑星の軌道を変えたり、いろいろと物理的な力を発揮させることにも使われます。無茶な設定ですが、たとえTVシリーズが終わった後に作られた後付設定であろうと、富野監督がそう言うのですから、宇宙世紀ではそれが正しいのです。で、先に述べたように、ニュータイプは念じるだけで、この万能エーテルを振動させ、自由に操ることができるのです。

宇宙世紀最強のニュータイプ、アムロの能力をもってしても、やったことは他のニュータイプとの精神感応したり、ガンダムを操って敵を皆殺しにすることだけでした。しかし、これはアムロが軍人であってそのための訓練しか受けていないからです。訓練次第では、ミノフスキー粒子を自在に操り、ミノフスキー粒子の無茶な設定をフルに利用できるかもしれません。実際、カミーユなんかは、オカルトじみた能力を発揮していました。あれは既存のニュータイプ能力だけでは説明できません。ひょっとしたら、レベルさえあがれば、ニュータイプは念じるだけでミノフスキー粒子を利用して核融合をおこしたり、ビームを発射できる可能性だってあります。

……これって、「魔法」そのものですよね。
 
 
話はかわって、さらに妄想。

「魔法」が登場するゲームをする度に思います。魔法という架空な力に対して、なんとか物理的な解釈をこじつけられないものかと。

で、思いついたわけです。ひょっとして、アレフガルドにはミノフスキー粒子が満ちているのではないか? そして、魔法使いや僧侶と呼ばれる人々こそ、実はニュータイプなのではないか?
 
 
レベルのあがったニュータイプがミノフスキー粒子をあやつり、空間内でメガ粒子砲と同じ動きをさせる事ができれば、それはすなわち「ベギラゴン」。

核融合炉と同じ動きをさせれば「メラゾーマ」。

アムロの額で閃く稲妻を巨大化すれば「ギガデイン」。

ビーム攪乱幕を模した「マホカンタ」も可能でしょう。

グリプスでのカミーユとシロッコの戦いを応用すれば、「ドラゴラム」や「ミナデイン」そしてもちろん「メダパニ」(TV版)も可能ですな。
 
 
アレフガルドとは、宇宙世紀のなれの果てだったのです。
 

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2007.02.05

今日のいろいろ 2007/02/04

いろいろ

脳科学いろいろ

鹿野司


脳科学のダメな人・その1(前編)
(くねくね科学探検日記)

脳科学のダメな人・その1(中編)
(くねくね科学探検日記)

脳科学のダメな人・その1(後編)
(くねくね科学探検日記)
 
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理系白書で波動いろいろ

元記事
理系白書’07:第1部 科学と非科学/1 万能うたう「波動」(MSN 毎日インタラクティブ 2007年1月31日 東京朝刊)

記事を書いた人による関連記事
ニセ科学、マスコミの責任(理系白書ブログ)

当事者による関連記事
ガチガチ、ギリギリ(星になれ! - 波動注意報 -)
 
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ニセ科学ブームでいろいろ

まん延するニセ科学と、対峙する科学者たち(IT media)

IT media にしては、つまらない記事。
 
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人間の測りまちがい—差別の科学史(スティーヴン・J. グールド)

人種や民族や個人の優劣を”科学的”に証明しようとしてきた人々の、執念の歴史。頭蓋骨の容積やらIQで人の優劣を決めようとする試みくらいなら、現在の私たちから見ればバカバカしいの一言で済ませられるが(そうでない人もいるか?)、遺伝子診断なんかが実用化されても笑っていられるかな?

(いつのまにか「増補改訂版」なんてのが出てるんだ。表紙もかわったみたい。最近の遺伝子からみの話題にも触れているのかな?)
 


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2007.02.02

夕張市は倒産してよかったのかも

もちろん財政再建団体にならないですむのなら、それに越したことはないのは当然ですが。

しかし、どうやっても避けられないものなのだとしたら、この時期に倒産してしまったのは大正解だったと思います。(自治体の倒産の仕組みはよく知りませんが)
 
 
この時期だからこそ、さんざんニュースで取り上げられます。全国から注目されます。道からも、民間からも、かずかずの支援が得られます。芸能人も来てくれます。
 
 
第二第三の夕張の出現が噂されています。これは断言しても良いですが、次に倒産する自治体は夕張ほどは注目されません。支援もそれほどありません。

その点、結果的にしろ夕張市は上手くやったなと思うわけです。すでに瀬戸際にいる自治体は、あまり頑張らないで、夕張が話題になっているうちに、さっさと倒産してしまった方がいいかもね。

役人特有の要領の良さってのは、こーゆー時こそ発揮しなくちゃ。

(……とはいっても、たとえ今チヤホヤされたとしても、数年後には忘れ去られるのは同じなのでしょうが)


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2007.02.01

今日のいろいろ 2007/01/31

エントリをたてるほどでもない、いろいろ
 
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電子メールの8割はスパム

全電子メールの8割はスパム——Symantecの月例報告書(IT media)

体感的にそんなものかと思います。
 
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カノッサの屈辱&アインシュタイン

あの「カノッサの屈辱」が一夜の復活(IT media)

90年代初頭に深夜番組ブームを築いたフジテレビ「カノッサの屈辱」。2月5日深夜に一夜限りの特番として復活する。授業のテーマは「携帯電話の歴史」だ。

これは楽しみ。

ウイキペディアは、すでに更新済みなのね。
カノッサの屈辱 (テレビ番組)

ついでなので、同じ時代の深夜番組の傑作、素人向け科学番組の金字塔「アインシュタイン」(ウイキペディア)のリメイクも希望。最新のCG技術をつかってあの雰囲気を再現できたら、素晴らしいものができそうな気がする。(あの時代だったからこそ面白かったのかもしれませんが)
 
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水の完全リサイクル

クイーンズランド州政府、下水を処理して飲用に(スラッシュドット)
リサイクル下水、飲むしかない…干ばつ豪、08年から(YOMIURI 2007年1月29日22時54分 読売新聞)

干ばつに苦しむオーストラリア北東部クインズランド州政府は28日、下水を飲料用にリサイクル処理した水を同州の一部で2008年から使用すると発表した。

ケアンズとかの観光地があるところだそうで。

来るべきスペースコロニーでの生活を見越した完全リサイクル生活の先駆け、……というほど大げさではなく、日本でも下水処理場の下流に浄水場があるところはあるらしい。

それよりも、長い目で見ると、この大干ばつが肉でも野菜でもとにかく輸入に頼っている我々の食生活にも影響を与えるのはまちがいないだろうなぁ。
 
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化学物質過敏症と反証実験

反証実験の必要性〜化学物質過敏症に対する負荷テスト(NATROMの日記)

化学物質過敏症って、TVでみるほど単純じゃないらしい。確かに苦しんでいる人はいるのだが、その原因究明のやり方が難しいのね。
 
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波動

理系白書’07:第1部 科学と非科学/1 万能うたう「波動」(MSN 毎日 2007年1月31日 東京朝刊)

ひょっとして、ヤマトの「波動砲」とかイデオンの「波導ガン」の問答無用の破壊力が、トンデモな方々におおきな影響をあたえているのだろうか?

本家
波動注意報
 
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疑似科学と科学の哲学(伊勢田 哲治)

科学哲学の入門書として最適。ニセ科学について語りたいときには、読んでおくととても便利な本。
 


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