デスマーチはソフトウェア業界だけのものではない?
ソフトウェア業界には、「デスマーチ」という単語があります。
ウィキペディアによると
長時間の残業・徹夜・頻繁な休日出勤といった、プロジェクトメンバーに極端な負荷を強い、しかも成功の可能性が薄いプロジェクトを主に指す
だそうです。
要するに、みんな絶対に納期には間に合わないとわかっているのに、徹夜してでも続けなきゃならないプロジェクトのことですな。
なぜソフトウェア業界ではそんな事がおきるのか、いろいろと分析がなされていますが、いまだにデスマーチは無くなりません。今日も多くのIT企業で、プログラマーが徹夜しながら苦しんでいるはずです
実は、私も何度か経験したことがあるのですが、デスマーチ中に感じるあの空しさと絶望感は、他業界の人に説明するのは難しい。まったく先が見えないのにとにかく辛い状況がいつまでも続くわけですから、あれを何度も経験していると悟りが開けるかもしれません(その前に精神と肉体が壊れなければ)。
ウィキペディアには
メンバーに心身ともに強い負担が生じるため、急激な体調不良、離職、開発の破棄ともとれる中途半端な状態での強引な納品、最悪の場合には過労死、自殺に至る危険性を孕んでいる。
なんてことも書いてあります。これが笑い事じゃないから怖い。
で、話はかわって。
「実は日本の医療そのものがデスマーチだった。そして今まで頑張っていたメンバーはどんどん脱落しつつあり、それとともに医療が崩壊しているのだ」……てな主張をされている方がいます。
デスマーチ・プロジェクト(新小児科医のつぶやき)
デスマーチ補足(新小児科医のつぶやき)
「めからうろこ」とはこのことかも。
医療もソフトウェアも「絶対」はあり得ない世界であり、そして顧客の要求には際限がありません。
顧客を選べない、もしくはリーダが無能な場合、簡単にデスマーチが発生してしまう世界ですな。そして、いつのまにかメンバーは逃げ出し、プロジェクトは崩壊に向かうわけです。
とはいえ、医療業界全体をデスマーチにたとえるのはちょっと違うような気もするのですが、……うーん、考えがまとまらない。つづきはもう少し考えてから。
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コメント
医療崩壊については産科も大変なことになっていますね。
投稿: 0x4E71 | 2007.01.30 11:34
コメントありがとうございます。
>医療崩壊については産科も大変なことになっていますね。
少子化を問題にするのなら、まずは安心して子供を産める社会をつくる必要があると思うのですがねぇ。
市民としては、医療崩壊に対しどう対応するのがただしいのでしょう?
投稿: sapporokoya | 2007.01.30 23:12
今日も旭川医大が根室市民病院から内科医を引き上げるというニュースを聞いて驚いているのですが、アクティブにできることは医者に掛からないことを目指すしかないのかなぁと、病院経由で出社するときに思いました。
投稿: 0x4E71 | 2007.01.31 11:40
コメントありがとうございます。
個人的には、病院にかからなければいいのでしょう(とはいっても、そう上手くはいかないのでしょうが)。
しかし、市民のみなさんが病院にいくのを我慢したとして、それがよいことなんでしょうかね? 医療崩壊を防ぐことにつながるのですかね? ……難しい問題です。
投稿: sapporokoya | 2007.01.31 22:46