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2006.12.05

探査機はやぶさと宇宙への脱出


宇宙関連の興味深かった記事2題

まずは,宇宙の果てでがんばっている探査機「はやぶさ」の地球帰還についての報道.

小惑星探査機「はやぶさ」、地球帰還準備が本格化(asahi)

はやぶさは、これまで様々な苦境を涙ぐましい創意工夫で乗り越えてきた。姿勢制御にイオンエンジンを使ったり、その推進剤を節約するため、太陽電池パネルが受ける太陽光の圧力を利用したり、といった具合だ。

プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「楽観はしていないが、最大限の努力をし、何としても地球に帰還させたい」と言っている。

ホント,はやぶさの中の人々のご苦労には頭が下がります.たとえ帰還に失敗したとしても,ミッション全体としての成果の大きさをきちんと評価したうえで,きちんと報道してほしいな.

JAXAによる情報はこちら
はやぶさプロジェクト(JAXA)

おまけ.
これほどの成果をあげているんだから,二号機の予算くらいなんとかして
子供達に「はやぶさ2」を贈りませんか? (科学ニュースあらかると)
 
 
さて,話はかわって.

宇宙を語らせたら地球一の男,ホーキング博士がスケールの大きな事を行っているらしいですよ.

「人類は別の惑星に移住を」 ホーキング博士(CNN)

「人類は遅かれ早かれ、いん石の衝突や核戦争によって滅亡する可能性がある」と指摘。そのうえで「別の太陽系の惑星へ移動し、自立した生活を営むことができるようになれば、将来は安泰だ」

そのとおりだと思う.彼が言っていることは,実によく理解できます.

しかし,ふと我に返って冷静に考えてみると,ちょっと違和感を感じるんですよね.なぜ人類は,人類の絶滅の心配をしてしまうのでしょう? 不思議だなあ.

私自身や知人を,隕石や核戦争の危機から救いたい・・・・・・と思うのは当然でしょう.また,いま目の前に人類絶滅の危機が迫っていて,少しでも同胞を助けたい・・・・・・というのもわかります.

でも,私がすでに死んだ後の将来の人類の絶滅について,なぜ私は心配してしまうのでしょう? そして,たとえ地球が全滅していても地球以外に人類が生き残ればいいやと感じてしまうのは,いったいなぜなのでしょう.この感覚は自分でも理由がわかりません.人類の本能なんですかね?

すくなくとも,「本能的に種全体の絶滅を心配する」なんて遺伝子が,人類の進化の過程で獲得されたものではないはずです.そんな遺伝子を持った個体は,持たない個体によって淘汰されたでしょうから.

もしかしたら,人類という種は,とにかく外へ外へと生活圏を広げるよう本能に組み込まれていて,隕石とか核戦争による人類絶滅の危機なんて,単に宇宙へ進出するための方便なのかもしれないなぁ.だとすると,さすがのホーキング博士も,そんな人類の業からは逃れられなかったわけだね.
 
 

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