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2006.01.31

PCに名前をつけて恋人のように扱うのは正しい

一般消費者の情報セキュリティに関するリテラシー向上のためには、いったいどうしたらいいでしょう? この問題に対して、ひとつの解答が見つかったかもしれません。 
 
まずはじめに、向上すべきセキュリティリテラシーとはなんでしょう? 現状では、OS等のアップデートを定期的に行うこと、ウイルス対策ソフトの導入とパターンファイルの更新、セキュリティ関連の情報を集め実践すること……等々、要するにPCをきちんと世話してやれということですな。

では、普段からPCを利用している一般消費者が、なぜPCの世話をしないのでしょう? これは、PCを家電だと思ってるからじゃないですかね。

日本人にとって家電というものは、滅多に壊れない頑丈な物であり、基本的にメインテナンスフリーです。しかも、もし故障しても、新品を買ってきた方が安かったりします。ですから、PCも一度購入すれば壊れるまで使い倒せばいいと考えるのも、無理はないかもしれません。
 
 
では、そんな消費者の意識を変えるためには、どうしたらいいでしょうか?
 
 
……まずは、PCに名前を付けてあげるがいいかもしれませんな。

名前をつけるといっても、Windows で言うところのコンピュータ名とか共有名の事を言っているわけではありません。FQDN や /etc/hosts に書かれた名前の事でもありません。もっとありふれた名前、例えば「ポチ」や「タマ」などの名前です。

言うまでも無いことですが、ペットというものは、毎日いろいろ世話してやらなけらばいけません。餌をあげたり、遊んでやったり、何かにつけ手間がかかるもんです。……多くの人は認識していないようですが、実はPCも同じなんですな。

そう、人々がPCをペットとして扱い、日々の世話を怠らないようになれば、セキュリティのリテラシーの問題はほとんどが解決するはずです。(ペットの虐待とか例外もありますが)

てなわけで、日本のメーカーは家電然としたPCを売るのを直ちにやめてほしい。そして、愛玩の対象となるようなPCを売り出してくれませんかね。
 
 
……いや、どうせなら、「ペット」よりも「恋人」にした方が、効果があるかもしれません。

今こそ「萌えるPC」が必要です。メーカー各社は、是非このへんを参考にして欲しい。なんたって、日本の消費者のセキュリティリテラシー向上のためなんだから、仕方がない。どうかね。

参考
美少女キャラデザインのベアボーン「きゃらべあ」(やじうまPC Watch)
 
 
以下余談。
ちょっとマジなお話をすると、ロボットや機械の擬人化に抵抗が無く、さらに妙なオタク文化が浸透している日本という国は、将来は世界でも独特なコンピュータの使い方を発見する可能性があるかもと思ったりもします。

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2006.01.30

本を床下収納するのは正しいのか?


日曜夜のお約束と言えば、「なんということでしょう!」でおなじみの「大改造!!劇的ビフォーアフター」です。今年3月で番組終了らしく、ちょっと残念ですな。

さて、本日の放送は、大学教授と助教授の夫婦のお宅が舞台で、合わせて4000冊にのぼる蔵書をいったいどうやって収納するのか、というところが焦点となっておりました。

で、解決策のひとつとして、書斎の床下に蔵書スペースをつくってしまうわけですが。
 
 
私は、本を床下収納してしまうのは、断じて間違いだと思う! なぜなら、本というものは、たくさん並んでいるのを見てニヤニヤするのが正しいからだ。
 
 
きちんと本棚に収まっていなくてもかまわない。無造作に床から積み上げられていてもいいし、整理されないまま家のそこら中に散らかっていてもいい。とにかく、本というものは、なんらかの形で見える所においてあるのが必要なのだ。読んでしまった後に見えない所に収納してしまうのであれば、いっそ図書館から借りてくればいいわけで、わざわざ買う必要はない。

それが小説であろうが技術書であろうが、たとえマンガであっても、蔵書というものはその持ち主の人格や知識を一目でわかるよう表現するものであり、その一覧を常に自分で眺めることにより、自分自身の歩んできた人生を再確認することができるのだ。それを人目から隠してしまうということは、自分の人格には他人にさらす価値がないといってるのも同然なのだ。

本日の「巧」は、本を買う人の気持ちが全く分かっていない。こーゆー所にも、番組終了の一要因があるのかもしれないぞ。
 
 
……などとえらそうな言いつつも、エロな本(特に特殊な趣味のエロ)だけは、ベッドの下や床下にでも隠しておいた方がいいような気もしないでもない。
 
 

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2006.01.27

SONY、ロボットから撤退

ソニーさんが、AIBOやQRIOなどのロボットを見限ってしまったそうです。

ソニー「QRIO」新規開発を中止(IT Media)

重要なお知らせ(ソニー)

「この度、AIBO本体の生産を、2006年3月をもって終了させていただくことになりました」

本業に回帰するということなんでしょうが、じゃあSONYの本業って家電だったんですかね、もともと。 こーゆーちょっと変なものこそ、SONY を SONY たらしめた製品ラインナップだったような気がするけどな。

AIBOさんの敗因は、自由にハッキングできないことでしょう。なんだかんだ言っても、手ごろな価格のおかげでロボットとしては前例が無いほど凄い数が出回り(あくまでロボットとしてはですが)、それなりにご家庭にまで普及したマシンです。ソフトもハードも仕様を公開し自由に改造可能にさえしておけば、世界中の好き者が勝手に改造しまくって、ロボット技術の飛躍的な進歩につながったと思うけどなぁ。ロボカップの四足ロボットリーグも盛り上がってるし。

AIBOやQRIOごとき、大SONYにとってたいした出費ではあるまいに。オープンなロボット技術の立役者として、歴史に名を残すチャンスを逃したんじゃないかな? 今の世の中、そーゆービジネスモデルもありだと思うよ。(それで儲かるかと問われると、直接の儲けはほとんどないだろうけどね)。

これからのSONYがどうなっていくのか、注目しましょうか。

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2006.01.26

米国と中国とグーグル

オンラインポルノから児童を守るためとして、アメリカ司法省が検索エンジン各社に対して、検索データの提出を求めたそうです。

米司法省、オンラインポルノめぐりGoogleに情報提出要求(IT media)
米司法省、Yahoo!とMSにも検索データ提出要求(It media)

「司法省はGoogleに対し、……同社のWeb検索システムで入力された全クエリーの提出を求めた」

「Googleは、政府による行き過ぎた要求だとしてこれを退けている」

……とりあえずgoogleは、ユーザのプライバシーを守るため、司法省の要求には全力で拒否する構えだそうです。たしかに、検索クエリーを利用する事がオンラインポルノから児童を守ることに繋がるという論拠が今ひとつわからない上に、そんなプライバシー満載のデータを政府に渡せば、どんな使い方されるのかわかったものじゃありません。ましてやブッシュ政権だし。

googleの対応は、我々がシリコンバレーの企業に抱くイメージ通りの行動ですな。ちなみに、yahooやマイクロソフトやAOLなどは、この要求に応じてデータを提供してしまったらしいですが。
 
 
さて、米司法省のプライバシー侵害(?)の要求は突っぱねているgoogleですが、中国ではちょっと対応が異なるようです。

Google、中国で「検閲版検索サービス」提供へ(IT Media)

「中国政府との対立を避けるために、電子メール、チャットルーム、ブログなどユーザー投稿型サービスへのアクセスを制限する中国向け新サービスを導入する」

「台湾やチベットの独立、違法とされている宗教団体の法輪功などの話題が制限を受けるかもしれない」

さすが中国。ここまで露骨なネットの制限は、なかなかできる事じゃありません。

そして、さすがgoogle。母国政府にはめいっぱい反抗しても、巨大なマーケットを抱える中国政府にはビジネスを考えて簡単に妥協するあたり、これも実にアメリカンテイストを感じさせてくれます。

自由を国是とする母国を誇りに思うからこそ、理不尽だと感じた要求には従わないんですかね? そして、他国の人民に対しては、あくまでビジネスライクにクールなおつきあい。その行為の善悪はともかく、逆よりはよっぽどかっこいいですな。
 
 
で、そんなアメリカと中国が、世界の悪質webサイト数でワンツーを争っているそうです。

悪質なWebサイトが最も多いのは米国」,米Websenseが“分布地図”を公表(IT Pro)

「国ごとの悪質サイトの数が世界全体の確認数に占める割合を色で表す」地図によると、アメリカと中国が見事に真っ赤にそまっていますな。このデータ自体の信用性とか、いろいろ問題はありそうですが。

それにしても、自由の国アメリカに悪質犯罪サイトが多いのは納得。ブッシュさんが統制しようといくらがんばっても、良くも悪くもこれがアメリカなんでしょう。(単にインターネットの利用者が多くて、それで犯罪も多いだけのような気もしないでもないですが)

それよりも、ネットに対する強烈な統制を隠しもしない中国に犯罪サイトが多いというのが、ちょっと驚きです。政府による統制が厳しいからこそ犯罪が多いのか? それとも、そもそもネットの統制なんて不可能なのか? もしかして、政府が熱心に統制するのは国家に仇なす情報だけで、犯罪に対しては全く無頓着なのか? ひょっとしたら、外国人をターゲットとした犯罪サイトはワザと放置なのか?

中国政府が運用している「中国内のWebをグローバルインターネットから切り離して囲う「グレートファイアウォール」」……とやらの実態を、詳しく知りたいもんですな。


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2006.01.25

「南極の氷」記事比較

日本の南極観測隊が、深さ約3000メートルの氷床掘削に成功したそうです。なんでも約100万年前の氷らしいですよ。

個人的にはもの凄い事だと思うのですが、新聞はどう思っているのか、本日のメジャー紙の記事を並べてみました。

あくまでネット上の記事だけですが、新聞によってかなり内容が違うもんですな。(各社とも数日でリンク先が無くなるはずなので、注意)
 
 
その1 産経

南極観測隊、3000メートルの氷床掘削に成功 世界最古か(産経)(01/24 10:46)

一番長い記事。この氷がいったいどのように役立つのか、きちんと解説してくれています。

「氷の中に閉じ込められた空気から、過去の気温や二酸化炭素(CO2)濃度の変動を解明する」

「氷に含まれる元素や微生物から太陽活動の変動や生物進化もたどる」

「約80万年前は地球磁場の反転期に当たる。80万年以前の資料が得られることで、磁場の変化が地球環境に与えた影響も解明できる」

ふむ。内容が正確なのかどうかはともかく、詳しく書かれていて参考になります。
 
 
その2 朝日

百万年前の氷、掘り出し成功 南極・ドームふじ基地(朝日)2006年01月24日17時02分

「気候変動を知る手がかりとなるほか、未知の微生物の発見にも注目が集まる」

……地球の磁場や太陽活動がなくなってしまいました。
 
 
その3 日経

南極観測隊、深さ3029メートルの氷採取に成功(nikkei)(11:09)

「これまで地球環境の変化を知ることができる」

……えらい簡単ですな。
 
 
その4 読売

南極の氷掘削、目標の岩盤には到達できず(yomiuri)(2006年1月24日14時39分)

「目標にしていた岩盤には到達できなかった。今年11月以降に再挑戦する」

これだけ? ひどい! 越冬隊のみなさまががんばって採取したのに!

……と、思ったら、一日前にきちんと取り上げていました。

あと2m…最古の氷採取へ、南極観測隊が最後の挑戦(yomiuri)(2006年1月23日14時38分)

「未知の微生物の発見や太陽活動の地球環境への影響分析が期待できる。古い時代の気候を知れば、将来予測にも役立つ」
「あと2メートルの岩盤到達に向け最後の挑戦を行う」

ふむ。二日分合わせればもっとも詳しいかも。やるな読売。 でも、24日の記事だけ見たら、やっぱり越冬隊の大失敗にみえるよなぁ。

新聞は毎日欠かさず読めということか? ……おっとそういえば、毎日新聞を忘れていたぜ。
 
 
南極の氷の下とか宇宙とか深海とか、未知の場所への挑戦は、お話を聞くだけで心が躍ります。もっともっと詳しく報道して欲しい。お膝元の文化省や極地研や越冬隊のサイトにこのニュースが無いのは、ちょっとどうかと思うな。
 
 
おまけ H2Aロケット発射写真

H2A打ち上げ成功、観測衛星「だいち」が軌道に(yomiuri)

この記事の写真、かなりかっこいいと思う。

壁紙にしたいので、もっと大きくて綺麗な写真を公開してくれないかな、読売さん。


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2006.01.24

英語のリスニングが苦手な人

先日、英語で行われた講演を聴く機会があったわけですが、英語を聴くと反射的に眠くなってしまうのは困ったものです。

そういえば中学生の頃、英語ペラペラを目指してNHKラジオの「基礎英語」とか聴き始めた時も、はじめの数分間で必ず寝てしまい(本当に100%寝た)、志の第一歩を踏み出す以前に断念した記憶があります。

大人になってからも、英会話のカセットテープには何度かチャレンジしましたが、やっぱり必ず寝てしまいます。ちなみに、命に関わりそうなので、車を運転しながら聴くのはまだ試したことがありません。
 
 
もうひとつおまけに、仕事上の外人もいる会議の場で黙っていたら、クソ生意気な外人の若造から「あーゆーすりーぴんぐ?」とか面と向かって言われた経験のあるビジネスマンは、そうはいないだろうなぁ。(本当に寝ていたのだ)
 
 
……私が受験生の頃、共通一次の英語の試験にリスニングがなくて、本当に良かった。心の底からそう思います。リスニングできないのは当然としても、寝てしまっては試験にならないからね。今の受験生は大変だ。


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2006.01.23

東証の迷走について

こないだのシステム停止でかなりアレな事が世間に露呈し、ライブドア騒動で世界中に恥をさらしている東京証券取引所についてのいろんな記事に対する感想です。。

私は東証システムの実体も知らないし、株取引の詳細についても良く知りません。従って表層的な見方しかできませんが。

東証が清算システムの緊急増強を完了、1日500万件の約定処理が可能に(IT Pro)
東証、23日から約定500万件にシステム増強・時間短縮継続(日経)

だれが見ても場当たり的な対応で、またすぐに停止すると思いますよね。証券取引所というものは、「また停止するかも」と思われるだけで、日本経済にかなりのマイナス要素になると思うんだけどなぁ。

ライブドアを悪者にする人もいるようですが、ライブドアがその犯罪(まだ容疑ですが)の責任をとる相手は株主と東証だけです。東証のシステムが停止して日本経済が混乱したとき、国民に対してその責任をとるべきなのは、あくまで東証です。その辺がわかっているんですかね?

また、ライブドアを上場廃止するとかしないとか言っているらしいですが、この状態でそんなことを発表したら、本当にシステム(コンピュータ以外の仕組みも含めて)が再起不能にならないですかね? だとしたら、上場廃止が法的、道理的に正しいことだとして、なのにシステムの容量の問題から踏み切れないとしたら、それは未来永劫禍根を残すことになるんじゃないかな? システム更新がままならぬまま、ライブドアに関して東証がどのように決着をつけるのか、注目しましょう。
 
 
で、システムの容量不足の原因ですが、現システムが実は耐用年数を過ぎている事が判明したそうです。

東証システム、構築は10年前ですでに耐用年数もオーバーしていた(スラッシュドットジャパン)
東証システム、耐用期限過ぎていた 導入は10年前(朝日)

「東京証券取引所の異例の全株式売買停止を招いた清算システムは、約10年前に導入したコンピューターを使い、当初の耐用期限は04年後半だったことが分かった」

……うーーん。システムの詳細はわかりませんが、大規模なだけにおそらくいろいろ事情があるのでしょう、たぶん。でも、少なくとも現システム設計時(12年前?)から予見できていた危機を今まで放置していたと言うことは、よく言って無能、普通に言えば犯罪といえるような気がするな、これだけ重要なインフラなんだから。

まさかと思いますが、お金の面からシステムへの投資をケチっていたわけじゃないよね? すべてにスピードが求められる今の世の中、証券取引所のすべきことは、たとえ人件費を減らしてでもIT投資を増やす事だと思うぞ。

これに対する政府の言い分。

金融相「東証、外部の知見活用した改革必要」(日経)

監督する立場の金融相も同罪じゃないのかなぁ。
 
 
おまけ。東証システムの詳細についてのまとめ。いろんな所から参照されていますが、なかなか驚くべき内容ですな。

[社会]抜本的改良は手遅れな東京証券取引所システム~問われる技術立国日本の脆弱性(木走日記)

IT投資について、本当は使いたくないけどしかたないから投資する、程度の意識のままでは、この国の産業は没落する一方だと思うな。エンジニアを尊敬しろとは言わないけど、委託する側も一緒になってシステムを作り上げるという意識じゃないと、システム構築は大抵うまくいきませんよ。わかってるかな、特に東証の幹部は。

 
 
もうひとつおまけ。大笑いしたウソ記事。

楽天、東証新システム構築を受注(bogusnews)

うまい! 笑いどころが実にIT屋のツボを押さえている。
 

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2006.01.22

ブリ大根の謎


突然ですが、晩飯を食ってて思い立ちました。ブリ大根はなんて美味いんだ。美味すぎる。

しかし、なぜブリと大根なのか? 誰がこんな組み合わせを考えたのか? 「マグロ大根」や「ブリにんじん」ではダメなのか? 不思議だと思いませんか?

で、困ったときはgoogleさん。いろいろ検索してみました(やることはいっぱいあるのに、我ながらなにをやってるんだか)
 
 
まずは「タイ大根」「マグロ大根」

これは誰でも思いつくらしく、TV番組で取り上げられた事があるらしいですよ。

冬の日本海 寒ブリの謎(所さんの目がテン! #708 (2003/11/23))

なんでも、

「タイ大根は大根に全然味が染みません」
タイは「近海魚(白身魚は一般的に近海魚)であるため、回遊魚ほどに脂肪分を体内に蓄えていない」
 
「マグロ大根は、マグロが固くなってしまった」
「長距離を移動する回遊魚は身が赤いですが、これは熱すると固くなる筋形質タンパク質を持っているから」
 
「ブリは近海魚の特徴も兼ね備えた回遊魚だった。つまり赤身魚と白身魚の中間。なので煮てよし生でよし!!」

……だそうです。勉強になりました。ブリの旨みが大根に染みこむのが重要なんですな。
 
 
ちなみに、サバ大根は「味噌で煮た方が美味い」らしいです。サケ大根は、見つけられませんでした(一緒に鍋で煮る料理はいくらでもあるのでしょうが)。

もうひとつ。根拠はありませんが、カツオ大根はいけそうな予感。

びっくりしたのは、フォアグラ大根(広島ガスのサイト)。 美味いのか? これ。
 
 
逆に、ブリの旨みが染みこむ相手がにんじんや里芋、ゴボウでもいいんじゃないか? というわけで検索してみましたが、あまりきちんとした料理にはなっていないようですねぇ。
 
 
で、思いついたのが「ブリじゃが」

これ絶対に美味いと思います。温帯性のブリと北海道のジャガイモ、南北に長い日本ならではのコラボレーション!  登録商標にするなら今のうち?


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ウイルスの20年


「PCウイルス」が実際に出現してから、ちょうど20年だそうです。

PCウイルス誕生から20年――次の標的は?(IT media)
「ウイルス出現から20年,一番変わったのは作者の動機」---F-Secure(It Pro)
成年を迎えたPCウィルス(スラッシュドットジャパン)
 
 
おまけ。ウイルスの歴史について、わかりやすい記事とか。

コンピュータウイルスの歴史。それは1972年から始まった(インプレス)
ウイルス誕生20周年、その歴史をふり返る(CNET Japan)
 
 
この20年間の歴史(理論やコンセプトだけなら30年間以上)で、ウイルスは劇的に進化してきました。「ウイルス」の定義にもよりますが、ワームとかスパイウェアとかの悪のプログラムも含めれば、今や全世界のコンピュータのうちかなりの割合が感染してるはずです。この20年間でウイルスは大繁栄を遂げたわけですな。

で、次の20年で起こることを想像してみますと……。

家電や自動車に感染するウイルスの出現。これは確実です。コンピュータが内蔵され、なんらかの通信を行う仕組みがあれば、それを狙うウイルスは絶対に出現します。そして、なんでもかんでもコンピュータ化、ネット化される傾向はとまりません。「ウイルスによるビル全体の機能麻痺」なんて事件が起きるのは、そんなに遠い未来じゃないだろうなぁ。

もうひとつ。人間に感染するコンピュータウイルスも出現するでしょう。
人工臓器やサイボーグ器官やらが、ウイルス作者によって意図されたものか否かはおいといて、何らかの形でウイルス感染する事件がおこるんじゃないかな?

ひょっとしたら、DNAコンピュータで増殖したDNAウイルスの分子が漏洩、なんらかの形で実際の生物のDNAに感染、などというSFのような事件が起こるかもしれません。そして、既存のウイルスと合体したサイボーグウイルスが人類の生存を脅かす……なんてのは、20年じゃ無理かな? イーガンあたりに、こんなテーマのSFを書いてもらいたいもんだ。

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2006.01.20

「紙面で勝負」から「記事で勝負」へ

ここ数日、大きな事件がたくさん起こりました。「一連のライブドア騒動」「耐震強度偽装問題の国会喚問」「少女殺人犯の死刑判決」そして「阪神大震災11年目」。どれが新聞の一面を飾ってもおかしくない大事件であり、新聞各社は苦労したことでしょう。

このような、どのニュースを一面トップに据えるかという選択、別の言い方をするとニュースに対する順番つけは、ジャーナリズムの重要な役割です。しかし、ジャーナリズムの役割はそれだけではありません。いろんな分類の方法があると思いますが、ジャーナリズムに求められていた役割は以下の二つがあると思います。
 
 
その1 ニュースを作ること

世の中の森羅万象すべての出来事がニュースになるわけではなく、まずニュースとして取り上げるという選択行為があります。そして選択された出来事を、文章なり映像なりのニュースとして仕上げる行為。ここまでがニュースの制作と言えるでしょう。
 
 
その2 ニュースの順番つけ

大量にできあがったニュースを、全て公平に伝えることは不可能です。その重要度に従って順番つけをせねばなりません。一面トップ記事の選択の作業は、これにあたるわけですな。
 
 
新聞やTVなどの既存のマスコミは、このジャーナリズムの役割をふたつ同時にこなしてきました。自分で取材しニュースを作り、自分でその順番を判断し、その通りにメディアに乗せてきたわけです。例えば、新聞社のサイトを見ると、自社でつくったニュースが、トップ記事から泡沫記事まで重要度に従って順番に並べられています。

ちょっと別の見方をすると、本来重要なのは個別の記事であり、新聞社サイトは、Web空間に存在する記事の中から自社制作の記事だけを選択し、自社でおこなった順番つけに従って表示している、と言えます。

しかし、個別の記事の制作と、それを選択し順番つけて表示するというジャーナリズムのふたつ役割は、両方を同じ人がこなす必要はありません。WWWという仕組みの元では、他人が作ったニュースを集め、それを自前の基準で順番つけ他人に提供する仕組みは簡単につくれます。(もともと通信社から配信された記事を載せるだけの地方新聞なんかは、ある意味こーゆー仕組みだといえるかもしれません)
 
 
ここから、記事の作成を市民自ら行うことは難しいとしても、「トップニュースの選択を市民の手で行いたい」という発想が出てきます。特に、先日のように大きな事件がいくつも同時に起こった時には、その中の何が本当に重要なのかの判断を、既存のマスコミにはまかせておけないと思う人は多いでしょう。また、大手マスコミが決して取り上げない小さなニュースが、市民にとっては実は重大なのかもしれません。
 
 
実は、既存のマスコミではなく市民によりトップニュースを選択する仕組みは、現在もそれなりに存在します。

例としては、Hatena Bookmark Newsが挙げられます。(「はてブ」が新聞社サイトを殺す可能性(踊る新聞屋)を参照)多くの人にブックマークされたニュースほど、トップニュースとして取り上げられる仕組みです。非常に民主的ですな。

また、「Google ニュース」もあります。これは、外部からたくさんリンクされた記事ほど上位に来る仕組みです(記事を選択するアルゴリズムは公開されてないので、あくまで想像ですが)。悪名高き2chの「ニュース速報+」だって、多くの2チャンネラーにより「age」られた記事ほど上位にくる、ある意味公平で民主的な仕組みです。また、所謂「個人ニュースサイト」群により形成された一種の大規模なリンク網も、全体としては同様な働きをしてると言えるでしょう(「ニュースサイト」と「脳の短期記憶」のアナロジー を参照)。

このような民主的にトップニュースが選ばれるシステムが「新聞社サイトを殺す」までいくかどうかまではわかりません。しかし、個別の記事が注目されることがあっても、新聞社サイトの必要性が感じられなくなったのは確かでしょう。
 
 
さて、今まで、マスコミとしての新聞が評論されるとき、それは紙の「新聞」もしくはネット上の「新聞社サイト」という全体の一塊で見られてきました。個別の記事の制作と、記事の順番つけの両方が行われた上での「紙面全体」で勝負してたわけです。

しかし、いまやネット上では新聞社サイトはあまり注目され事がなく、個別の記事が新聞社の枠を越えて市民によって評価され順番つけされています。記事で勝負の時代になってきたわけですな。

この点をきちんとマスコミが理解し、個別の記事が民主的に選択されるよう気をつかえば、記事の質は自然とあがるでしょう。市民、マスコミ双方にとり、決して悪いことじゃないんじゃないかな。既存の新聞社も、いっそのことサイトごとブログ形式にしてしまえばいいのに。個別の記事をエントリーにトラックバックやコメント欄がつくだけで、今の新聞社サイトと根本的なところはかわらないはずだし。
 
 
ながながと書いた割には、ありきたりのお話でした。自分の考えの整理のためということで。
 
 
余談ですが。
問題は、上で述べたようなトップニュースを民主的に選択する仕組みが、果たして本当に市民の声を代表しているといえるのか? ですな。特に2chのニュース板が「市民の声」だなんて、既存のマスコミは絶対にみとめないだろうなぁ。私は、2chもりっぱな世論の表現のされ方のひとつだと思いますけどね。 
 

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2006.01.19

ウイルスの話題にはもう飽きた?


先日、現役の某大きな新聞社の科学関連の記者さんと世間話する機会がありました。ほんの数分間ですが。

で、話のついでに「市民の情報セキュリティ意識の向上のため、新聞でもう少しコンピュータウイルスの事を取り上げてくれないもんですかねぇ」と冗談半分でいってみたわけです。

すると返ってきた答えが、「最近は、みんなウイルスの話題にも飽きちゃったみたいで」……ですって。

そーかー。 世間は、……いや新聞社はそーゆー認識なのかぁ、やっぱり。

一般市民の情報セキュリティリテラシー向上への道は、まだまだ遠いかもね。 はぁ。


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2006.01.17

見知らぬじーさんが目の前で……


なぜか忙しくて何も思いつかないので、最近の出来事でも。

それは数日前、定時後に会社を出た直後の事でした。北大にいく用事があり、私はかなり急いでいました。しかし、雪の歩道は人ひとり歩く部分の幅しかありません。正面からは杖をついたやけにふらふら危なっかしいじーさんが歩いてきます。よけてやるか……と思った瞬間、じーさんが私の目の前でスコーンと派手にすっころびます。雪の中にうずくまったまま起きあがってきません。

物理的に私の逃げ場はありません。急いでいるのに。 しかも、私の後ろには同じ会社の女性(若くてかわいい)がおり、私の行動を注視しています。……絶体絶命です。どんなに急いでいても、私が助けてやるしかありません。 (じーさんの後ろを歩いていたオッサンが、うずくまるじーさんを平気で追い越していったのは、ある意味スゲェと思った)

てなわけで、じーさんを無理矢理助け起こしてみると、ズボンが破れ、目はうつろ。意識はあっても足を強打したらしく、自力では立ち上がれません。しかたないので会社に連れ込み、救急車を呼びました。その後どうなったかは知らないけど、大丈夫だったのかな?
 
 
急いでいる時に限って、こーゆー事件が起こります。

実は、見ず知らずのじいさんが目の前で倒れたのは、この冬だけで2回目です。

前回も北大に行く途中でした。地下鉄札幌駅の南北線と東豊線の間の長い長い通路の途中、目の前のじーさんが突然うずくまり動かなくなりました。なぜか運悪く周りに人はいません。仕方ないので走りましたよ、遙か彼方の駅事務所まで。

で、駅の中の人と車椅子を押して戻ってみると、じーさん平気な顔して復活してやがります。(一応車椅子に乗せ、駅員さんが連れて行きましたが)。

……遅刻した責任をとって欲しいもんだぜ
 
 
こんな事は今まで生きてきてほとんどなかったのに、続けざまに起こるというのはどーゆー事だろう? 今年はそれほど寒いということなのだろうか?
 
ひょっとしたら、神様が私を試しているのかもしれない。ならば、善行したんだから、当然見返りがあるはずですな。期待しようっと。
 
(ちょっとまじめな感想ですが、あんなヨロヨロのじーさんにひとりで雪の中を歩かせるのは、家族もどうかしていると思う。しかし、ひょっとしたら元々家族なんていないかもしれないし、いろんな意味でちょっと悲しくなってしまいました)

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2006.01.15

コンサドーレ札幌キックオフ2006


コンサドーレ札幌応援日記

2006年01月15日(日)
「コンサドーレ札幌 キックオフ2006」(札幌ドーム)

ついに本日、2006年式コンサドーレ始動です。 というわけで、札幌ドームまでイベントを見に行ってきましたよ。

詳しくはこちらを見てね。
超私的 コンサドーレ札幌 応援日記
http://homepage3.nifty.com/dole/

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2006.01.14

取材商法


数年前、サラリーマンをやめて独立した知人がいます。

独立直後は厳しかったようですが、最近は大企業のお得意さまもできて、それなりに順調なようです。

で、仕事をしているふりをしながら彼の会社のサイトを見ていると、「弊社の記事が雑誌に掲載されました」との記述が。

すげぇ! ばりばりの芸能人と対談してる写真がある。 立派な若手実業家に見えるぞ。

……でも、こんな雑誌、一度も聞いたことないなぁ。
 
 
てなわけで、さっそくググってみました。

雑誌の基本的なスタンスはこんな感じらしい。

一般の書店では売っていない月刊誌。銀行や病院の待合室で読める。
芸能人がインタビュアーとして地域の中小企業や個人事業主と対談。
毎号200人ほどの経営者が紹介される。
検索すると、「○○誌に掲載されました」と書いてある中小企業のサイトが山ほどでてくる。


うーーん。いろんな意味で微妙。あやしげな雑誌だなぁ。アンダーグランドの香りもするぞ。

で、さらに、調べてみる。
 
 
取材依頼のFAXが中小企業宛に大量にばらまかれるらしい。
なんとびっくり、取材される側に取材費が請求されるらしい。
その額は6万円とちょっとくらい?
 
 
そーかー。 出版社の方から、取材される側に対して取材費を請求するんだぁ。

芸能人を連れてくれば、応じる人も多かろう。こーゆー商売の方法もあるんだねぇ。目からウロコ、勉強になりました。

ただ、最大の問題は、一般の人がほとんど目にすることがない雑誌であることですな。(銀行のフロアでこんな雑誌を誰が読む?)。取材される側から見たら、「取材費」は「広告費」だと思えばいいわけですが、取材自体よりも「取材されました」と宣伝できることを考えればいいのかもしれません。 ……しかし、下手に宣伝すると、「あの会社、あんなインチキ雑誌にだまされてやがる」と思われる可能性もありますが。

業種にもよるだろうけど、「ホットペッパー」みたいなフリーペーパーに広告出した方が効果あると思うな。
 
 
あなたが個人事業主なら、明日突然「取材させてください」てなFAXや電話が来るかもしれませんよ。彼らは獲物を求めて北海道にまでやってきます。悪徳とはいいませんが、あまり意味の無い金を請求されるだけなので、気をつけましょう。

ググッて出てきたうち、わかりやすいサイト
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2006.01.13

科学技術倫理とスーパーロボット

先日北大で聴いてきた科学技術倫理に関する講義で、おもしろいお話がありました。科学研究と科学者の倫理の問題を、「鉄人28号」に例えてモデル化する考えがあるそうです。素人にはちょっと抽象的で難しいお話も、こーゆー具体例でモデル化してくれると簡単に理解できたりします。 というわけで、私も科学技術倫理のモデル化について考えてみました。
 
 
 科学技術が人類社会の進歩に対して果たしてきた貢献については誰もが認めるところである。一方、急激な科学技術の進歩が社会に対して強制する自然観や生命観、倫理観の転換への反発、専門家内の閉鎖的で不透明な意思決定などに対する不信など、一般市民の間には科学技術に対する負の感情も根強い。
 いまや高度に専門家した科学技術の倫理についてこのような一般市民の感情をふまえた上で考察する際、科学技術という抽象的な対象を市民にも理解しやすい具体的な例に投影した上でモデルとして考察する事が有効である。以下は、科学技術とそれを扱う科学者の倫理について、日本人の深層心理に深く刻み込まれている科学技術の象徴としての「スーパーロボット」に例えた上で考察した結果である……というのは大げさですが。
 
 
その1 鉄人28号モデル

「科学研究に善悪はなく、それを利用するものにより善悪が決まる」という、今からちょっと前に流行った科学技術倫理のモデルを「鉄人28号モデル」と呼ぶのだそうです。

鉄人28号を科学と例えると、鉄人(科学)自体に意思も善悪も責任なく、コントローラを持つ人の操縦(技術の応用)しだいで善悪が決まるというわけですな。

なるほど。非常にわかりやすいモデルです。

この調子で、他のスーパーロボット達も、同じような文脈で語れるような気がしてきましたよ。
 
 
その2 マジンガーZモデル

私らの世代で最も燃えたロボットと言えば、「マジンガーZ」(Wikipedia)です。

文字通りのマッドサイエンティスト、兜十蔵博士が私財を投じて完成させたスーパーロボットが「マジンガーZ」です。死の直前、彼は溺愛する孫(兜甲児)にZを与え、こう言い放ちます。「おまえは無敵だ!神にも悪魔にもなれるのだ!うはははは」 (まんが版)

いいねぇ。マッドサイエンティストはこうでなくっちゃ。

それはともかく、Zは神にも悪魔にもなる事が可能であり、その責任はパイロットにあるという点で、科学倫理のモデルとしては前述の鉄人と同様です

しかし、Zは鉄人とは違いパイロットが直接ロボットに乗り込むわけで、Zがピンチの時は当然兜甲児も危機に陥るわけです。科学者が結果に対してより当事者となる点において、鉄人よりも新しい科学倫理モデルといえるかもしれませんね。
 
 
その3 ガンダムモデル

ガンダム」がスーパーロボットとして画期的だったのは、ロボットを体系の中の一兵器、パイロットを一兵科として描いた事です。ですからガンダム以外にもたくさんロボットは出てきますし、主人公のアムロもシリーズの中で多くの機体を乗り換えます。

これは、ガンダムを科学技術に例えると、プロジェクト化、サラリーマン化した科学者の姿、または複雑化した社会の中における膨大な種類の科学技術の分業化などをモデル化したもの言えます。たぶん。

しかも、ガンダムをはじめとするロボット達の性能や数は国力に直結し、人類の半数を死に至らしめた大戦争の帰趨を決する重要な役割を担います。社会基盤の技術や巨大科学に代表される、経済力や軍事力に直結した現在の科学技術の姿をモデル化するのに最適ですな。きっと。
 
 
その4 エヴァンゲリオンモデル

現在の科学技術は、科学者達のコントロールを離れ暴走しつつあると言う人もいます。

暴走するスーパーロボットと言えば、そう「エヴァンゲリオン」です。(「イデオン」でも可)

国家予算なみの莫大な予算が投入され、見るからに怪しい人たちが支配している国際機関において運用される、まさに現代の巨大科学を象徴したモデルですな。

さらに、勝手に暴走して暴れるわ、敵を食って取り込んでしまうわ、少年少女を狂わせるわ、現代科学技術倫理のモデルとしてこれほどふさわしいロボットはいないでしょう。
 
 
てなわけで、科学技術倫理について語る際、スーパーロボットに例えたモデル化は非常に有効であるわけです(ホントか?)。

こんな感じで「アニメで語る科学技術」なんて本を書いたら、売れそうな気がしてきたな。

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2006.01.11

月刊マイクロソフト1月号

先日、前倒しで緊急パッチが出たばかりですが、通常の月刊パッチもスケジュール通りきちんと出ました。


マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS06-002,003)(1/11)(@police)
MS月例アップデート、WindowsとOutlookの脆弱性に対処(IT Media)

2006 年 1 月のセキュリティ情報(microsoft)

今回は2件。前倒し分と合わせて3件、全て「緊急」。さっさと適用しましょう。
 
 
さて、先日の前倒しパッチ「WMFの脆弱性」。
かなりヤバイ脆弱性だということで、さすがのマイクロソフトも反省したのか、ソースの徹底調査を行うことにしたそうです。

MS、自社製品のコードを徹底調査へ----WMF脆弱性を受け(ZDNet Japan)
 
 
……と言ってる間に、たった数日でまたまた新たな脆弱性が発見されたようですよ。

緊急パッチから数日、WMFに新たな脆弱性(IT Media)

とりあえず、リモートから任意のコードを実行させることはできないようですが、DOS攻撃が可能らしいです。

マイクロソフトも苦労が耐えないねぇ。

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監視カメラ

新生児誘拐事件についての報道で、容疑者の車を追いかけるのに「Nシステム」が大活躍したとの報道が、しつこいほどなされています。

また、犯罪のターゲットにされがちな児童の保護のため、通学路に監視カメラを設置しようという動きも盛んらしいですな。Nシステムに代表される監視カメラの類って、犯罪防止や容疑者逮捕に効果があるんですかね?
 
 
一方で、監視カメラ社会を嫌う人々もいます。

例えばこの人。

通学路のカメラ設置を批判 田中康夫長野県知事(goo ニュース)

「県教委の試算では、中山間地域が8割を占める長野県内の小、中、高校など計702校に4台ずつカメラを設置すると、経費が計約8億4000万円に上る。田中知事は「これだけの費用があれば警備員や警察官も増やすことができるかもしれない」とも述べた」……正論です。

8億円という金額の正確性についてはわかりませんが、まずは費用対効果を考えねばならないという考え方は正しいですな。限られた予算の中で多数の児童を確実にまもらねばならないからこそ、「まずは監視カメラ」という思考停止は避けなければなりません。

また、こんな記事もあります。

増加し続ける監視カメラに反旗を翻すハッカーたち(hotwired)
増加の一途をたどる監視カメラに抵抗するハッカー達(スラッシュドットジャパン)

「西洋社会は人々によって正当化された警察国家となり、説明責任を負おうとしないエリートに支配されようとしている」
「われわれにはこれを方向転換させるのに十分な技術的知識がある。連中を公衆の面前に引っ張りだし、彼らについてわれわれが知っていることをすべて公表して、監視されるとどういう気分になるかを教えてやろう」

……かっこいい。いくつになっても、こーゆー思想に共感できる人間でいたいな。さすがにこの年になると、ここまでストレートにはなれないけど。
 
 
さて、私もNシステムをはじめ監視カメラについては嫌悪感を感じています。それを前提として、自分なりに監視カメラについて脈絡無くいろいろ考えてみました。
 
 
その1 本当に監視カメラは犯罪予防に効果あるのか?

確かにNシステムは犯人逮捕につながりました。通学路にカメラがあれば、変質者を後から特定して逮捕できるかもしれません。

しかし、ちょっと考えればわかることですが、カメラは犯人逮捕につながっても、犯罪の「予防」にはほとんど効果がありません。

「カメラがあるから犯罪をしない」ような中途半端な悪人は、もともとそれほど問題ではありません。本当に怖いのは、「カメラがあれば犯罪しないだろう」という常人の常識が通用しない狂った犯罪者、もしくはきちんとカメラを避ける計画的な犯罪者のはずです。

いま求められているのは、「犯人逮捕」よりも「犯罪予防」です。その観点からみれば、同じお金を使うのならば、監視カメラよりもガードマンや通学バスの整備の方が優先でしょう。田中康夫もたまにはまともな事を言うね。
 
 
その2 そのカメラは誰のもの?

私が監視カメラに嫌悪感を感じるのは、そのカメラの向こうで誰が、なんのために見ているのかわからないからです。

Nシステムのカメラの向こうには、警察や公安のコンピュータがいて通過する全ての車のナンバーを無差別に記録検索しています。警察(政府)を信用するかどうかは別にして、監視もとは一応あきらかで、ましな部類といえます。

しかし、そこらへんにあるカメラは、いったい誰がみているのか、ほとんどの場合明らかにされていません。建物の中にあるカメラはまだしも、道路を見張っているカメラは誰がみている? 警察? 自治体? 町内会?

カメラを設置した人にはそれなりの理由があるのでしょうが、映される側には関係ありません。悪人がカメラを設置して、被害者を物色している可能性だってあります。まずは、カメラの設置元を表示する決まりが必要でしょう。話はそれからです。
 
 
その3 情報保護ポリシーがない

今どき、個人情報を扱う場合、その扱いが個人情報保護法に引っかかるかどうか関係なく、個人情報保護ポリシーを掲示するのが当然です。なのに、個人情報であるはずの顔の映像が映った監視カメラの録画データについて、何らかのポリシーが掲示されているのを見たことがありません。Nシステムも同様です。

私がいつどこにいたのかが記録されたデータを、なんに使うのか、誰がつかうのか、いつまで保存されるのか、このへんのポリシーが公開されない限り、私は公共の場での監視カメラの乱用には反対です。

今はまだそれぞれのカメラの画像を別々の人間が監視してるのでしょうが、近い将来、コンピュータが多くの画像を同時に分析、自動的に顔を判別するシステムができるでしょう(もうあるかも)。そうなれば、全ての人が、いつどこにいて何をしていたのか、データベース化されます。そのこと自体の是非はおいといても、そのデータの取り扱いポリシーは必要でしょう、やっぱり。
 
 
その4 管理者のアリバイとセキュリティ業界の利権

「また事件が起きた! 何らかのセキュリティ対策をせねばならない! 予算はあるから」……というとき、責任ある立場の人は、何を行うでしょう?

たいていの場合、お役所仕事いうものは融通が利きません。予算も一過性のもので、恒常的なものはなかなか難しかったりします。

しかし、ガードマンとかスクールバスは、毎年毎年予算が必要です。

すると、もっとも簡単なのが、カメラを設置することです。とりあえず目に見える形で予算を消化できますから。たとえ来年度以降に予算が足りなくなって、画像を監視する人を確保できなくなっても、外からはわかりゃしません。

あと、警察官が多数天下っているセキュリティ機器業界が、今をチャンスと学校や自治体に強烈な売り込みをかけているはずです。で、もっともてっとり早く売りやすいのが、人材確保難や体制の構築が難しいガードマンの常時派遣サービスなんかより、メーカー製品をちょっと改造したカメラでの遠隔監視システムだろうなぁ……というのは、単なる妄想ですよ、ええ。
 
 
てなわけで、本当に脈絡がなくなってしまいました。

特に結論めいたことは無いのですが、強いていえば「大事なことだからこそ、思考停止しないで費用対効果を考えましょう」ですかね。ついでに、プライバシーの問題も、安全と同じくらい大事です。

つづく。 ……たぶん。

 

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2006.01.09

政府がマスコミを指導すべき?


政治ネタはあんまり好きでは無いのですが、ちょっとびっくりしたので。

中国が狂ってしまったようです(共同やサンケイが嘘を言ってなければ)。

日本に報道規制を要求 中国「対中批判多すぎ」(共同通信)
日本に報道規制を要求 中国「対中批判多すぎ」(サンケイ)

中国外務省の崔天凱アジア局長は9日、北京での日中政府間協議で「日本のマスコミは中国のマイナス面ばかり書いている。日本政府はもっとマスコミを指導すべきだ」と述べ、日本側に中国報道についての規制を強く求めた。……だそうです。
 
 
おまえが言うかぁ……などと、ありがちな事はいいませんよ、私は。
 
 
それぞれの国や民族にはそれなりの歴史とか事情とかがあるわけで、人権とか報道の自由とか、世界中すべての国が同じ原則に従うべきだなどとは、軽々しく言えないと思います。

だから、報道の自由などについてあからさまに制限している国(はっきり言ってしまうと中国)に対しても、個人的に激しい嫌悪感は感じても、日本と同じ制度にすべきだと外から口を出すのはお節介かなと思っていたわけです。

逆に言うと、あれだけ世界中から「人権人権」と激しく責め立てられても、われ関せずで我が道を突っ走っている中国という国は、そのあたりの「報道の自由に関する反グローバリズム」を貫いていて、ある意味立派だと思っていました。(中国国民には同情しますが)
 
 
しかし、どうやら買いかぶりすぎだったようです。

建前だけかもしれませんが日本では「報道の自由」が制度上は整備されているわけで、それを知らないわけでもないだろうに。せめて「日本のマスコミは……」と言えばいいものを。

それを、秘密の場ならともかく、結果が公開される会議において、日本政府に対して「政府は報道を制限しろ」とおおっぴらに公言すると言うとは……単なる自分勝手なバカだったんですねぇ。

今まで中国の外交は老獪であり、それゆえ相手をするのは大変だと思っていたのですが。なんにも考えていない力押しのみの単なるバカだとすると、それはそれで別の意味でおつきあいが大変そうだなぁ。
 
 
話はかわって

ちなみに、サンケイの天敵、朝日のこの件にかんする報道はこれ
日本の「中国脅威論」に懸念表明 局長級協議で中国側(朝日)
日本の「中国脅威論」に懸念表明 局長級協議で中国側(gooニュース)

意外と普通。「報道の自由」と「日々の主張」の間で葛藤しているのね。マスコミがこの件について中国の主張を擁護するのは難しいでしょう、さすがに。
 
 
今回の件はともかく、普段からもっともっと新聞によって意見が異なる世の中の方が楽しいと思うな、私は。朝日もサンケイも読売も、他紙や世論なんざ気にせずに、堂々と自説を主張してくれ。他紙のことを批判しまくってもいいぞ。そーゆー姿勢こそ、真の報道の自由を守ることにつながるのだから。
 

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屋上緑化

唐突ですが、「屋上緑化」について。

ちょっとプライベートで調べ物をしたのですが、そのまま捨てちゃうのももったいないのでここに書きます。

ここ数年、ビルの屋上に緑の庭園をつくってしまう「屋上緑化」というのが流行っているそうです。

屋上緑化は、国の「新・生物多様性国家戦略」(平成14年)の中でも推進するとうたわれ、国道交通省の「エコビル整備事業」や「工場立地法規則」などにより、いろいろ便宜が図られているようです。また、「東京における自然の保護と回復に関する条例」のように、屋上緑化を義務づける自治体もあります。

当然、建築業界などにとっては美味しい話で、群がるようにその筋の技術を宣伝しているわけです。

で、一般に、屋上緑化の効果として期待されているのは、以下の項目です。

ヒートアイランド現象の緩和
 都市部の気温が上昇する「ヒートアイランド現象」の原因は、「都市活動に伴う排熱」に加え「緑の喪失」であると考えられています。  植物は光合成と同時に葉から水分を蒸発させる「蒸散」を行い、植物の周りから気化熱が奪われます。屋上緑化による緑の増加は、気温上昇を緩和につながることが期待されています。

 根拠は、例えばこのへん。いろいろ条件はあるが、きちんと緑化すれば確かに効果はあるらしい。
屋上緑化のヒートアイランド緩和効果(東京都環境科学研究所 2004年)
 
ビルの省エネ等
 屋上緑化には、ビルの外壁に対して断熱効果があります。また、紫外線等による建築物の劣化防止効果があります。これにより、ビルの空調等の省エネやビルの長寿命化が期待できると言われてます。

 ……とは言われていても、長期にわたったビルの劣化状況を調査した結果なんてあるのかね?
 
大気浄化
 緑には大気の浄化機能があり、屋上等緑化で市街地に緑を増やすことにより、その効果が高まる事が期待されます。

……これも、どの程度効果があるのか、数値的な研究はあるのかね?
 
生態系の復旧
 屋上庭園を適切に配置することにより、公園や街路樹などと合わせて、様々な生物の移動経路となります。農村から都心部まで連続した生態系の保持が可能になります。

根拠はこのへん。都心部の屋上庭園でも、チョウチョとかたくさん飛んでくるらしい。それをもって”生態系の保持”と偉そうに言えるのかどうかは疑問ですが。
生物相の回復の実態(国土交通省屋上庭園)
 
癒し
 緑は、人間にとってそれ自体が癒しの機能を持ちます。緑の機能を有効活用することは、都会に住む現代人にとって非常に意味があることです。

 ……根拠はなくても、おそらく事実でしょう。人間の心理として、緑は少ないよりは多い方がいいに決まってます。それを数値化できないのが悩ましいところですが。

 
 
 てなわけで、直感的には、屋上緑化はいいことずくめであり、積極的に推進されるべきものと思われます。しかし一方で、効果に対する疑問の声が多数あがっているらしいですよ。

コストの問題
 屋上を緑化するためのコストは、設計、材料、工事費を含め1平方メートル当たり約2万円程度です(2004年)。2~3年前に比べて約8割の水準にまで低下しましたが、まだまだ決して安価とは言えません。また、これはドイツの約2倍であり、日本の建築業界の高コスト体質が障害となっています。
 さらに、水や肥料、植物の手入れのコストが定期的に必要となります。緑化による建物の傷みの問題もバカにならないはずで、これもコストにつながります。果たして、これだけのコストに見合うだけの効果があるのか、詳しい研究が待たれているのが現状です。

ソースはこのへん。
都市環境改善の視点から見た建築物緑化の展望(日本政策投資銀行 2004年)
 
 
はたして、屋上緑化がヒートアイランド対策になるのか?
 最近の研究で、国内の屋上緑化に広く利用されている植物「セダム」は、ヒートアイランド抑制にはほとんど効果が無いことが明らかにされました。セダムは、雨水だけで育ち水やりの手間が省けることから、ここ数年、屋上緑化用として急速に普及しまし、地方都市の病院や学校の屋上にも広く使われています。
 セダム以外にヒートアイランド現象の緩和に役立つ植物は確認されています。しかし、このような植物は水分を与えてやる必要があり、コスト高に結びつきます。
 
ソースはこのへん。
屋上緑化のヒートアイランド緩和効果(東京都環境科学研究所 2004年)
  
  
管理の問題
 都会の中で孤立した屋上庭園の維持は、恒常的な管理が必要です。管理会社の倒産などで管理が行き届かなくなると、早々に荒れた雑草地になることが予想されます。悪臭や害虫の発生源になる可能性もあり、管理義務の確立が必要です。

てなわけで、国も自治体も建設業界も美味いことばっかり言ってるけど、費用対効果の面から見たら、屋上緑化が果たしていいものなのかどうか、いまだに結論がでてないみたいです。ドイツと比較してコストが2倍のものを、お上から推進されてもなぁ。

だいたい、屋上緑化に多く利用されている植物が、実はヒートアイランド現象の抑制に役立っていなかったというのは、政府や業界が実はいままで何も考えずに緑化を進めていた、という事なわけで、もっと真剣にやれと言いたいね。
 
 
無機的な都市空間を何とかしようということで、無駄に放置されている屋上空間を、とりあえず有効に利用しようという発想は、間違っていないと思う。ただ、その効果とかコストとかを論じないまま突っ走ってしまうのがどうかと思う。私は、屋上緑化を推進するなら、ヒートアイランドとか生態系とか小難しいことを言わず、「緑があれば癒やされるでしょう?」と心理的な物を前面に出した方がいいと思うな。
 
 
脱線しますが、どうせ屋上を緑化するのなら、日本の文化の根元にして日本人の心のふるさと、日本固有生物の巣窟でもある究極の人工湿原である「水田」だと思うな。「屋上水田」だ。池の効果も相乗され、ヒートアイランド現象抑制は間違いなし。コストとして水道代もかかるし、田植えとか世話も大変だろうけど。ビルのジャングルの中でも、隣のビルの屋上をみれば、稲穂が揺れカエルが鳴いている……いい環境だと思うけどなぁ。


おまけの疑問。

屋上緑化って、屋上に太陽電池を設置しようという政策と真っ正面からぶつからないのかな?

(1月9日 読み直してみると、酔っぱらって勢いで書いた文章があまりにアレだったので、少々なおしました)

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2006.01.07

月刊マイクロソフト1月号 早刷り版

年末年始にかけて大きな噂になっていたWindowsの非常にやばい弱点、所謂「WMFの脆弱性」について、マイクロソフトがやっと重い腰をあげました。通常の月例アップデートとは別の、緊急措置です。

マイクロソフト、「WMFの脆弱性」に対する修正パッチを緊急リリース(INTERNET Watch)
Microsoft、WMF脆弱性パッチを前倒し公開(IT Media)
マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(@police)

セキュリティホール memo 20051228

2006 年 1 月のセキュリティ情報(Microsoft)
MS06-001 : Windows の重要な更新(Microsoft)
 
 
お正月休み直前くらいから、ヤバイヤバイと言われつづけてきた脆弱性です。実際にこれを使った悪のサイトが多数出現しています。俗にいう「ゼロデイ」という奴ですな。


で、今までの簡単な経過。

「マイクロソフトの対応が遅い!」と世界中で騒がれていたわけですが、マイクロソフトはのんびりと1月中旬の定期アップデートで対応するつもりでした。

MS、月例パッチでWMF脆弱性に対応へ--専門家は進展の遅さに懸念を表明(CNET Japan)

それに業を煮やした第三者が自分でWindowsのパッチを作成し、それが世界中にでまわってしまいました。

Windowsの脆弱性をめぐって異例の事態に--専門家が非公式パッチを推奨(CNET Japan

さらに、マイクロソフトの正式版ではないテスト用のパッチまで、どこからか流出し出回ってしまいました。

「WMFの脆弱性」修正パッチのプレリリース版が流出(INTERNET Watch)

……緊急Windowsアップデートは、マイクロソフト自身がWindowsのバージョンをコントロールできなくなるのを恐れたせいなのかしれないなぁ。
 
 
なんにしろ、世界中でこんなに大きな騒ぎになるほどのヤバイ脆弱性です。さっさとWindowsアップデートしておきましょう。
 
 
おまけ。

予想通り、今回の更新のナンバー「MS06-001」に反応している人がおおいな、スラッシュドットは。世の中ガンダムオタクばっかりだ。

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2006.01.05

いぬ日記 歯抜け編


絨毯の上に白く小さな物体が落ちていたので、拾ってよくよく見てみると「小さな歯」。

あわてて、さくら(生後4ヶ月)の口をこじ開けてみたところ、前歯が一本無い! さらに、他の歯もグラグラ。

人間でいうと、ちょうど小学校入学のお年頃なんですかね。 体もずんずんでかくなっているし、犬の成長がこんなに速いとは思いませんでした。

てなわけで、3回目のワクチンも終わり、他の犬と接触してもいいということなので、とりあえず身近な犬とあわせてみました。
 
060104a

実家の愛犬、巨大チワワ「ロン」(5歳♂)との遭遇
 
 
チワワの方は意識しているみたいですが、さくらの方は全く気にせずに相変わらずのマイペース。反応無しで、見ていてあまりおもしろくはありませんでした。 ケンカされるよりはいいか。

おまけ
 
060104b

ぷーさんに補食されつつある、さくらタン
 
 
……どーせバカ飼い主だよ。いーじゃねーか、かわいいんだから!
 


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2006.01.03

妄想「ホームセキュリティって効果あるのかな?」

犬をつれて近所を歩いてみて、改めて感じたのですが。

最近、警備会社のホームセキュリティサービスのステッカー(?)が貼ってある家が多いのね。あまり興味なかったので、今まで気づきませんでした。庶民の感覚としては、あのステッカーを見ただけで、「スゲェ、お金持ちだ」と思ってしまいますな。

でも、あのステッカーの効果について、ちょっと違和感を感じるのは、私だけですかね?
 
 
いきなりですが、お話はちょっと横道にそれます。

ネットワークセキュリティの分野では、企業のLANとインターネットの接続点付近にファイアーウオールや侵入検知システムがあるのは今や当たり前です。その存在をあえて外部に公開することはあまりありません。ましてや、利用しているファイアーウオール製品のメーカーやソフト名を公表することは、普通はありません。セキュリティ面の管理を委託しているメーカーさんの名前も、普通は公表しません。

どんな製品やサービスを利用しようと100%完璧であろうはずもなく、必ずなにがしかの脆弱製は存在するはずですから、わざわざ悪人に必要以上の情報を教えてやる必要はないわけです。

また別の問題になりますが、ファイアーウオール等さえ整備していれば安全、と思いこんでそれ以上の施策を行おうとしない困った企業もあったりします。
 
 
で、最初のホームセキュリティのステッカーのお話にもどります。

単に忍び込みやすい家を物色しているコソ泥なら、あのステッカーを見ただけでびびってしまうのかもしれません。でも、あえてその家をターゲットと定め、弱点を探っている悪人からしてみれば、わざわざ警備の情報を教えてやっている事になりませんかね? 警備会社の事務所のうち、最も近所の事務所がどの辺にあるのか、そして駆けつけるまで何分くらいかかるのか、この程度の情報ならちょっと調べればわかるでしょう。
 
 
ちなみに、ちょっと調べてみたのですが、警報がなってから警備員が駆けつけるまでの所用時間は、警備業法という法律と各都道府県の公安委員会により決められており、北海道の場合は通常で30分以内(市内だと25分以内)だそうです。

機械警備業者の即応体制の整備の基準等に関する規則(北海道公安委員会規則第1号 昭和58年1月13日)

第2条 警備員、待機所及び車両その他の装備の配置は、基地局において盗難等の事故の発生に関する情報(へき地等に所在し、かつ、基地局において盗難等の事故の発生に関する情報を受信した場合に近隣に居住する管理者に連絡して事実の確認をする等必要な措置を講ずることができると北海道公安委員会又は方面公安委員会が認めた警備業務対象施設に係るものを除く。)を受信した場合にその受信の時から30分以内(市の区域内に所在する警備業務対象施設にあつては、 25分以内)に当該現場に警備員を到着させることができるように行わなければならない。

長くて30分というのが、泥棒を阻止するのに長いのか短いのかは私にはわかりませんが、おそらく安心できる時間ではないでしょう。狙いを定め、それなりの準備をしている悪人なら、十分仕事ができる時間じゃないですかね。(芸能人宅に泥棒が入ったニュースで、警備会社が30分後に駆けつけたら泥棒は去った後だった、というのがありませんでした?)
 
 
もっと妄想してみます。私はかなりひねくれた人間なので、以下はひねくれた性格が生み出したあくまでも根拠の無い妄想です。

警備会社としては、悪人と警備員が対峙する危険性をできるだけ避けたいと思うのが人情じゃないですかね? もともと警備員さんは逮捕権もないし、あまり破壊力のある武器は持っていません。私が経営者なら、社員の安全第一をこころがけ、なるべく悪人と鉢合わせしないよう考えます。警報がなっても、悪人に十分逃げる余裕を与え、法律ぎりぎりの時間で社員を派遣したいところです。それを責められる人は少ないでしょう。

警報がなった家が留守の場合なら、家人が帰宅する前に警察に通報できれば、最低限の義務を果たしたことになるでしょうし。(実際に警備の契約内容がどうなっているのか、警備会社が何を考えているのかは知りません。あくまで妄想です)
 
 
さらに、こんどは泥棒の立場にたって想像してみます。ホームセキュリティを利用し、ステッカーを貼っているのは、基本的にお金持ちです。しかも、ホームセキュリティを導入している家は、それだけでかなり安心している事が予想されます。
 
 
てなわけで、もし私が30分以内に仕事を済ませられるくらい腕の良い泥棒なら、ホームセキュリティのステッカーが貼ってあるお金持ちの家を、集中的に狙いそうな気がするなぁ。ホームセキュリティのサービス自体の効果はともかくとして、あのステッカーを貼る事にどの程度の意味があるのでしょう?
 

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2006.01.02

コンサドーレ歴0011年 元旦


あけましておめでとうございます。

今年は本気でJ1昇格を狙う一年です。気合いを入れていきましょう。
 
 
さて、今年はコンサドーレ札幌というチームができてから丸10年。春から11年目のシーズンが始まります。

これは私だけではないと思うのですが、コンサドーレを応援し始めて以来10年間、私的な出来事はすべてコンサの歴史に絡めて記憶されるようになってしまいました。

例えば、車を買ったのはいつだったかな? とすぐには思い出せない時がありませんか? 私の場合、「そーいえば、車を買ったのはJ2でも最下位に沈んでいた頃だったなぁ」とコンサに関連づけられた記憶がよみがえり、これはすなわち「2004年だ」と思い出すわけです。
 
 
以下、すべてこんな感じ。

パソコン通信にはまっていたのは、Jリーグ開幕後、コンサドーレが札幌にできる前だから、1994年ころかな。

会社でインターネット関連の部署に配置されたのは、ちょうどコンサドーレが札幌に来た頃だから1996年。

前の車を買ったのは、バルデス3連発の厚別での川崎戦と同じ頃だから、1997年。

ついでに、あのジョホールバルのイラン戦も、私にとっては「コンサドーレ初昇格の年だから1997年」と記憶されていたりします。

ホームページという物を作ってみたのは、極寒の室蘭での参入戦で福岡に敗北、降格が決まった直後だったから、1998年。

結婚は、岡ちゃんとエメが再昇格を決めたあとだから、2000年。

社内で移動があったのは、再降格の後、ジョアンとウィルに期待していた春だったので、2003年。
 
 
さて、西暦2006年の今年は「コンサ歴11年」です。私生活でどんな出来事が起こるのかはわかりませんが、願わくば「コンサドーレ3度目の昇格」という出来事と結びついて記憶されますように。
 
 
この記事は、こちらのサイトと同じ内容です。
超私的 コンサドーレ札幌 応援日記
http://homepage3.nifty.com/dole/
 
 

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