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2005.11.18

ソニー謹製 悪のプログラム まだまだ続報

ソニーBMG社の音楽CDを聴いただけでパソコンに悪のプログラムをインストールされてしまう件。かなり大事になってきた模様ですよ。

これまでの経緯等、便利なまとめ情報はこちら。
The "Sony rootkit" case (セキュリティホール memo)
Sony製 楽曲付きRootkitCDのまとめWiki

まとめると、こんな感じ?


  • ソニーBMG の CD をパソコンで聴くと、パソコンにrootkit(悪のプログラム)が自動的にぶっこまれる

  • このプログラムは、元々の目的であるCDの不正コピーを防止するついでに、パソコンの内容を改竄しウイルス等に対して脆弱な環境にしむけ、聴いているCDの情報をソニーBMGに送信し、合法的なCDのコピーの際にも音質を劣化させてくれるらしい

  • ソニーBMGが批判されて仕方なく提供した対策パッチを適用すると、PCがクラッシュする場合がある

  • 社長が「ほとんどの人はrootkitとは何かを知らないのだから、気に掛けたりしないのではないか」などとふざけたコメントを発表し、火に油をそそぐ

  • 各国で訴えられる

  • このソニー製rootkitを利用して悪事を働くウイルスが複数発生

  • そもそも、このCDに入っているプログラム自体が著作権違反の盗作だった可能性が発覚。音楽の著作権を守るためと称して悪のプログラムを利用した企業自ら著作権を無視?

  • マイクロソフトを含むセキュリティ各社が、このソニー製rootkit自体をウイルスと認定、駆除を始める

  • このrootkitに感染しているPCは、全世界で50万台以上との指摘

  • ソニーBMG、問題のCDを回収・交換へ

  • ……


 
海外では大々的に報道されているようで、ソニーに対するボイコット運動なども盛り上がってるようです。
ワイアード・コラムニスト「ソニー製品ボイコットを」(hotwired)

たとえばここ。
Sory Electronics
このサイトの場合、Sony と Sory をかけてるわけですな。
 
 
とりあえず、問題のCDが回収されることで、事件は収束に向かうのでしょう(裁判とかは別にして)。しかし、著作権保護のあり方とか、ウイルスの定義だとか、企業のリスク管理とか、末永くいろいろ論議を呼ぶ事件なのは確かですな。
 
 
ところでこの事件、日本国内の一般のマスコミではあまり報道されないようですが、日本のパソコンもかなりやられてしまったらしいですよ。

XCP「rootkit」組み込みマシン、日本は最多の21万台?――専門家が指摘(IT media)

「少なくとも世界中で56万台以上のWindowsマシンにXCP「rootkit」が組み込まれ、そのうち日本のマシンは21万台を超えるという」……だそうです。

インターネット上では大きな話題になっているのに、日本の一般のマスコミはなぜ報道しないのだろう? 被害者を救済するためにも、もう少し事件について世間に知らしむ必要があるんじゃないかな。


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コメント

私はこの問題はここではじめて知りました。
ありがとうございます。

インターネット上で大きな話題になっていても一般のマスコミでは報道されないことって結構ありますよね。
マスコミって情報を売って収益を上げているものと考えるとスポンサー様のネガティブなことを扱いにくいのだろうなぁと思います。

投稿: 0x4E71 | 2005.11.18 10:41

コメントありがとうございます。
「日本の感染マシンは21万台」というのが、もし本当の事なら、今回問題になったCD以外の経由でも、この悪のプログラムが配られていたと考えないとつじつまが合わないような気がします。他のソ○ー製品、例えばバ○○とか、・・・。迂闊な事は言わない方がいいかな?
それと、この事件を報道しないのはマスコミは、ソニーと共犯といってもいいんじゃないですかね。こまったもんだね。

投稿: sapporokoya | 2005.11.20 02:21

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